2012-10-01から1ヶ月間の記事一覧

石川さゆり

演歌を聴く習慣は持たないが、たまたま点けたTVにこの人が出ていると、ついつい聴き入ってしまう。 YouTubeで偶然見つけた動画だが、これ、持ち歌じゃないんだよね。やっぱり凄いよ。 「天城越え」なんか、もう情念そのものだもんなぁ。ツタヤでCD借りてこ…

立待月(月齢15.988)

理屈が分かっていれば当然なのだが、満月の出と日没は概ね同時刻となる。 今宵は東京の月の出が17:38、日没は16:47だったので、月が昇り始めたのは日没後小一時間経ってから。 この時間差を立ったまま待てるほどという意味で立待月。さらに居待月、寝(臥)待…

十六夜(月齢15.018)

こちらもまた「いざよい」だけど、十五夜であることの多い満月と区別する意味を込めて十六夜を選択。 今朝の4:49、満月を迎えた直後に西没。今宵再び地平を超えた月は、肉眼でも僅かに分かるほどの欠け具合。 撮影時点で地球から404,386km。一日で青森-鹿児…

不知夜月

十六夜と不知夜月、どちらも「いざよい」と読む。 それぞれ好きな字面だが、夜空を遍く照らす月には不知夜の字を充てたい気分。 撮影データ :Canon EOS 5D + 70-300mmF5.6IS USM / 2012年10月30日 横浜市

Adele21

最近のヘヴィーローテーションはアデル(Adele)のアルバム「21」。 グラミー賞は伊達じゃない。 彼女の日本版公式サイトでは「007スカイフォール」の主題歌をフルコーラス視聴できる。 http://adele21.hostess.co.jp/ さすが007と思わせるアレンジも見事だが…

十五夜(月齢13.953)

栗名月は旧暦十三夜だったが、今宵は十五夜、そして明払暁4:49は満月を迎える。 だが月没時刻が5時頃とあっては満月観望もままならない。8時間ほど早すぎるが十五夜の月を撮影してみた。 それにしても月が遠い。 50xアイピースを用いての満月撮影の常用焦点…

液晶テレビ昇天

リビングの液晶テレビが故障。電源SWを入れパワーLEDが点灯して・・・・ 何も映らん。 メーカーサポートで修理見積もりが3.5〜7万と聞き、即買い換えを決定。 ブルーレイレコーダーを検討していた折も折、ほぼ同サイズの型落ち40インチ+ブルーレイレコーダ…

黄鶺鴒(キセキレイ)

【スズメ目セキレイ科】 見慣れたセキレイ三種の中で、もっとも多数派なのはハクセキレイ。四季を通じ、水辺を離れた公園や舗装された駐車場でも見かける適応力抜群のセキレイだ。 次いで多いのがセグロセキレイ。近年はハクセキレイに押され気味の日本固有…

十三夜(栗名月)

今宵、旧暦9月13日の月は十三夜とよばれ、格別な月とされてきた。 満月未満の風情を趣と感じた古人の気分を味わいたくカメラを持ち出すも、次々流れゆく雲に翻弄される。 ならばこそ、雲間の月を愛でるまでのこと。 さて、栗名月を堪能したところで今夜は徹…

磯鴫(イソシギ)

【チドリ目シギ科】 先月のことだが、ポピュラーミュージックの大御所アンディ・ウイリアムスが亡くなった。オヤジとよばれる歳ではあるけれど、享年84歳ではいささか世代に隔たりがある。せいぜい子供の頃に親父がアンディ・ウイリアムス・ショウを聴視して…

尉鶲(ジョウビタキ)♂

【スズメ目ツグミ科】 一昨日の早朝、仕事に出かけようとクルマのドアに手をかけたところで懐かしい鳴き声に気がついた。 お帰りなさい、ジョウビタキ君。昨シーズンこの辺りを縄張りにしていたのもオスだったけど、果たして君は同じ個体なのかい? 仕事続き…

上弦の月(月齢6.918)

何しろ1972年の曲だし、吉田拓郎の「旅の宿」を知っているのはせいぜいアラフィフ辺りからか。 「浴衣のきみは尾花(すすき)の簪(かんざし)」とか「上弦の月だったっけ」などといったフレーズが歌われていることから、今宵の月あたりが頃合いかと思う。別…

七日月(月齢5.861)

今宵はオリオン座流星群が極大を迎える。新月なら理想的なのだが、月齢6の月はそこそこ明るい。 月没の22時以後、東の空を昇るオリオンの右腕辺りを注視することにしよう。 撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 横浜市

緑啄木鳥(アオゲラ)♀

【キツツキ目キツツキ科】 早朝、久しぶりに地元の里山を徘徊。 一時間ほど歩いたが、特定外来生物ガビチョウの鳴き声ばかりが何処までもついて廻る。この数年不調続きの我が里山では、本来居るべき鳥たちの喧噪が懐かしいとさえ思える始末。 キビタキの気配…

