2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

雪加(セッカ)

【スズメ目ウグイス科】 四季を通じての河川敷レギュラーメンバーといえば、セキレイ三種にカワラヒワ、そしてセッカを挙げておこう。 北日本で繁殖したセッカは冬を暖地で過ごすそうだが、南関東だと冬も留まっている。 繁殖期のオスは低空を波状飛翔しなが…

鳶(トビ)

【タカ目タカ科】 オオタカの仲間やハヤブサならいざ知らず、トビが鳥を襲うという話は聞いた覚えがない。 このときも本当に狩ろうとしたのか、はたまた目障りだっただけなのか、トビに聞いてみなければ分からない。 だが、ムクドリの慌てふためきようはファ…

野鶲(ノビタキ)♂冬羽

【スズメ目ヒタキ科】 夏の繁殖期を高原で過ごし、平地には春と秋の通過時に姿を見せる。 夏羽(繁殖羽)は全く異なる装いとなるので春の姿を見たいと思っているのだが、地元で見かけたという話はほとんど聞かない。 よほど旅を急いでいるのだろう。 秋はと…

栗名月

先月の十五夜はスカッと晴れたけど、十三夜月は紗(うすぎぬ)のような雲ごしに夜を渡る。 さて栗名月。月を肴に一献と洒落込みたいところだが、悲しいかな明日もまたハードワーク。 微かに欠けた風情を愛でるに止めおこう。 撮影データ :Canon EOS 7D + EF…

ビセンテ・アミーゴ(Vicente Amigo)

娘がアルバイト代を貯めて、横浜公演のチケットをプレゼントしてくれた。 ビセンテは神業とも称されるスパニッシュギターの名手。 十数年来のファンだが、生で聴くのは初めて。いや、期待に違わず素晴らしいコンサートだった。

嘴細鴉(ハシボソガラス)部分白化

【スズメ目カラス科】 このところアルビノバンだの黒変コサギだの、何の連鎖か色素変異の鳥を見る機会が多い。 だがこのハシボソガラスは事前情報で探したわけではなく、出会い頭の不期遭遇。 聞けば地元のバードウオッチャーには知られた個体らしいのだが、…

満ちゆく月(月齢8.436)

今月17日は十三夜。先月の中秋の名月が「芋名月」なら、十三夜は「栗名月」とされている。 満月のピークは19日朝なので、実質的には満月に一日半満たない風情を愛でることとなる。 撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) / Canon IXY210F / …

ホシホウジャク

和名漢字は星蜂雀。蜂に擬態していることによる名称らしいが、蜂でも雀でもなく「蛾」なのだ。 本種やオオシカシバなど、スズメガの一部はホバリングしながら吸蜜することが知られている。 この行動がハチドリ(ハミングバード)に似た習性なので誤認される…

虹の彼方に

青い鳥で思い出すのは「虹の彼方に」の一節、Somewhere over the rainbow Bluebirds fly. 「オズの魔法使い」の一曲だが、数多のミュージシャンが歌い、そして演奏している。 もちろん耳にした範囲に過ぎないが、大好きなこの曲のマイベストを集めてみた。ア…

百舌(モズ)♀

【スズメ目モズ科】 9月中旬頃からだろうか、モズの高鳴きが夏の終わりを告げている。 いわゆる「さえずり」は縄張り宣言だったり求愛ソングであり、概ね繁殖期に限られる。 ところがモズの高鳴きは雌雄を問わず行われ、他種の鳥だけでなく同族の異性に対し…

赤ちゃんが乗っています

無謀な追い越しをかけてきたクルマの後部に「赤ちゃんが・・・・」ステッカーが見えた瞬間、怒りのゲージが跳ね上がる。 身勝手ここに極まるね。 そもそもこの類のステッカーは好きじゃない。 娘がベビー〜チャイルドシートを必要とした期間、自分のクルマに…

大瑠璃(オオルリ)♂

【スズメ目ヒタキ科】 9月から10月にかけて、繁殖期を日本の山野で過ごした小型の野鳥たちが山を下り、そして海を渡っていく。 そうした去りゆく夏鳥の代表格がオオルリだろう。 運が良ければ里山や緑豊かな公園で暫しの休息をとる彼らに逢うことが出来る。 …