インスタ映えは免罪符!?

ノビタキ♂(野鶲) 【スズメ目ヒタキ科】 2回続けてのノビタキ、今回登場のオスをバードウォッチャーは「のび太」などと親しみを込めて呼んでいる。 頭部や目の周辺が黒い鳥は撮り手泣かせだ。よほど光線状態に恵まれないと目が判らなくなってしまう。オナ…

夏鳥たちのエクソダス

ノビタキ♀(野鶲) 【スズメ目ヒタキ科】 9月から10月は山や高原で繁殖を終えた夏鳥たちにとって渡りの季節。ツバメは特定の場所に集結して集団で旅立つが、小型のヒタキなどは三々五々といった様子で去って行く。ほとんどは東南アジア方面への渡りだが、…

夜空も一気に秋めく

Harvest Moon 概ね満月(月齢15.044) 昨日も書いたけど、ジャストの満月は13時台だったので、日本や同じような経度の地域からは少々欠けた状態を拝むことになってしまう。などと思いつつも曇った日中を過ごすうちに満月のことなど忘れてしまっていた。 20時…

芋名月

名月は雲間を照らす 朔(新月)から数えて十五番目の夜が満月とは限らない。今宵は満月ひとつ前の小望月。より正確を期すなら明日の13:33頃が満月ピークなので、明晩の月の出あたりが最も丸い月となる。 何年かぶりで東を昇る名月を撮ろうと朝から仕事車に機…

久々の台風に右往左往

台風15号接近 家族の送迎にクルマを出そうとしたところ、突然の日照り雨。台風前にキツネのお嬢さんは嫁に行くのかなどと馬鹿なことを考えていたら、一瞬の後にはバケツをひっくり返したような土砂降りとなった。せいぜい10分程のことだったが、台風からの風…

チョウゲンボウのアーバンライフ

チョウゲンボウ(長元坊) 【ハヤブサ目ハヤブサ科】 周囲の勧めもあり、少し前からInstagramを始めている。 当ブログとシンクロ出来ればよいのだが、実際は過去ログから漁ることがほとんど。多少は変化を付けたいと過去画像をHDから浚うことになるのだが、…

コジュケイは寄るな来るなでチョットコイ

利き腕の不調で鳥見から遠ざかっているので、例によってハードディスクを浚って画像を発掘。画像は初出だが、記事内容は過去にも触れたことが含まれている。ご容赦のほどを。 コジュケイ(小綬鶏) 【キジ目キジ科】 本来の生息地は中国南部。日本にはペット…

隣はなにをする人ぞ

夏の終章 朝からまとわりつくような湿った空気。時折降る雨が鬱陶しさに拍車をかける、「残暑」を絵に描いたような一日。と思っていたのだが、西陽とともに雲がちぎれ何やら秋めいたそよ風が吹いてきた。どれだけ暑さに喘ごうが、季節は歩み続けていたらしい…

不快な夜は月もが禍々しい

居待月 近所のラーメン屋さんからの帰り道、東の地平を真っ赤な月が昇ってきた。帰宅後のベランダで、大気の揺らぎが落ち着く頃合いにフィールドスコープをセット。赤味こそかなり薄れたが、まだまだ禍々しい色を湛えた月が低空を睥睨していた。 デジカメの…

明治の大義と令和の正気

記念艦「三笠」(HIJMS MIKASA) 横須賀に「三笠」を訪ねてきた。司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」を読んで以来、いつかはと思いつつ今日になってしまった。名目上は記念艦だが氷川丸のように浮いているわけではなく、陸上に固定された状態で横須賀市三笠公園…

八月八日夕景

夕景と習い性 フロントグラスに展開した光景に気を取られ、駐車スペース探しも気ぜわしく駆け込みの一枚。数分ほどタイミングを逸した感もあるが、さすがに路駐は憚られたので致し方ない。 撮り終えてみればだからどうしたという類いの夕景。若かった自分な…

ウミネコはカメラ目線

ウミネコ(海猫) 【チドリ目カモメ科】 せっかくの日曜日だが猛暑に挫け、休日診療の通院以外は溜まった録画を見て過ごしてしまった。とはいえフォトブログを自認する以上は写真がないのも寂しものだ。ハードディスクを浚って数年前に種差海岸で撮影した画…

二割も巣立てばたいしたものだ

長く生きていれば多少の故障はあたりまえ。かくいうヒゲボウズもその一人。なのだが、またひとつ故障が加わった。ここしばらく利き腕の痺れに悩まされている。 重い腰を上げ受診し、症名も治療法(というかつき合い方)も判ったのだが、腕力と指先の反射神経…

我が家の庭にインベーダー

ガビチョウ(画眉鳥)特定外来生物 【スズメ目ヒタキ科】*1 参院選の投票やら他の雑用やらでグダグダ過ごしていたのだが、庭外がやけにかしましい。カーテンの隙間から覗いてみると生け垣でガビチョウがさえずっている。取るものもとりあえず、ガラス窓越し…

みなしごの健気に感情移入

カルガモ(軽鴨)ヒナ 【カモ目カモ科】 2羽の存在に気付いたのは先週末。流れが緩い辺りには数組のカルガモがいて、2羽のヒナが近づくと追い払う。やむなく流れの急な辺りで餌を探すのだが、観察中とうとう親鳥は現れなかった。 そして8日後の今日、同じ…

太陽は何処に在りや

ツバメ(燕)幼鳥 【スズメ目ツバメ科】 唯一休める日曜日はことごとく雨また雨。鳥見も当然ままならない。というわけでまたもやツバメの飛翔だが、毎度似たようなカットが続いてしまう。撮り手としては試行錯誤の過程だし、細部の描写という点では会心なの…

若ツバメ風雨を突く

柳の下のドジョウではないけれど、先週のオシドリらしきカモが気になって小雨けぶる水田を探し歩いた。カルガモはたくさんいたけれど、件のカモは見つからず。小柄なだけにこの一週間で伸びた稲に隠れて見落とした可能性もあるけれど、オシドリが本来過ごす…

WHO ARE YOU?