頬白(ホオジロ)♂

【スズメ目ホオジロ科】 頬が白いという素っ気ない命名由来だが、ホオジロガモなどホオジロ○○という鳥種は少なくない。試しに手元にある三省堂「世界鳥名辞典」を引いてみると実に15種のホオジロ○○が載っている。○○ホオジロまで含めるとさらに増えそうだ。 …

小綬鶏(コジュケイ)成鳥&幼鳥

【キジ目キジ科】 早朝、コッコッコッと短音をさらに区切ったような鳴き声が響いてくる。音を辿って林を進むと5〜6羽のコジュケイが足下から飛び出した。逃げ込んだ茂みにスコープを向け待つこと暫し、成鳥が辺りを窺うように顔を出した。 撮影時点では一…

雪加(セッカ)幼羽

【スズメ目ウグイス科】 セッカの英名はTailor-Bird。Tailorとはテーラーすなわち仕立屋さんのことだが、その名に違わず精巧な巣を編み上げることで知られている。 繁殖期のオスは空中をヒッヒッヒッと鳴きながら上昇しジャッジャッと鳴きながら下降する独特…

緋色の研究

緋色の研究 (新潮文庫)作者: コナンドイル,Arthur Conan Doyle,延原謙出版社/メーカー: 新潮社発売日: 1953/06/01メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 24回この商品を含むブログ (65件) を見るこれだけ旧作だと出版社も数多だなぁ。新潮版を選んだのに他意は…

緋鳥鴨(ヒドリガモ)♂

【カモ目カモ科】 撮影は先週だが、今季のヒドリガモ初撮りカット。 渡来早々とは思うのだが、繁殖羽への換羽が遠目にもヒドリガモのオスと分かるほどには進んでいる。とは言え脇の羽毛や下尾筒辺りにはエクリプスの名残が残っているので、これでもまだまだ…

野鶲(ノビタキ)♀冬羽

【スズメ目ヒタキ科】 晩春と秋のこの時期限定で平野部に現れるノビタキに逢いたくて川沿いを探してみた。 モズやホオジロには遊んでもらえたけど、目当てのノビタキには振られたかなぁ、と思いはじめたところで天日干しの稲藁に登場してくれた。 秋の田園や…

尾白当年(オジロトウネン)

【チドリ目シギ科】 オジロは理解できるとしてトウネンとは一風変わった種名だ。「当年」の字を充てるのだが、その年生まれのごとき小さな鳥というのが由来らしい。小さい鳥なら他にもたくさんいるのだが、古人にしてもこの鳥の小ささが意外だったのかもしれ…

黄鶲(キビタキ)♀

【スズメ目ヒタキ科】 例年地元の里山でも繁殖していたのだが、今夏はついに居付きのキビタキを見ることがなかった。 まだまだ緑が濃いように思えても、見えないところで都市化の波に押されているのだろう。 住まう場所の好みは人それぞれ。よそ様の好みにあ…

大瑠璃(オオルリ)♂

【スズメ目ヒタキ科】 都市近郊の緑地公園や里山は、南に渡る小さな旅鳥達のラッシュにわいている。 日頃は無関心をよそおう天の邪鬼な鳥見オヤジも、しばらく逢えないとなれば別れを惜しみたくもなる。 ということで普段は避けている某都市公園へ。 軽快な…

鷭(バン)アルビノ

【ツル目クイナ科】 カモ観察に訪れる公園池でバンのアルビノ(白化個体)に遭遇。カモが去った五月以後は無沙汰を決め込んでいたのだが、この夏白いバンのヒナが誕生したことでちょっとしたフィーバーだったそうだ。灯台もと暗し、今頃その事実を知るなんぞ…

黒腹鯵刺(クロハラアジサシ)

【チドリ目カモメ科】 多摩川に珍客との情報をJIMMYさんよりいただき、押っ取り刀で出かけてきた。いうまでもなく初見だ。 種名からすると黒い腹部を連想するが「名は体を表す」のは夏羽に限った話のようだ。秋の渡りのこの時期、彼らはすでに冬羽に移行中で…

山雀(ヤマガラ)

【スズメ目シジュウカラ科】 ヤマガラは中毒じゃないかと思うほどエゴの実に目がない。我がマンションの敷地内にもエゴノキがあり、毎年この時季は彼らの狂乱を目の当たりにするのだが、どうしたものか今年は実をつけていないようだ。そうなると現金なもので…

小啄木鳥(コゲラ)

【キツツキ目キツツキ科】 コゲラの生息範囲はほとんどシジュウカラと被っている。東京周辺を例にとれば高尾山から日比谷公園までもが生息域で、要はまとまった樹木があれば都会の真ん中だって厭わないのが彼らの強みだ。であるのにも関わらず、これほど可憐…

十六夜(月齢15.380)

旧暦十六夜は「いざよい」と読む。「ためらう」を意味する「いざよう」が語源で、前夜の満月より遅い月出を「躊躇う」と感じた古人の感性が生んだ呼称だ。 同音で不知夜月の字を当てることもあるが、こちらは夜と思えぬほど明るく照らす月といった意味なのだ…