「日常」が当たり前ではないこと

ナナホシテントウ(七星瓢虫) テントウムシ、とりわけ本種ナナホシテントウやナミテントウなどは益虫ということもあり、ややもするとグロい昆虫界においては例外のアイドル的存在であるようだ。 とはいえ彼らが獲物を貪る姿を見てしまうと、あぁやはりプレ…

されど我らが日々

コサメビタキ(小鮫鶲) 【スズメ目ヒタキ科】 窓外は「風薫る五月」。例年なら民族大移動の連休だが「されど我らが日々」なのは言うまでもない。やむなく放置していた画像群を整理しているのだが、かえって遠征欲求が高まってしまうのが難点ではある。 とい…

そしてツバメは戻ってくる

ツバメ(燕)♀ 【スズメ目ツバメ科】 幸か不幸かライフラインに関わる仕事なので、ヒゲボウズの日常は今まで通り。緊急事態宣言の元で多少は休めると思っていた目算は外れてしまった。 サクラの季節はいつがピークだったのか判らないままに過ぎていったが、…

三密避ければ楽しみようもあるさ

クルマのこと FIT CROSSTAR e:HEVの納車から2週間。COVID-19の影響で供給が遅れ装着できていないアッセンブリーがあるし、距離も思うようには伸びない。一ヶ月点検の時点でどれほど走っているのか少々心配ではある。 それでも市街地近郊での実燃費は27km/L…

我らが資質が問われる一ヶ月

スーパームーン前夜(月齢14.120) スーパームーンなる名称もしっかり定着した感がある。 明日の昼前に今年最大というよりは最接近の満月となるのだが、言うまでもなく真昼の満月は望むべくもない。さりとて夜明け直前の月撮影は昼の仕事に差し支えが生じる…

雨の納車

FITからよりFITへ 5年乗ったHonda FITはシリーズ三代目(ハイブリッドとしては二代目)。 発売直後から相次いだリコールが終息したと思われたタイミングで購入したのだが、走行中にエンジンとモーターが沈黙する事例を二回経験してしまった。原因が特定できず…

メジロ三昧の春うらら

【スズメ目メジロ科】 久しぶりの更新は、この時季定番の花樹とメジロ。 例年より早めに開花したのはマンション敷地内の河津桜と思しき早咲きのサクラ。あらかじめ決めていた枝端にメジロが来るのを待っての撮影。 大口径とは言い難いわが機材でも思いきり背…

オシドリ越冬池壊滅

先月後半のことだが、オシドリが越冬する雨水調整池の外縁で行政の手による草刈りが行われた。まずフェンス外側に手を入れた段階で三割ほどに減じたオシドリは、フェンス内側の作業が行われた段階で姿を消してしまった。定着しつつあった数年前に地元の方が…

あけましておめでとうございます。

皆様にとって良き一年でありますように。 滞りがちな更新ですが、よろしくお願いいたします。 初日の出 2007年から続けている元朝の定点撮影だが、14回目にして昇る太陽の輪郭を見ぬままとなってしまった。その後の快晴がなんとも皮肉ではあったが、むしろこ…

スコープで捉えた姿にウットリ

オシドリ(鴛鴦)♂ 【カモ目カモ科】 自宅近所の調整池に今冬もオシドリが来たのは既報の通り。4日前の夜明け前に目視したところ水面に30羽ほどを確認した。期待を胸に早朝から繰り出したのだが、あに図らんやオシドリの気配がない。デジスコからカメラを…

刹那の優美

アメリカヒドリ(アメリカ緋鳥)♂ 【カモ目カモ科】 近種のヒドリガモに混じっていることが多いのだが、本来は北米方面に渡るカモ。ベーリング海峡を挟んで、ヒドリガモはユーラシア、アメリカヒドリは北米方面と繁殖地から避寒地に至る生息域を分けている。…

エナガは紅葉に映えるか

エナガ(柄長) 【スズメ目エナガ科】 師走の声に紅葉林も見通しが良くなってきた。冬枯れの様相も間もなくだろう。そんな紅葉が散りかけた林を「カラの混群」が通過していく。筆頭はシジュウカラだがまず間違いなくエナガが加わっている。 紅葉を背景に似合…

オシドリ来るも藪の中

我が家近傍の調整池。オシドリの越冬はここ数年で定着した感があるけれど、今年もなんとか初認することができた。昨日の段階ではオス3羽にメス一羽。ブッシュの中なので見落としもあるだろうが、第一陣は毎年この程度。昨シーズンも最終的には50羽を数え…

水辺はカモの季節

ヒドリガモ(緋鳥鴨) 【カモ目カモ科】 インスタグラムにアップしたコガモの写真についてロシアの方からコメントをいただいた。そんなにカラフルなカモを見たことがないのだそうだ。一拍おいて気が付いた。そうか、繁殖地のロシアではエクリプスなのかと。 …

少しずつ秋色に

シジュウカラ(四十雀)♂ 【スズメ目シジュウカラ科】 立て続けの台風も影響しているのだろうが、色づく前の落葉が多いようだ。バードウォッチャーにとっては野鳥を見つけ易くなったことは有り難いのだが、近づく紅葉シーズンはどうなのだろう。 身近な野鳥…

