2013-11-01から1ヶ月間の記事一覧

夜明けの幻想

久しぶりの鳥見だが、あわよくばアイソン彗星を見たいものだと夜明け前から河原をたむろ。 目当ての彗星は薄靄に儚く潰えたけれど、夜明け直後の川霧が幻想世界を見せてくれた。 川霧は水温が気温より高い場合に発生する現象。南関東にも冬は確実に近づいて…

頬白(ホオジロ)♂

【スズメ目ホオジロ科】 相変わらず鳥見のままならぬ日々。 蔵出し画像を探すにしても、せめて季節は合わせたい。 そんなこんなで拾い出したのが山雀(ヤマスズメ)の異名を持つホオジロ。 「源平ツツジ白ツツジ」とか「一筆啓上つかまつり候」など多彩な聞…

光陰矢の如し

先週は昼夜通し作業日が二回あり、体内時計がデタラメなコンディション。 それのみならず立て込む仕事に地域の行事が重なり、鳥見もままならない週末を過ごしてしまった。 在庫を浚えば野鳥の写真には事欠かないのだけれど、たまには我が家のボタンインコ嬢…

尾長鴨(オナガガモ)♂♀

【カモ目カモ科】 一気に冬が加速したらしく、フロントガラスが氷結していた。 空を横切るカモのシルエットにいっそうの季節感を募らすのはトリミストの性だろう。 画像は昨季の11月下旬に撮り溜めたオナガガモの蔵出し。 色付く樹々を映す水面にオスのシッ…

暮月

陽が差したかと思えば雨が降る。 我が家周辺はその程度だったけど、かなり荒れた地域もあったようだ。 薄暮の時間、雨の気配こそ遠ざかったけど、上弦月は駆け抜ける雲を渡っていた。 それにしても台風30号(ハイエン)の直撃を受けたフィリピンの惨状が気に…

尾長(オナガ)

【スズメ目カラス科】 オナガの生息地は中国から朝鮮半島周辺及び日本の極東アジアとヨーロッパのイベリア半島。 このあまりにも距離を隔てた分布は長いこと謎とされてきた。 大航海時代にどちらからか人為的に持ち込まれたという説はいかにもありそうな気に…

翡翠(カワセミ)♀

【ブッポウソウ目カワセミ科】 大枠としてのカワセミ科は100種近くいるそうだ。 そのうち国内で見られるのはカワセミ・ヤマセミ・アカショウビン*1の3種。 運が良ければ旅鳥のヤマショウビンやナンヨウショウビンの迷行個体に遭遇することもあるようだが、レ…