2009-11-01から1ヶ月間の記事一覧

参った狸は目で判る

ここ半月ほど軽い風邪の症状と付き合ってきたけれど、昨夜は咳が止まらず眠れずじまい。堪らず日曜診療のクリニックに駆け込んだ。抗生剤や咳止めを処方してもらったので今夜は眠れるかな。今週はかなり変則な勤務シフトなので、何とか今夜のうちに押さえ込…

黄昏の月(月齢9.501)

午後4時15分、まだ青が残る東南の空を昇る月。 オリジナルだと眠くて見られたものではないが、コントラストを高めにすることでクレーターが浮かびあがってきた。

小啄木鳥(コゲラ)

単独の個体もいるけれど、季節を通じてペアで行動していることが多いような気がする。この時季はシジュウカラやエナガなどから成る混群にペアのコゲラが随伴していることが多い。けれどコゲラ同士はつかず離れずの体なので、今のところ一枚の写真にペアを収…

大鷹(オオタカ)♀

【タカ目タカ科】 捕食される側の鳥が猛禽に対し集団で鳴き立てたり体当たりすれすれの疑似攻撃することをモビング[mobbing]*1というけれど、今回目撃したケースは一対一だった。遠すぎてハシブトかハシボソかの識別は出来なかったけど、武闘派のハシブト…

鳴き声を持ち歩く

先日ご報告した ニューワイド学研の図鑑 増補改訂版・鳥 には野鳥の鳴き声CDが付属している。収録された66種の鳴き声を携帯電話の音楽プレーヤー機能に取り込み、トラック毎にタイトル(鳥種名)とカバーフォト(鳥の写真)を入力してみた。早い話が携帯電話…

尉鶲(ジョウビタキ)♀

ちょっとした実験(あるいはイタズラ)。フィールドでの咄嗟の思いつきで携帯電話の音楽プレーヤー機能を利用し、他のジョウビタキの地鳴きを聞かせるとどんな行動をとるのか試してみた。携帯電話のスピーカー再生音では音量が小さすぎるとの懸念は杞憂に終…

教師の資質

公立高校に通う娘からある教師にまつわる愚痴話を聞いた。どうやらこの教師は相手を選ぶ性格のようで、娘を含む一部の生徒との相性があまり良くないようだ。反りが合わない上司と部下など実社会では珍しくもない話だが、これが学校教育の現場となると運不運…

タヌキ

残念ながら写真は無いのだが、ここ半月ほど立て続けにタヌキと遭遇している。いずれも深夜、仕事で訪れた川崎市の市街地でのこと。中でも驚いたのが溝の口駅から徒歩5分ほどのビル街で出逢った2頭のタヌキ。人を怖れる風でもなく目と鼻の先を通り過ぎていっ…

柄長(エナガ)

二日続いてのエナガエントリーとなってしまったが、何しろ撮れたてのホヤホヤ、紅葉の旬ネタと言うことでご勘弁のほどを。 太い眉斑はどことなく犬の狆(チン)を彷彿するが、時代小説好きの我が家では武市半平太(もしくは月形半平太)ということになってい…

柄長(エナガ)

エナガの可愛さはその容姿だけでなく仕草にも拠るところが大きい。小枝で懸垂したりホバリングしたりと見ていて飽きることがない。庭先に現れようものなら群れが去るまで窓際に釘付けとなってしまう。 撮影 : 2009年11月 川崎市麻生区

尾長(オナガ)

雨上がりの遅い午後、一週間ぶりの探鳥に。薄暗い雑木林はオナガの群れが居座っていた。ムクドリやヒヨドリもスタンバっていたので、どうやら目当ては隣接する果樹園。柿の収穫作業が終わるのを待っているようだ。 オナガのシックな色遣いは、冬の色に染まり…

G.カッチーニのアヴェ・マリア

どうやら仏教徒であるらしい自分にとって、教会は縁の薄いところ。けれどキリスト教のの影響下で生まれ出でた楽曲にはその旋律だけで胸を打つ曲が多数ある。とりわけ聖母マリアへの祈祷曲「アヴェ・マリア」は非クラシック系のシンガーに取り上げられること…

尉鶲(ジョウビタキ)♀

先日聞いた風変わりな地鳴きを記録すべく、デジスコの動画機能で撮影にチャレンジしてみた。問題の鳴き声は23秒頃に聞こえる「ジリリリリ」と歯ぎしりするような音。ツバメのさえずりにも似たような一節だ。このジョウビタキはこのフレーズをもっと多用して…

丘葦鴨(オカヨシガモ)♂♀

半月ぶりにカモウォッチング。嬉しいことにかつてないほど多くのオカヨシガモが渡来していた。二十数羽まで数えたところで諦めてしまったが、この池ではカルガモやオナガガモを抑えてダントツの個体数だ。 水面でのオカヨシガモはペアでの行動が目立つ。 後…

尉鶲(ジョウビタキ)♀

ほとんど水平からの西日を浴びるのは今季初遭遇のメス。耳にも親しい「ヒッヒッヒッ、カッカッカ」に混じって算盤を弾くような音を刻んでいた。ジョウビタキとの付き合いは毎冬のことだけど、あんな鳴き方を聞いたのは今日が初めてのこと。なんだか判ったよ…

夜明けの月(月齢18.670)

日の出から暫くはクッキリと宝石のように輝いているけど、一時間も経つ頃にはコントラストが低下して空の碧に溶けていく。碧に溶けるような月を切り取りたいのだけれど、なかなか見た目のイメージに近づかない。 [:W640]

五位鷺(ゴイサギ)

雨水調整池の周囲を取り囲む葦のブッシュにはゴイサギが潜んでいる。英名のナイトヘロン(Black-crownedNightHeron)が表すように夜行性の彼らは夕闇が迫る頃に姿を現すが、コサギのようにアクティブな漁は行わず、ひたすらじっと獲物を待つ。 ↑ 成鳥はシック…

ニューワイド学研の図鑑 増補改訂版・鳥

10/31で告知した図鑑。id:akuninさんからもコメントで情報をいただいていたが、ネット通販では発注可能になっていた。増補改訂版・鳥 (ニューワイド学研の図鑑)作者: 小宮輝之出版社/メーカー: 学習研究社発売日: 2009/11/05メディア: 単行本 クリック: 109…

木枯らし1号

「うっかり」と「まさか」が重なって、何の防寒対策もないまま時折雨の混じる木枯らし吹きすさぶ夜を過ごしてしまった。歯の根が合わぬほどの寒さに耐え、熱い風呂で体を解せたのは今朝のこと。午後になって寝床から這い出してみると体中の筋肉がこわばって…

十六夜(月齢16.251)

月齢カレンダーに拠れば、満月だったのは今朝の4:14。ちょうどその頃は徹夜の作業中。寒さに震えながら未だ酔客が屯する雑踏で雲間から顔を出した月を仰いでいたっけ。日付は同じ10/3でも今宵は既に月齢16、十六夜(いざよい)と呼ぶべきだろう。

尉鶲(ジョウビタキ)♂

今季ようやくジョウビタキに出逢えたのは慌ただしく仕事に向かう途中の昨日早朝。徹夜明けの睡眠を貪り、陽も傾きかけた午後その遭遇エリアにデジスコを担いで出かけてきた。しばらく待つと懐かしくもお馴染みのヒィッヒィッヒィッカッカッが聞こえ、狭い畑…