オシドリ(鴛鴦) 交雑? ♂エクリプス 【カモ目カモ科】 山階鳥類研究所よりオシドリ♂のエクリプスとご教示いただきました。交雑云々は不肖ヒゲボウズの勇み足だったので訂正させていただきます。図鑑で見るエクリプスは総じてメスに似ているので、繁殖羽か…

田んぼで子供が喧嘩する

ハクセキレイ(白鶺鴒)幼鳥のバトル 【スズメ目セキレイ科】 騒ぎに気づいたときは少しばかり距離があり、親鳥が幼鳥を追い払う「子別れ」かと思った。そっと距離を詰める間も戦い続ける両者。ファインダーで捉えてみたら2羽とも幼鳥じゃないか。 周囲には…

狩りからの帰還

「撮月見月」じゃないかとの声が聞こえてきそうな更新状況。野鳥撮影は早くも滞り、ハードディスクから過去同時季の画像を蔵出しする羽目に陥っている。盛夏に向かって夏枯れ必至なのに、前途多難なことだ。 チョウゲンボウ(長元坊)♀ 【ハヤブサ目ハヤブサ…

月に吠える

梅雨望月(月齢14.061) 近頃世間ではストロベリームーンと言うらしいけど、アホくさいなぁ・・・・ ホワイトバランスを「晴天」に設定。確かに月出直後はこんな色に見えた。だが赤や黄色に見えるのはあくまでも地球の大気による着色現象、いやむしろ脱色現…

Fly Me To The Moon

小望月夜 木星リベンジでベランダに機材をセットしたものの、大気の揺らぎは6/11の「衝」以来最悪のコンディション。あきらめて月撮りに切り替えた。 満月前夜、ユーミン歌うところの「14番目の月」というアレである。 撤収作業に取りかかったところで月と交…

雨の夜は音の惑星旅行へ

木星(Jupiter) 6月11日の「衝」以後最初の晴天夜6月13日に撮影した木星をコンポジット処理。 当夜は風が強く大気はユラユラ。百余枚撮ったなかでコンポジットの元となり得るカットは8枚しかなかった。 納得するには到底及ばない結果に、今月中に穏やかな晴…

梅雨晴の夜

十日夜(月齢10.064) 月齢10なので十日夜(とおかんや)としたけれど、朔(新月)を一と数える旧暦では十一夜とするのが正しいのだろう。何しろ久々に晴れた夜、許されたし。 ティコやコペルニクスが程良い陰影で見えるので、満月より今宵前後の欠け具合の…

葉上に赤鬼見つけた

コクサグモ(幼体)*1 葉上に張り巡らせたクモの巣は、雨滴ばかりを搦め捕る。張り方の要領が悪いんじゃないかと思ったら、奥に潜んでいたのは赤い幼グモだった。 マクロレンズで切り取ったのは横幅6〜7cm、奥行3~4cmほどの世界。 絞り込み被写界深度を深く…

仕舞いかけの長袖に腕を通す

梅雨寒 朝からしとしと小糠雨。少なくとも季節の始まりはいかにも梅雨らしい。 窓からは見えないが、生け垣の向こう側にひっそりとガクアジサイ。してみると、我が猫額庭の土壌はやや酸性に偏っているのだろうか。 蜘蛛の巣は小さな雨滴さえも絡め捕る。マク…

温帯モンスーンを実感する

関東地方も梅雨入り。昨夜は粘ったけど、木星見えなんだ・・・・ コシアカツバメ(腰赤燕) 【スズメ目ツバメ科】 先月撮影したツバメの飛翔画像の中にコシアカツバメが紛れ込んでいた。逆光で潰れたシルエットに違和感を覚えレタッチ補正してみたらツバメじ…

多摩zooへ

はたして何年ぶりだろうか、多摩動物公園を訪ねてきた。いやはや、起伏に富んだ歩き甲斐のある動物園で、己の加齢が息切れに拍車をかける。 散策メインながら少しは写真も撮ってみた。野鳥撮影が途切れがちになる梅雨から真夏、埋め草代わりに多摩動物公園の…

千鳥足はふらつかない

コチドリ(小千鳥) 【チドリ目チドリ科】 バードウォッチングを始めた頃、干潟や河原で出逢うコチドリの姿に魅了された。特に目を惹く色の羽衣ではないのだが、橙黄色のアイリングがキュートなのだ。 「ピオ」と聞こえる鳴き声がまた可愛いし。 画像にして…

衝と合

今夏は6/11に木星が衝、7/10は土星が衝となる。天候が許す限りは観望&撮影したいと考えているのだが、その前に「衝」とはなにか、ついでに「合」についてもおさらいしておこう。 衝(ショウ) 地球視点だと、太陽と真逆に惑星などの天体がある状況。 必然的…