天体

台風接近 侮るなかれ

栗名月は嵐に呑まれそう(月齢9.726) とうに過ぎてしまったが、10月2日は「望遠鏡の日」だそうな。1608年にオランダの眼鏡職人ハンス・リッペルハイなる人物が発明したことを記念しているらしい。かのガリレオ・ガリレイが木星の観測を行ったのが1610年なの…

夜空も一気に秋めく

Harvest Moon 概ね満月(月齢15.044) 昨日も書いたけど、ジャストの満月は13時台だったので、日本や同じような経度の地域からは少々欠けた状態を拝むことになってしまう。などと思いつつも曇った日中を過ごすうちに満月のことなど忘れてしまっていた。 20時…

月に吠える

梅雨望月(月齢14.061) 近頃世間ではストロベリームーンと言うらしいけど、アホくさいなぁ・・・・ ホワイトバランスを「晴天」に設定。確かに月出直後はこんな色に見えた。だが赤や黄色に見えるのはあくまでも地球の大気による着色現象、いやむしろ脱色現…

雨の夜は音の惑星旅行へ

木星(Jupiter) 6月11日の「衝」以後最初の晴天夜6月13日に撮影した木星をコンポジット処理。 当夜は風が強く大気はユラユラ。百余枚撮ったなかでコンポジットの元となり得るカットは8枚しかなかった。 納得するには到底及ばない結果に、今月中に穏やかな晴…

梅雨晴の夜

十日夜(月齢10.064) 月齢10なので十日夜(とおかんや)としたけれど、朔(新月)を一と数える旧暦では十一夜とするのが正しいのだろう。何しろ久々に晴れた夜、許されたし。 ティコやコペルニクスが程良い陰影で見えるので、満月より今宵前後の欠け具合の…

衝と合

今夏は6/11に木星が衝、7/10は土星が衝となる。天候が許す限りは観望&撮影したいと考えているのだが、その前に「衝」とはなにか、ついでに「合」についてもおさらいしておこう。 衝(ショウ) 地球視点だと、太陽と真逆に惑星などの天体がある状況。 必然的…

なんちゃってシステムで木星撮影

木星とガリレオ衛星 木星は6月11日の「衝」に向かって日々大きさを増している。衝(ショウ)とは、太陽・地球・対象の外惑星がほぼ直線上になった状況。 木星や土星など外惑星は、衝のときに地球から最短となる。つまり天体の位置関係としては観望の好機到来…

満月を過ぎても

満月+ (月齢14.540) 月齢カレンダーでは今日5/19が満月となっているが、正確を期すなら月没後の午前6:11がその時刻。つまり今宵の月は満月から半日以上経過していることになる。 雲塊が迫る中、薄雲越しを強引に撮影。なるほど、右端が欠け始めている。が…

アポロからアルテミスへ

アルテミス計画 かの国の大統領には嫌悪すら覚えるが、この計画は実現して欲しい。その動機が集票やくだらない「大国の威信」とやらでも、もたらす結果が人類の将来を照らすことには違いない。 もはやこの惑星は飽和状態。環境破壊と大量絶滅の根源である我…

夢は月面を彷徨う

月の旅(月齢10.554) 気がつけば上弦はとっくに過ぎて、満月まで3日ほど。デジスコ及び高倍率アイピースが復活したので、月を見上げる顔がついつい綻んでしまう。自覚しているつもりではいたけれど、なんとまぁ単純な奴だ。 デジスコ用途に購入したデジタル…

鳥撮り時々月撮り

月面撮り比べ(月齢4.476) カメラ側を新調したデジスコシステムは32xのアイピースがデフォルト。旧システムで使えていた50xアイピースは使用できない構造だったので、旧システム用のアタッチメントをベースに50x用アダプターをDIYしたことは4/28のエントリ…

風に吹かれて黄昏眉月

眉月 新月(朔)直前、月齢27~28辺りの未明眉月なら幾度か撮影してきたのだが、新月後は月齢2.963が自己記録。宵闇迫る中、月齢2未満の薄い月を撮ることが数年来の懸案だったのだが、ようやくその機会を得た。 刻々と移ろう西空を、地球照を抱えた眉月が降…

目が,鼻が、、、、花粉地獄は続く

月と土星の大接近 月の話ばかりで恐縮だが、なにとぞおつき合いのほどを・・・・ サブタイトルの「大接近」という表現には難がある。ここでいう接近とはあくまでも地球からの「見かけの近さ」なので、相変わらず土星は十数億キロの彼方。一方の月は撮影時点…

