2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

緑啄木鳥(アオゲラ)♀

【キツツキ目キツツキ科】 不規則な仕事のスケジュールがたたり、体内時計がおかしなことになっている。せっかくの日曜日なのに暗いうちから目が覚めてしまった。それならばと開き直って早朝からの里山詣で。 が、期待に反して鳥の影が薄く、目に入るのは特…

二度目の満月(月齢15.166)

20:10 部分月食で幕を開けた元旦に続き、今月二回目の満月。それのみならず、今宵を照らす月の視直径は今年最大。 月の出からカメラやレンズをアレコレ取り替えながら、満月三昧の夜が更けていく。 スコープ:Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) カメラ…

雲を照らす満月

19:03 デジスコで満月を撮るつもりなのだけど、今夜は次々と雲が流れてくる。それもありだなと雲ごと切り取ってみた。 が、いざ撮ろうとするとなかなか肉眼のイメージ通りにならないものだ。月面の表情を辛うじて残しつつ、雲の明暗も表現するとなると、ダイ…

歪な月

17:22 日没と十数分の時間差で地平から姿を現した満月は、赤く、そして歪に拉げていた。 EOS20D・EF400mmF5.6L+ExtenderEF2XII(合成値f=800mmF11)・ISO400・Mode:AV-2/3(1/6sec・F11開放)・MF 撮影 : 2010年1月 横浜市青葉区

瑠璃鶲(ルリビタキ)♀

一時間ほど観察していたら、この杭にはルリビタキのオス成鳥とこの個体、さらにジョウビタキのメスとシロハラが相次いでやって来た。なんだかツグミ科の鳥を呼び寄せているような楽しい止まり木だ。 ところでこの個体、腰のブルーと脇のオレンジが淡いので暫…

二年ぶりの火星大接近

◆夜空に赤く、火星が28日に大接近 太陽系で地球の外側を回る火星が、約2年ぶりに地球に接近している。 最も近づくのは28日で、地球から約1億キロ・メートル。2003年の5576万キロ・メートルよりは遠いが、すでに夜空に赤く明るく輝いており、肉…

火星

明日1/28は火星の大接近。大接近と言うだけあって近傍で輝く冬の大三角に負けないほどの明るさで赤く輝いている。とはいいし2003年の大接近と比べると半分強の視直径(14.1秒)でしかなく、小口径のフィールドスコープでは模様の観察など到底無理らしい。まぁ…

XC2飛んだ

◆空自の次期輸送機 初試験飛行 航空自衛隊の次期輸送機、「CX」の試作機の初めての試験飛行が岐阜県各務原市で行われました。防衛省は、CXの試験飛行を重ね、平成25年度以降に配備を始める予定です。 http://www3.nhk.or.jp/news/k10015225471000.html#…

尉鶲(ジョウビタキ)♀

デジカメの修理を終えたデジスコセットをフィールドに持ち出した。 朝陽を浴びつつモデルを務めてくれたのはジョウビタキのお嬢さん。発色テストには難のある背景と色温度だが、おあつらえ向きの止まり木でポーズを決めてくれた。

今宵の月(月齢11.141)

EX-Z850のテストがてら天頂付近を照らす月を撮った。レタッチはリサイズとトーンカーブ調整。シャープネスはそのままなので、AFの精度は問題無さそうだ。あとは実際に野鳥を撮って発色やレスポンスをチェックせねば。 スコープ:Kowa TSN-824M + TSE-9W(50x…

EX-Z850修理完了

修理に出していたEX-Z850が還ってきた。ペリカン便による往復を含め一週間で手元に戻ってきたことになる。この対応速度は評価に値するのではないだろうか。 さて、修理票を見るとレンズユニットと回路基板ユニットを交換したとある。光学系を取り替えたとな…

真昼の月

冬枯れの樹間を突いて月が昇っていく。 偏光フィルターを使用することで溶け入りそうだった月がクッキリと浮き上がった。開放だと前景の樹木がボケボケだったのでF22まで絞り込んでみたけれど、400mmの被写界深度はせいぜいこんなもの。月面の描写を見ると絞…

鵯(ヒヨドリ)

喧しい鳥の代表格とも言えるヒヨドリだけど平安貴族の間では飼うことが流行っていたのだそうだ。どうやら現代の手乗りインコのような存在だったのかもしれない。そういう目で見れば可愛げが無いわけでもないのだが、如何せんあの鳴き声には閉口してしまう。 …

青鵐(アオジ)♂

ガビチョウの騒ぐ藪では最近あまり見かけることがなく心配していたアオジだが、里山の林縁でちょっとした群れに出逢うことが出来た。霜の降りた田圃が彼らの餌場のようだ。 撮影 : 2010年1月 横浜市青葉区

デジスコトラブル

デジスコで使っているCASIO製のデジカメEX-Z850が故障してしまった。突然LCDの結像が甘くなり、AFは辛うじて作動するが無限固定でのMFは絶望的な状況。ひょっとすると光学系に異常を来したのかもしれない。購入以来3年半でシャッター数はおよそ2万5千回。相…

白腹(シロハラ)