小鳥の所作に癒やされる

ハクセキレイ(白鶺鴒) 珍しく連投となるが、ひときわ愛らしいハクセキレイの水浴びが撮れたので・・・・ ↑「さぁ浴びるぞ」とでも言いたげな飛び込みポーズ。水浴びシーンは珍しくないが、こんなポーズは記憶にない。 まずはゆったりと入浴。心なしか表情…

台風その後

イソシギ(磯鴫) 台風19号が去って六日目。東京神奈川の都県境を流れる多摩川ではその両岸にメガロポリスが忘れていた浸水被害が発生した。橋梁から見る河川敷の荒廃は川の暴れっぷりを今も尚留めている。 地元の小河川もさぞかし荒れただろうと思い込んで…

嵐の後の満月

台風19号(Hagibis)去る 川沿いの開けた土地は幾たびの氾濫で形成されているし、大地の起伏は地殻の運動で生じている。我らの住まう大地は連綿とした天変地異の過程に存在している。そんな当たり前のことを台風や地震の度に思い知らされる。 さて、台風一過…

逃げるが勝ちの自然災害

後先考えず避難を! 朝5時過ぎに豪雨の音で目が覚める。以来刻々風雨は激しさを増し続けている。 我家は高台のマンション。土砂災害に無縁とはいわないが、避難勧告の対象からは外れている。不安はライフラインだが、こればかりは手の出しようがない。 河川…

台風接近 侮るなかれ

栗名月は嵐に呑まれそう(月齢9.726) とうに過ぎてしまったが、10月2日は「望遠鏡の日」だそうな。1608年にオランダの眼鏡職人ハンス・リッペルハイなる人物が発明したことを記念しているらしい。かのガリレオ・ガリレイが木星の観測を行ったのが1610年なの…

小型の鷹と安全保障

ツミ(雀鷹)♀ 【タカ目タカ科】 オオタカやハイタカの近縁だけに猛禽としての貫禄は十分。だがその全高は30cmほどに過ぎず見慣れたハトと同じ程度の大きさ。一回り小型なオスに至っては27cmとヒヨドリとほとんど変わらない。 とはいえ成りは小さくてもタカ…

スズメ今昔物語

スズメ(雀) 【スズメ目スズメ科】 収穫間際の田圃で10羽ほどのスズメと彼らに倍するカワラヒワの群れを見かけた。今やカワラヒワにさえ数で負けているスズメの凋落に唖然とする。 そういえば黄金色の田圃でスズメの乱舞を見たのはいつだっただろうか。バッ…

インスタ映えは免罪符!?

ノビタキ♂(野鶲) 【スズメ目ヒタキ科】 2回続けてのノビタキ、今回登場のオスをバードウォッチャーは「のび太」などと親しみを込めて呼んでいる。 頭部や目の周辺が黒い鳥は撮り手泣かせだ。よほど光線状態に恵まれないと目が判らなくなってしまう。オナ…

夏鳥たちのエクソダス

ノビタキ♀(野鶲) 【スズメ目ヒタキ科】 9月から10月は山や高原で繁殖を終えた夏鳥たちにとって渡りの季節。ツバメは特定の場所に集結して集団で旅立つが、小型のヒタキなどは三々五々といった様子で去って行く。ほとんどは東南アジア方面への渡りだが、…

夜空も一気に秋めく

Harvest Moon 概ね満月(月齢15.044) 昨日も書いたけど、ジャストの満月は13時台だったので、日本や同じような経度の地域からは少々欠けた状態を拝むことになってしまう。などと思いつつも曇った日中を過ごすうちに満月のことなど忘れてしまっていた。 20時…

芋名月

名月は雲間を照らす 朔(新月)から数えて十五番目の夜が満月とは限らない。今宵は満月ひとつ前の小望月。より正確を期すなら明日の13:33頃が満月ピークなので、明晩の月の出あたりが最も丸い月となる。 何年かぶりで東を昇る名月を撮ろうと朝から仕事車に機…

久々の台風に右往左往

台風15号接近 家族の送迎にクルマを出そうとしたところ、突然の日照り雨。台風前にキツネのお嬢さんは嫁に行くのかなどと馬鹿なことを考えていたら、一瞬の後にはバケツをひっくり返したような土砂降りとなった。せいぜい10分程のことだったが、台風からの風…

チョウゲンボウのアーバンライフ

チョウゲンボウ(長元坊) 【ハヤブサ目ハヤブサ科】 周囲の勧めもあり、少し前からInstagramを始めている。 当ブログとシンクロ出来ればよいのだが、実際は過去ログから漁ることがほとんど。多少は変化を付けたいと過去画像をHDから浚うことになるのだが、…

コジュケイは寄るな来るなでチョットコイ

利き腕の不調で鳥見から遠ざかっているので、例によってハードディスクを浚って画像を発掘。画像は初出だが、記事内容は過去にも触れたことが含まれている。ご容赦のほどを。 コジュケイ(小綬鶏) 【キジ目キジ科】 本来の生息地は中国南部。日本にはペット…

隣はなにをする人ぞ

夏の終章 朝からまとわりつくような湿った空気。時折降る雨が鬱陶しさに拍車をかける、「残暑」を絵に描いたような一日。と思っていたのだが、西陽とともに雲がちぎれ何やら秋めいたそよ風が吹いてきた。どれだけ暑さに喘ごうが、季節は歩み続けていたらしい…