太棹はかたるやかなし

津軽三味線

 以前にも書いたけれど、パコ・デ・ルシアが拓いたスパニッシュギターの世界が好きだ。
そのスパニッシュギターの系譜に連なる沖仁もヒゲボウズ的再生履歴の上位常連。
パコの影響を受けたギタリストは大概そうなのだが、彼も異ジャンルとの共演に積極的。
そんな繋がりから聴くようになったのが津軽三味線上妻宏光

楔-KUSABI-

楔-KUSABI-

なかでもFragileは出色。この曲だけで我がiTunesには本家Stingをはじめ10曲ほど入っているのだが、個人的にはダントツの名演だと思う。

そして

NuTRAD

NuTRAD

いや、驚いた。

津軽三味線が・・・」とか「和楽器による・・・」といった前置きは不要だな。

津軽三味線の奏でる世界は音色・奏法ともにジャズっぽくそしてロック、という思いは懐かしき渋谷ジァン・ジァンで故高橋竹山を聴いて以来の変わらぬ印象。いや、ここに至ってジャンルを論うのはナンセンス。ただただ聴き入るばかり。

そろそろ花粉症対策が・・・・

 モズ(百舌)♀

 【スズメ目モズ科】
仕事で訪ねた住宅地では早くも梅がチラホラと。
花蜜に誘われたメジロの小群を蹴散らすが如く現れたのは、花とは無縁な印象のモズ。
ひょっとするとメジロを狙っていたのかもしれない。 

f:id:Tpong:20190119203646j:plain

 ↑ ブログ休眠中の蔵出画像。

小さな猛禽の異名を持つモズだけどそこはメス。
獰猛な形状のクチバシとはギャップのある優しげな面差しではあるな。


隣国雑感

 隣国の首長がかの国にも三権分立があると宣った。
かの国においては立法・行政・司法に感情権(あるいは「恨」)を含む四権分立ではなかろうか。

植え込みからひそひそ話

アオジ(青鵐)♂♀

【スズメ目ホオジロ科】
秋の深まりとともに現れ、春の終わりに去って行くのが里のアオジなので、都市近郊に住まう身にはもっぱら冬鳥の印象。
冬枯れの公園や里山を散策していると、植え込みや灌木の中から「ヂッ、ヂィ、ズィッ、ズィッ」と密やかな地鳴きが聞こえてくる。

ところが季語としてのアオジは夏の鳥とされているようだ。
夏の間は涼やかな山地で繁殖するのだが、その時期のオスのさえずりがなかなかの美声であるが故なのだろうか。
f:id:Tpong:20190110191551j:plain
↑ ガングロはギャルならずオスの証。

f:id:Tpong:20190110191550j:plain
↑ メスはといえばどこか優しげ。
稀に近種のクロジ(黒鵐)が群れに混じるのだが、メスの羽衣はちょっと紛らわしい。おそらくは、比較的レアなクロジを見たいという雑念が邪魔をしているのだろう。もしやと思ったところで99%はアオジに落ち着く。

主観ではあるのだが、我が家周辺では外来種のガビチョウが増えてからアオジやウグイスが減ったように思われる。
アオジの地鳴きやウグイスのホーホケキョが昔話にならなければよいのだが。

はや物欲が

ヘッドホンのこと

ヒゲボウズの場合、スマホの用途は7割方携帯音楽プレーヤー。
PCでiTuneを使っていることもあって、同期が楽なiPhoneに乗り換えた。
使ってみると添付イヤホンの音質がなかなか良いのだが、どうにも耳とのフィッティングがよろしくない。
さりとて以前から使っていたBluetoothイヤホンの音質は今ひとつパッとせず、物欲に抗えず気になっていたヘッドホンを入手した。

生産終了し、発売直後の半値まで落ちてきたので手が出せたというのが実情だけど・・・・

ハイレゾ再生は有線接続時のみの仕様だけど、幸か不幸かハイレゾ音源など持っておりませぬ。
通常の音源に関しては有線接続と無線(Bluetooth)の音質にそれほどの差異はない。映像だと再生遅延による音ズレがあるかもだが、音楽再生専用と割り切っているのでこの件不問。(そもそも我が家のTVはBluetoothに対応していないし)

で、肝心の音。

スパニッシュギターやジャズボーカルが主目的なヒゲボウズにとっては高中域がしっかりしていて心地よい。
QueenやChicagoなど70~80年代のクラシックロックだと低域が不足気味だが、プライオリティーは十人十色だものね。
音の分解も良く、楽器の定位がつかみやすい。諭吉+αだったことを思えばかなりのCPと納得&満足。

少々きつめの装着感が気になるが、以前試した量販店のデモ機はもっと緩かったはず。ということは使用しているうちに多少緩むかもしれぬと期待しよう。


追記:ヘッドホン選びで肝心なことが抜けていました。
基本がクルマ通勤なのでお出かけ用途はあまり考慮せず、自宅内での使用がメイン。そんな事情でノイズキャンセラーは不要と考えています。(というか、NCってある意味自殺行為というか、危険だと思うのですが・・・・)

