オシドリ今季も飛来

鴛鴦(オシドリ)

例年通りの地元雨水調整池。活動が活発な夜明け直後に50~60羽をカウントしたが、池畔のブッシュとの出入りが激しいので正確なところは判らない。ただ圧倒的にオスが多いことは確か。

オスの喧嘩や雌雄入り乱れての小競り合いが頻発していて,ペアリングに至ったケースは稀のよう。換羽未成の個体もチラホラ見かけるので、お見合いシーズンはまだまだこれからなのだろう。唯一見かけたペアも周囲をあぶれたオスたちに囲まれていた。

換羽中で飾羽も未成の若オス。あどけなさを残す姿にはメスならぬヒゲボウズが惹かれてしまった。いや、可愛い・・・・

ところで、例年のことだがこの越冬池では圧倒的にオスが多い。ひょっとしたらメスの群れが越冬する場所があるのだろうか?

月の徒然

十六夜(いざよい)

皆既月食天王星食のダブルイベントだった昨夜とは一転、今宵は風情ある不知夜月。

昨今はビーバームーンやブラッドムーンなどと海の向こうの月呼称が流行だけど、和名の呼称も情感豊かで好きだなぁ。

とは言え数百年ぶりの惑星食を見逃すわけにもいかず、昨夜は皆既月食の始終を追っていた。

皆既月食天王星

まずは皆既月食終了間際の惑星食。下部の小さな光点が月食中の月に隠れる寸前の天王星(Uranus)。

地球からの視点では小さな点にすぎない天王星だが、実のところ太陽系では木星土星に次ぐ大きな惑星。その直径は地球の約4倍、月に対しては14倍も大きな天体。月とのツーショットは天王星の遠さを実感できる一枚でもある。

月に隠れゆく天王星

そしてお約束の時系列合成。
昨年の「ほぼ皆既月食」を含め、これまで見た月食の中では最も暗かったように感じられた。それだけ本影の中心近くを通過したからだろうと愚考。


巷では鮮やかなオレンジ色の写真が数多く出回っているが、かく言う自分の機材でもド派手な発色に手を焼いた。レタッチで彩度をかなり落としたけれど、目視の印象はさらに暗く鈍い発色だったように感じられた。

何にせよ、この夜のページェントを目の当たりに出来たことは一生の宝ではある。

良きかな。

ハロ出現

昨朝のこと。太陽を取り囲む巨大な輪ハロ(Halo)が出現した。
日暈(ひがさ・にちうん)とも呼ばれるこの現象、発生原理はネットを検索すれば簡単に調べることが出来る。便利な世の中ではある。
で、ハロは雨の前兆であるらしいのだが、なるほど翌日(つまり今日)から天気は下り坂。宜なるかな

撮影はiPhone XR。ぎりぎり28mm相当の画角に収まった。もっとまともなロケーションで超広角レンズ+一眼レフならと思いはするが、仕事の始業直前とあってはやむを得ない。

きみ去りしあと

目白(メジロ

 気が付けば地元池のオシドリは去っていた。桜前線に追われるわけでもあるまいが、例年ソメイヨシノが開花する頃彼らはいなくなる。そして裏山では梅や河津桜系統の花樹が散り、ソメイヨシノが短い我が世を誇り始める。

f:id:Tpong:20220322184450j:plain

 花蜜狂のメジロたちにとってソメイヨシノは物足りないらしく、ぎりぎりまで河津桜系の花蜜に固執していた。メジロの嗜好は不肖ヒゲボウズの好むところでもある。つまりこの時季、越冬オシドリと花樹メジロという二つのテーマを失うこととなる。春はいろいろと寂しいものだ。

オシドリ夫婦の秘密

鴛鴦(オシドリ)

オシドリ夫婦の営みなどと書けば、なにやら背徳の気配が漂いかねない。とは言え比喩でないのは写真が語る通り。

f:id:Tpong:20220322184416j:plain

オシドリの相手は必ずしも毎年同じではないなどという無粋な現実はともかく、この行動が目立ってくると繁殖地への旅も間もなくだろう。そしてまた来季、若いオシドリたちを引き連れての越冬を期待させてもくれる。

f:id:Tpong:20220322184421j:plain

今季はシーズン中に池の保全工事が行われ、留まったオシドリは工事前の半数に満たなかった。むしろ警戒心の強い彼らが二十数羽とは言えよくぞ残ったものだ。その執着が来季の飛来を約束しているように思うのはトリ馬鹿のおめでたい思い込みだろうか。

謹賀新年

初日の出

 定点定時撮影16年目。一条の雲さえ無い地平からの初日は2018年以来。

定点撮影 2022初日の出 06:57

2022初日の出 定点撮影 06:58

暁月

 そのおよそ二時間前、今年最初の月が地平に現れた。

f:id:Tpong:20220101112740j:plain

2022/01/01 06:00 暁月

 明日の月出は日の出の僅か37分前。高度不足のうちに太陽のもたらす明るさに追いつかれる公算大。我が家からは観望できないかも知れない。

鴛鴦(オシドリ

 鳥見始めはここ数年の慣例となったオシドリが越冬する雨水調整池。波紋に差す朝日が美しかった。撮っている時は気付かなかったけど、真っ赤な実が浮いていた。

f:id:Tpong:20220101113040j:plain

オシドリ♂朝日差す

 浚渫工事が始まった影響か個体数がかなり減ったようだ。オシドリの越冬滞在は10月末から3月なので、行政は工事時期に配慮してほしいと思う。とはいえ池浚いは冬場が望ましいことも理解できるので、安易なお役所仕事ではなく誰ぞの苦渋の選択があったと信じたい。

 

 さて、ウイズコロナとしては二度目の年明け。
脱コロナを念じた昨年とは違い諦観ともとれる心持ではあるのだが、一方ではさほど悲観もしていない自分がいたりする。もはや老境といえる歳だ。どう足掻いてもその時は来るのだから,せいぜい今を疎かにするまいと思う程度には。

月食

ほぼ皆既月食という部分月食

 雲に阻まれつつも、なんとかなりました。

この赤銅色こそは皆既月食特有の現象なので、「ほぼ」という副詞もあながち大げさではないのだろう。

f:id:Tpong:20211119210021j:plain

 月食は[太陽]→[地球]→[月]の並びで直列することで起きる現象。地球の影に月がすっぽり入り込めば皆既月食、月の一部が影に入る現象が部分月食。あたりまえだが月食は満月でしか起こらないし、月食時の月は完璧な満月でもあるわけだ。

f:id:Tpong:20211119210024j:plain

 月食ショータイムが終われば中天の満月。地球の影を脱した月は僅かに欠け始めているのだが、その事実は写真右上部を見れば納得できる。

などと撮影データを弄りながら秋の夜は更けていく。