2009-01-01から1年間の記事一覧

大晦日

朝食前に裏山を、そして午後の僅かな空き時間に里山エリア。今年最後の鳥見徘徊。 明くる年は欲をかくまい。当たり前の鳥が当たり前にやって来る年でありますように。 目>キジバト・ドバト・カワセミ・アオゲラ・コゲラ・キセキレイ・ハクセキレイ・セグロ…

大つごもりを昇る月

「大つごもり」とは大晦日の古い呼称。そもそも「つごもり(晦)」とは月が隠れる「月ごもり」が転じた言葉だそうで、つまるところ新月(朔)のことに他ならない。月の運行に則した陰暦ゆえの月末表現だ。 さて今夜、グレゴリオ暦12月31日の夜空は満月に照ら…

今宵の月(月齢14.096)

うららかな午前中から一転、午後から吹き始めた風は夜半になっても収まる気配がない。明日の大晦日は冷たい季節風に晒される一日になりそうだ。元日早朝の部分月食までに吹き止んでくれるとよいのだが。 スコープ:Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) カ…

ブレーキランプ交換

仕事で使っている軽自動車の右側制動灯が切れていた。車検証入れの取説サービスデータによるとリアコンビネーションランプは12V_21/5wとなっている。それならばジムニーやノマドに乗っていた頃の買い置きがあったなと尾灯アッセンブリーを外してみたら、あれ…

蒼鷺(アオサギ)

【コウノトリ目サギ科】 樹上のアオサギを捉えた写真をビュアーソフトで確認してみると、無数の虫が集っていた。細かすぎてカメラのLCDでは気がつかなかった。集られたアオサギにしてみればさぞかし鬱陶しいことだろうけど、鳥も恒温動物なんだなと再認識。 …

ネックストラップ危機一髪

ふと気がつけばデジタル一眼レフのネックストラップが擦り切れる寸前。大慌てで販促キャンペーンで貰った予備のストラップに交換。超望遠レンズとしては軽量級だけど、一脚付きの400mmF5.6を装着したカメラの重量は3kgを超えている。それを肩からぶら下げる…

今宵の月(月齢10.010)

師走の忙しない空気に押し流されて、ここしばらく夜空を見上げる余裕を失い気味。一息ついて見上げてみれば、いつの間にか上弦を過ぎていた。肥えゆく先の満月は元日未明。4:23頃には部分月食のピークを観測できる。食分0.082と僅かにかすめる程度の部分食だ…

アメリカ緋鳥(アメリカヒドリ)♂

ヒドリガモとの交雑個体ならこれまでに幾度も遭遇してきたが、雑じりけなしのアメリカヒドリには縁がなかった。あちらこちらから伝わってくるアメリカヒドリのニュースに誘われ、ふらふらっとプチ遠征。 目の後ろを特徴づける緑色は光の加減によってさらに際…

小啄木鳥(コゲラ)

寒波襲来。落葉がいっそう進み、鳥見に適したシーズンとなってきた。 が、寒さゆえの出不精もまた人の性。冬の休日はそんな葛藤から始まる。 撮影 : 2009年12月 川崎市麻生区

軍用輸送機

連日のヒコーキネタもこれで打ち止め。ラストはアメリカ空軍の輸送機を取り上げた。 以前にも撮影したことがあるB-737の軍用派生型C-40Aだが、今回目にしたモデルは主翼端にブレンデット・ウイングレットを装備していた。この翼端はB-737NG(-600/-700/-800/-…

新旧スズメバチ

厚木基地といえばアメリカ海軍の艦載戦闘攻撃機、新旧F/A-18のホームベース。普段戦闘機にはあまりレンズを向けないのだが、目当ての鳥が去ってしまったこともあり鳥撮りそっちのけでスズメバチ(Hornet)の帰投シーンを撮ってみた。プロペラ機に比べると高速…

背黒鶺鴒(セグロセキレイ)

間違いなくセグロセキレイなのだけど、遠くに認めた瞬間から違和感を覚えた。本来は黒が基調なはずの雨覆から三列風切の辺りがやけに白いのだ。セキレイの仲間は個体差が大きいので異常と言うほどではないのだろうけど、「背黒」と名乗るにしては白っぽい個…

プロペラ機の撮影

野鳥が対象だと出来るだけ高速シャッターで撮れるように絞り開放でのAV(絞り優先)モードを通常設定としている。この状態で咄嗟に上空を飛ぶプロペラ機やヘリコプターを撮ると不自然なほどプロペラやローターが止まってしまう。ならばプロペラの動感を表現…

輪掛本青鸚哥(ワカケホンセイインコ)♀

本種は本来インド・スリランカ原産だが、ペットの野生化により東京神奈川周辺に定着しつつある。仕事で彷徨いている川崎市や横浜北部の港北区では幾度か見かけていたけれど、今回の遭遇はさらに南の大和市内。目撃エリアが徐々に拡散しているようだ。*1 さて…