天気運がなぁ・・・・

部分日蝕

 さてさて3年ぶりの部分日蝕
幸にも日曜日とあって早めに起き出したのだが、我が家から望める太陽の軌道は雲に覆われている・・・・
それでも一縷の希望を託し、ベランダに三脚をセット。
東京の部分日蝕は8:43~11:36で、蝕の最大(約30%)は10:06。
10時直前に雲が薄くなり太陽の欠けた輪郭が見えてきた。
晴天用に用意した太陽撮影用減光フィルターND-100000では濃すぎて話にならない。あきらめてND8に変更。

f:id:Tpong:20190106111215j:plain

↑ 概ねピークの10:05に撮影。

結局雲越しでしか撮影できなかった・・・・ 残念。

 ・Canon EOS7D・Canon EF400mmF5.6L USM + ExtenderEF2XII (800mmF11相当)
 ・Filter:77mm-58mm Stepdown Ring・ ND8(58mm)

10:08あたりからは雲の厚みが増し、太陽の位置すら分からなくなってしまった。まっ、雲越しでも撮れただけヨシとしようか。


2012年の金環日蝕も雲越しだったし、こと日蝕に関しては天候運がないなぁ。

弾丸ツアー 3/3

神座す島へ

 周防大島を半日かけて周回した後、瀬戸内海沿いの国道を宮島口まで辿る。
有料Pにクルマを預けフェリーに乗船すれば、行く手には荘厳な雲が沸いていた。

f:id:Tpong:20190104230717j:plain

↑ 雲いずる安芸の宮島

八雲立つ」は出雲の枕詞だが、宮島もまた全島神域であることを思い知る。

画面ほぼ中央が弥山(標高533m)、やや左の海岸線に小さく赤く見えているのが厳島神社の大鳥居。

なお宮島は通称、厳島が正式であるらしい。なるほど、なるほど・・・・

下船後は宿の送迎車に荷を預け、そぞろ厳島神社へと参道を辿る。
焼き牡蠣のそそる匂いが途切れたところで眼前が開け、いよいよ厳島神社

f:id:Tpong:20190104230718j:plain

↑ 満汐の大鳥居

偶然にも日没のタイミングでたどり着く。
事前に潮位はチェックしていたけれど、夕日の角度までは計算外。思わぬ幸運でした。

翌日午前は島内観光。

お目当てはなんと言っても「平家納経」。
厳島神社宝物館の展示は複製だが、およそ850年前の精緻はうかがい知れる。
厳島神社の社殿そのものもだが、平家納経もまた平氏の栄華を偲ばせてくれまする。

f:id:Tpong:20190104230719j:plain

↑ 干潮の大鳥居。

厳島神社は潮の干満で全く異なる風情となる。潮見表の確認が必須なのは海釣りと同じだね。

ついでと言っては語弊があるが、動物園・水族館好きには必見なのが宮島水族館。スナメリは言うに及ばず、牡蠣筏の垂直展示や幻想的なタチウオなど見所満載。

 

宮島を後にしたならば、横浜西端の我が家までひたすらクルマを駆るのみ。
800kmを走破し帰宅した頃には東の空が白みかけていた。

 

二泊三日+夜間走行の弾丸ツアーはこれにて終幕。

まぁ疲れましたとさ(苦笑)。

弾丸ツアー 2/3

錦帯橋と安芸灘

周防大島への弾丸ツアー、話は前後します。

夕闇迫る中たどり着いた岩国で一泊し、いよいよ周防大島に向かう道すがら。

f:id:Tpong:20190103161929j:plain

日本三名橋に数えられる錦帯橋

四十数年前にもこの地を訪れたはずなのだが、もはや記憶は虚ろ。
何を見て、何を感じたんだろうな十七歳の俺・・・・

錦帯橋を後にした直後、ガソリン残量警告が表示された。
計算上はまだ100Kmほど走れそうだが、島内のガススタ事情が少々心配。
万全を期して満タン出発から850kmほど走ったところで最初の給油となった。
燃費計によれば25Km/Lと大人三人乗車にしてはまぁまぁの燃費。
以前の東北旅行でマークした1000Km超えての給油(平均27Km/L)に及ばなかったのは、新東名など制限速度が速いことや総じてアップダウンの多い行程、乗り味重視のタイヤに交換した影響だろう。
それでも低燃費が売りのFITハイブリッド(GP5)、25Km/Lなら文句無しですよ。

f:id:Tpong:20190103161928j:plain

↑安芸灘の潮流は複雑。

撮影画像でも潮目が明瞭に見て取れる。
海の中に川が流れている・・・・そんなイメージだろうか。
それにしても船舶の往来が多い海。遣隋使時代からの要衝だけのことはあるなぁ。

と、時系列を戻して、弾丸ツアーは後半へ。