水辺はカモの季節

ヒドリガモ(緋鳥鴨) 【カモ目カモ科】 インスタグラムにアップしたコガモの写真についてロシアの方からコメントをいただいた。そんなにカラフルなカモを見たことがないのだそうだ。一拍おいて気が付いた。そうか、繁殖地のロシアではエクリプスなのかと。 …

少しずつ秋色に

シジュウカラ(四十雀)♂ 【スズメ目シジュウカラ科】 立て続けの台風も影響しているのだろうが、色づく前の落葉が多いようだ。バードウォッチャーにとっては野鳥を見つけ易くなったことは有り難いのだが、近づく紅葉シーズンはどうなのだろう。 身近な野鳥…

小鳥の所作に癒やされる

ハクセキレイ(白鶺鴒) 珍しく連投となるが、ひときわ愛らしいハクセキレイの水浴びが撮れたので・・・・ ↑「さぁ浴びるぞ」とでも言いたげな飛び込みポーズ。水浴びシーンは珍しくないが、こんなポーズは記憶にない。 まずはゆったりと入浴。心なしか表情…

台風その後

イソシギ(磯鴫) 台風19号が去って六日目。東京神奈川の都県境を流れる多摩川ではその両岸にメガロポリスが忘れていた浸水被害が発生した。橋梁から見る河川敷の荒廃は川の暴れっぷりを今も尚留めている。 地元の小河川もさぞかし荒れただろうと思い込んで…

嵐の後の満月

台風19号(Hagibis)去る 川沿いの開けた土地は幾たびの氾濫で形成されているし、大地の起伏は地殻の運動で生じている。我らの住まう大地は連綿とした天変地異の過程に存在している。そんな当たり前のことを台風や地震の度に思い知らされる。 さて、台風一過…

逃げるが勝ちの自然災害

後先考えず避難を! 朝5時過ぎに豪雨の音で目が覚める。以来刻々風雨は激しさを増し続けている。 我家は高台のマンション。土砂災害に無縁とはいわないが、避難勧告の対象からは外れている。不安はライフラインだが、こればかりは手の出しようがない。 河川…

台風接近 侮るなかれ

栗名月は嵐に呑まれそう(月齢9.726) とうに過ぎてしまったが、10月2日は「望遠鏡の日」だそうな。1608年にオランダの眼鏡職人ハンス・リッペルハイなる人物が発明したことを記念しているらしい。かのガリレオ・ガリレイが木星の観測を行ったのが1610年なの…

小型の鷹と安全保障

ツミ(雀鷹)♀ 【タカ目タカ科】 オオタカやハイタカの近縁だけに猛禽としての貫禄は十分。だがその全高は30cmほどに過ぎず見慣れたハトと同じ程度の大きさ。一回り小型なオスに至っては27cmとヒヨドリとほとんど変わらない。 とはいえ成りは小さくてもタカ…

スズメ今昔物語

スズメ(雀) 【スズメ目スズメ科】 収穫間際の田圃で10羽ほどのスズメと彼らに倍するカワラヒワの群れを見かけた。今やカワラヒワにさえ数で負けているスズメの凋落に唖然とする。 そういえば黄金色の田圃でスズメの乱舞を見たのはいつだっただろうか。バッ…

インスタ映えは免罪符!?

ノビタキ♂(野鶲) 【スズメ目ヒタキ科】 2回続けてのノビタキ、今回登場のオスをバードウォッチャーは「のび太」などと親しみを込めて呼んでいる。 頭部や目の周辺が黒い鳥は撮り手泣かせだ。よほど光線状態に恵まれないと目が判らなくなってしまう。オナ…

夏鳥たちのエクソダス

ノビタキ♀(野鶲) 【スズメ目ヒタキ科】 9月から10月は山や高原で繁殖を終えた夏鳥たちにとって渡りの季節。ツバメは特定の場所に集結して集団で旅立つが、小型のヒタキなどは三々五々といった様子で去って行く。ほとんどは東南アジア方面への渡りだが、…

夜空も一気に秋めく

Harvest Moon 概ね満月(月齢15.044) 昨日も書いたけど、ジャストの満月は13時台だったので、日本や同じような経度の地域からは少々欠けた状態を拝むことになってしまう。などと思いつつも曇った日中を過ごすうちに満月のことなど忘れてしまっていた。 20時…

芋名月

名月は雲間を照らす 朔(新月)から数えて十五番目の夜が満月とは限らない。今宵は満月ひとつ前の小望月。より正確を期すなら明日の13:33頃が満月ピークなので、明晩の月の出あたりが最も丸い月となる。 何年かぶりで東を昇る名月を撮ろうと朝から仕事車に機…

久々の台風に右往左往

台風15号接近 家族の送迎にクルマを出そうとしたところ、突然の日照り雨。台風前にキツネのお嬢さんは嫁に行くのかなどと馬鹿なことを考えていたら、一瞬の後にはバケツをひっくり返したような土砂降りとなった。せいぜい10分程のことだったが、台風からの風…

チョウゲンボウのアーバンライフ

チョウゲンボウ(長元坊) 【ハヤブサ目ハヤブサ科】 周囲の勧めもあり、少し前からInstagramを始めている。 当ブログとシンクロ出来ればよいのだが、実際は過去ログから漁ることがほとんど。多少は変化を付けたいと過去画像をHDから浚うことになるのだが、…