鶫(ツグミ)♂

11月頃、渡来直後のツグミは警戒心が強く簡単には接近を許してくれないものだ。人影疎らなシベリアくんだりから渡ってきたのだから当然なのかもしれない。冬も本番となりようやく人慣れして落ち着いてきたのだろうか、「ダルマさんが転んだ作戦」で400mmレン…

雲模様

我が街は田舎とも都会とも言えない微妙な空気感。町並みを見るにつけハイソっぽい住宅地と僅かに残る田舎の風情との隔たりが大き過ぎるように思える。街の風景が中途半端で絵にならないのも当然だろう。 けれど、唯一空だけは時としてハッとするような絵模様…

翡翠(カワセミ)♀幼羽

地元の小川では見おろすアングルに限定されてしまい、毎度同じような構図で代わり映えがしない。以前のようなホバリングやダイブのシーンが間近に見られるロケーションを探さねばと思うのだけど、有名処の公園池などでは不愉快な思いを避け難い。カワセミの…

臥待月(月齢19.758)

19日前後の月は古来臥待月または寝待月と呼ばれてきた。今宵、東京の月出時刻は20:48。現代ではようやく夜本番といったところだが、電気のない時代にあっては就寝の時刻を過ぎていたのだろう。臥して待つ月とは風流だけど、なんだか寒そうではあるな。 デジ…

尾長(オナガ)

残り少ない熟柿には次々と野鳥が集まってくる。先客のヒヨドリを追い散らしてオナガが暫しの独り占め。 撮影 : 2009年12月 横浜市緑区

百合鴎(ユリカモメ)

川沿いの道路を走行中、先行するカモメ群のシルエットを見たのは夜明け前のこと。鳥種の確認には至らなかったけど、おそらくユリカモメだったろうと考えている。海から十キロ以上内陸の我が家周辺河川に群れを成して現れるのは彼らであることが多いからだ。…

払暁の月(月齢14.995)

夜間の仕事を終えて帰路につくと、西に傾いた月がヘッドライトの届かぬ先を照らし出してくれるようだった。帰宅後大急ぎでデジスコをセッティング。裏山に没する直前の月を撮ることが出来た。さてと、一眠りしなくては。

里山月景

事前に調べたところ、神奈川県の日没は16:29で月の出が16:11。東の地形を勘案し月の出は16:40頃と仮定。ならば多少の残照が期待できると考えていたのだが・・・・ 下手な考え休むに似たり。この季節の日没は釣瓶落としどころじゃない。暮れなずむ里山に昇る…

四十雀(シジュウカラ)♂

ファイルサーバーの底をあさったカットは久々登場のシジュウカラ。蔵出しだからといって残念ながら熟成はされていなかった。むしろシャープネス不足やアンダー傾向の元絵をレタッチするのに手こずる始末。力業で何とかここまで仕上げてみた。 さて、市街地で…

参った狸は目で判る

ここ半月ほど軽い風邪の症状と付き合ってきたけれど、昨夜は咳が止まらず眠れずじまい。堪らず日曜診療のクリニックに駆け込んだ。抗生剤や咳止めを処方してもらったので今夜は眠れるかな。今週はかなり変則な勤務シフトなので、何とか今夜のうちに押さえ込…

黄昏の月(月齢9.501)

午後4時15分、まだ青が残る東南の空を昇る月。 オリジナルだと眠くて見られたものではないが、コントラストを高めにすることでクレーターが浮かびあがってきた。

小啄木鳥(コゲラ)

単独の個体もいるけれど、季節を通じてペアで行動していることが多いような気がする。この時季はシジュウカラやエナガなどから成る混群にペアのコゲラが随伴していることが多い。けれどコゲラ同士はつかず離れずの体なので、今のところ一枚の写真にペアを収…

大鷹(オオタカ)♀

【タカ目タカ科】 捕食される側の鳥が猛禽に対し集団で鳴き立てたり体当たりすれすれの疑似攻撃することをモビング[mobbing]*1というけれど、今回目撃したケースは一対一だった。遠すぎてハシブトかハシボソかの識別は出来なかったけど、武闘派のハシブト…

鳴き声を持ち歩く

先日ご報告した ニューワイド学研の図鑑 増補改訂版・鳥 には野鳥の鳴き声CDが付属している。収録された66種の鳴き声を携帯電話の音楽プレーヤー機能に取り込み、トラック毎にタイトル(鳥種名)とカバーフォト(鳥の写真)を入力してみた。早い話が携帯電話…

尉鶲(ジョウビタキ)♀

ちょっとした実験(あるいはイタズラ)。フィールドでの咄嗟の思いつきで携帯電話の音楽プレーヤー機能を利用し、他のジョウビタキの地鳴きを聞かせるとどんな行動をとるのか試してみた。携帯電話のスピーカー再生音では音量が小さすぎるとの懸念は杞憂に終…

教師の資質

公立高校に通う娘からある教師にまつわる愚痴話を聞いた。どうやらこの教師は相手を選ぶ性格のようで、娘を含む一部の生徒との相性があまり良くないようだ。反りが合わない上司と部下など実社会では珍しくもない話だが、これが学校教育の現場となると運不運…