昨シーズンほどではないにせよ、シロハラの渡来は平年より多いように思われる。保護色を纏っているだけに姿の確認に至る頻度はさほどでもないが、キョキョキョキョという独特の鳴き声を耳にする機会は多い。同じツグミ科でもジョウビタキやルリビタキなどの…

鶫(ツグミ)

冬も佳境の里山でどうにも気に入らないことがある。当たり前に居るべき鳥が少ないのだ。その代表格がホオジロとこのツグミ。いったい何が起こっているのだろう。我が里山は彼らの越冬地として不都合な環境となりつつあるのだろうか。ガビチョウが増えてから…

翡翠(カワセミ)♀

南関東には珍しく氷点下で迎えた朝だった。こんな日は里山の溜め池も結氷していることだろう。先週末に出逢ったあのカワセミも餌が捕れずに困っているだろうなぁ。 下クチバシの赤味が僅かで判断に窮するところだが、おそらくメスなのだろう。 撮影 : 2010…

頭高(カシラダカ)

夏羽は雌雄の違いが明確だけど、冬羽となるとサッパリ判らなくなるのがカシラダカ。我が家周辺の里山では年によって渡来数の振れ幅が大きいけれど、今季は平年並みといったところだろうか。同科のホオジロやアオジがめっきり姿を見せなくなった中で、カシラ…

百舌(モズ)♂

里山の谷戸奥でようやく見つけたルリビタキを蹴散らして舞い降りたモズ。おいおい、勘弁してくれよ。 二回り大きなカケスやオナガさえも追い散らす里山の暴君にとって、お気に入りの枝に留まったルリビタキなど目障りでしかないのだろう。 撮影 : 2010年1月…

尉鶲(ジョウビタキ)♂

オスに限った話だが、ジョウビタキの別名「紋付鳥」についてはこのブログでも幾度かふれた記憶がある。黒い翼を羽織に例え、白斑を家紋と見なせば成るほどと思える異名だ。改めて見てみれば何ともお目出たい配色でもある。こと鳥に関する限り年賀状と言えば…

ユキドリって?

南極の岩場にコケ、鳥と共存か 過酷な環境下、生態系調査 【昭和基地=南極観測隊同行記者】昭和基地から南へ約25キロ、岩石が露出する地域「ラングホブデ」で、第51次南極観測隊の陸上生物チームが生態系調査に当たっている。その中のユキドリの繁殖地…

尉鶲(ジョウビタキ)♀

南関東で冬を越すジョウビタキはどの辺りで繁殖しているのだろうか? 手元の図鑑によれば<シベリア南部・ウスリー・モンゴル東部・中国北部・チベット南西部で繁殖>となっている。極東周辺の地図を開くと、上記エリアの中で日本列島に近いのはウスリー(ウ…

目白(メジロ)

表題をメジロとしたけれど、ちょっと引っかかっている個体。里山徘徊中、双眼鏡で認めた瞬間に違和感を覚えた。 具体的に列記すると クチバシが長い 風切羽の黒が太い 喉の色に黄色味がない 喉の色は強いて上げればという程度の差異だが、クチバシと風切は明…

瑠璃鶲(ルリビタキ)♀

大晦日のご近所鳥見徘徊で出逢ったルリビタキのメス。オスと異なり尾羽のみが瑠璃色に染まっている。う〜ん、可憐だ。 撮影 : 2009年12月 横浜市青葉区

新春の富嶽

正月二日、家族の希望で箱根に向かう。御殿場ICから乙女峠経由で芦ノ湖を目指すも湖尻方面は大渋滞。箱根駅伝往路の規制前に海側に降りてしまおうという計画は早々に頓挫してしまった。結局再び御殿場に下り、三島・函南を経て相模湾沿いに抜ける。箱根神社…

瑠璃鶲(ルリビタキ)♂

谷戸の懐で出迎えてくれたのは愛嬌満点のルリビタキ。ブルーに濁りが混じる、オスの成鳥としてまだまだ若そうな個体。とは言え正真正銘の「青い鳥」だ。何しろ鳥撮に填るきっかけになった鳥種でもあり、掛け値無しの嬉しい遭遇。新年最初の鳥見徘徊はツキに…

月食の夜空

月食を眺めるために事前に見つけておいた観望地からの眺望。眼下に広がるのは町田市街。左は丹沢山系だが、辛うじて頭を出すはずの富士山はたなびく雲に隠れていた。これだけ光害があると通常の観望には不向き。市街地の光に負けない眩い月ならではの絶景だ…

部分月食(月齢15.306)

早朝4時22分に部分月食のピークを迎えた。僅か8%の部分食と言えど肉眼でもハッキリ判るほど。心配だった風もおさまり新春早々素晴らしい天体ショーだった。 ↑まさにピークタイムの4:22。同行した娘も思わず「月が何かに食べられてるみたい」と。 スコープ:…

初日の出

元朝の恒例行事、自宅裏高台からの初日の出。ブログを遡ってみると2007年以来4年連続でご来光を拝めている。送電鉄塔越しの無粋な日の出だけど、ここまで継続できると定点撮影の面白味を感じ始めている。 目を転じた西空には二時間半前に月食を見せてくれた…