コジュケイは寄るな来るなでチョットコイ

利き腕の不調で鳥見から遠ざかっているので、例によってハードディスクを浚って画像を発掘。画像は初出だが、記事内容は過去にも触れたことが含まれている。ご容赦のほどを。 コジュケイ(小綬鶏) 【キジ目キジ科】 本来の生息地は中国南部。日本にはペット…

隣はなにをする人ぞ

夏の終章 朝からまとわりつくような湿った空気。時折降る雨が鬱陶しさに拍車をかける、「残暑」を絵に描いたような一日。と思っていたのだが、西陽とともに雲がちぎれ何やら秋めいたそよ風が吹いてきた。どれだけ暑さに喘ごうが、季節は歩み続けていたらしい…

不快な夜は月もが禍々しい

居待月 近所のラーメン屋さんからの帰り道、東の地平を真っ赤な月が昇ってきた。帰宅後のベランダで、大気の揺らぎが落ち着く頃合いにフィールドスコープをセット。赤味こそかなり薄れたが、まだまだ禍々しい色を湛えた月が低空を睥睨していた。 デジカメの…

明治の大義と令和の正気

記念艦「三笠」(HIJMS MIKASA) 横須賀に「三笠」を訪ねてきた。司馬遼太郎の小説「坂の上の雲」を読んで以来、いつかはと思いつつ今日になってしまった。名目上は記念艦だが氷川丸のように浮いているわけではなく、陸上に固定された状態で横須賀市三笠公園…

八月八日夕景

夕景と習い性 フロントグラスに展開した光景に気を取られ、駐車スペース探しも気ぜわしく駆け込みの一枚。数分ほどタイミングを逸した感もあるが、さすがに路駐は憚られたので致し方ない。 撮り終えてみればだからどうしたという類いの夕景。若かった自分な…

ウミネコはカメラ目線

ウミネコ(海猫) 【チドリ目カモメ科】 せっかくの日曜日だが猛暑に挫け、休日診療の通院以外は溜まった録画を見て過ごしてしまった。とはいえフォトブログを自認する以上は写真がないのも寂しものだ。ハードディスクを浚って数年前に種差海岸で撮影した画…

二割も巣立てばたいしたものだ

長く生きていれば多少の故障はあたりまえ。かくいうヒゲボウズもその一人。なのだが、またひとつ故障が加わった。ここしばらく利き腕の痺れに悩まされている。 重い腰を上げ受診し、症名も治療法(というかつき合い方)も判ったのだが、腕力と指先の反射神経…

我が家の庭にインベーダー

ガビチョウ(画眉鳥)特定外来生物 【スズメ目ヒタキ科】*1 参院選の投票やら他の雑用やらでグダグダ過ごしていたのだが、庭外がやけにかしましい。カーテンの隙間から覗いてみると生け垣でガビチョウがさえずっている。取るものもとりあえず、ガラス窓越し…

みなしごの健気に感情移入

カルガモ(軽鴨)ヒナ 【カモ目カモ科】 2羽の存在に気付いたのは先週末。流れが緩い辺りには数組のカルガモがいて、2羽のヒナが近づくと追い払う。やむなく流れの急な辺りで餌を探すのだが、観察中とうとう親鳥は現れなかった。 そして8日後の今日、同じ…

太陽は何処に在りや

ツバメ(燕)幼鳥 【スズメ目ツバメ科】 唯一休める日曜日はことごとく雨また雨。鳥見も当然ままならない。というわけでまたもやツバメの飛翔だが、毎度似たようなカットが続いてしまう。撮り手としては試行錯誤の過程だし、細部の描写という点では会心なの…

若ツバメ風雨を突く

柳の下のドジョウではないけれど、先週のオシドリらしきカモが気になって小雨けぶる水田を探し歩いた。カルガモはたくさんいたけれど、件のカモは見つからず。小柄なだけにこの一週間で伸びた稲に隠れて見落とした可能性もあるけれど、オシドリが本来過ごす…

WHO ARE YOU?

オシドリ(鴛鴦) 交雑? ♂エクリプス 【カモ目カモ科】 山階鳥類研究所よりオシドリ♂のエクリプスとご教示いただきました。交雑云々は不肖ヒゲボウズの勇み足だったので訂正させていただきます。図鑑で見るエクリプスは総じてメスに似ているので、繁殖羽か…

田んぼで子供が喧嘩する

ハクセキレイ(白鶺鴒)幼鳥のバトル 【スズメ目セキレイ科】 騒ぎに気づいたときは少しばかり距離があり、親鳥が幼鳥を追い払う「子別れ」かと思った。そっと距離を詰める間も戦い続ける両者。ファインダーで捉えてみたら2羽とも幼鳥じゃないか。 周囲には…

狩りからの帰還

「撮月見月」じゃないかとの声が聞こえてきそうな更新状況。野鳥撮影は早くも滞り、ハードディスクから過去同時季の画像を蔵出しする羽目に陥っている。盛夏に向かって夏枯れ必至なのに、前途多難なことだ。 チョウゲンボウ(長元坊)♀ 【ハヤブサ目ハヤブサ…

月に吠える

梅雨望月(月齢14.061) 近頃世間ではストロベリームーンと言うらしいけど、アホくさいなぁ・・・・ ホワイトバランスを「晴天」に設定。確かに月出直後はこんな色に見えた。だが赤や黄色に見えるのはあくまでも地球の大気による着色現象、いやむしろ脱色現…