人工知能は風流を解すのか

下弦の月 「旅の宿」だったかな、吉田拓郎は上弦の月を風流と歌ったが、下弦の月はどうだろう。日の暮れた夕餉の時間が見頃の上弦の月と異なり、深夜から夜明けがメインの下弦月は人目にふれぬ分だけ損をしているようだ。 ▲ 2019/02/27 05:02:38(月齢21.957…

今宵は雨月物語

満月満足 二時間ほど前まで残っていた雨が上がり、足早に駆けていく薄雲を透かして満月が姿を現した。正確を期するならド満月まで2時間ほどフライングなのだが、重たくなってきた瞼には勝てませぬ。架台のほぼ最大仰角にデジスコをセットし、雲間の隙に撮影…

久しぶりの月撮影

十三夜 明日の深夜1時頃が満月なのだが、天気予報によると観望は無理のようだ。 デジスコ再調整中 野鳥撮影では一眼レフと300~800mm超望遠レンズの組み合わせが一般的だ。画質は申し分ないのだが、倍率にこだわるほど重くかつ高価となるのが泣き所。800mmレ…

我が心中の鬼払う

オシドリ(鴛鴦)♂♀ 【カモ目カモ科】柳眉の月の余勢を駆って、オシドリの池へ。 いやはや驚いた。ブッシュに潜む個体は見落としているだろうから推して知るべだが、数えた限りで77羽。5年前に同所でオシドリの越冬を初認したときは5羽ほどだったので、うれ…

天気運がなぁ・・・・

部分日蝕 さてさて3年ぶりの部分日蝕。幸にも日曜日とあって早めに起き出したのだが、我が家から望める太陽の軌道は雲に覆われている・・・・それでも一縷の希望を託し、ベランダに三脚をセット。東京の部分日蝕は8:43~11:36で、蝕の最大(約30%)は10:06。1…

望月(月齢15.675)

今宵は満月。 肉眼で愛でる月は無欠の円形に見える。 とはいえピークの12:41からすでに7時間以上を経過。 しかるべき倍率のスコープで眺めてみれば、右の輪郭から夜の帳に隠れはじめている。 関東南部は夜半から雨との予報だが、それとは信じがたいほどの夜…

満月(月齢13.995)

輝面比100%の満月を撮ろうと、ジャスト時刻に撮影を試みた。 2014年12月6日21時26分・輝面比100%、正真正銘の満月。 事前にカメラの時刻設定を調整したので、おそらく秒単位の誤差しかないはず。 さすがに全周にわたって翳りがない。 一方こちらは月の出から…

上弦の月(月齢6.918)

かなり激しく降った時間帯もあったのだが、14時頃から急速に回復。 待望の上弦月は地上からの水蒸気をものともせず煌々と輝いている。 ドンピシャは19:06だったので28分ほど過ぎての撮影だが、これなら上弦と呼んでも差し支えないだろう。 しかしまぁ鳥撮り…

皆既月食

今宵は久々の皆既月食とあって、視界の開けた仕事場屋上で観望会を試みた。 ↑午後からの曇天にヤキモキしたものの、定番の橙色満月が地平を超えた段階では安堵の一息。 月出から30分経過したこの時点ですでに半影ゾーンに入っているのだが、肉眼では全く分か…

小望月(月齢14.719)

満月ピークは明日の13時頃なので、16時間ほど早い分だけ左側の輪郭に翳りが残っている。 明夕の月の出直後ならピークから5〜6時間程度なのでいっそう丸いはず。 可能なら撮り比べて丸さの比較をしてみたいものだ。 昼過ぎまでは梅雨らしい空模様だったが、夕…

三日月(月齢3.649)

三日月とは朔(新月)を一日とする旧暦で3日目の月を指す。 今宵は旧暦だと皐月4日なので、正確を期せば四日月ということになるのだろう。 さて6月。カイツブリの抱卵も気になるし、コアジサシの飛来状況も未確認。 いろいろあって鳥見に出かけられないの…

十三夜(月齢12.214)

旧暦十三夜と聞けば満月二日前をイメージするのだが、実際の満月は四日後の5/15(旧暦17日)となる。 なるほど、十三夜月にしては細めなわけだ。 現用デジスコで撮影できる月面の限界も見えてしまい、スコープを夜空に向ける興を失ってしまった。 けれど、南…

木星とガリレオ衛星 そして裏ブルームーン

朔の闇にのみこまれる寸前の剃刀月を撮ろうと未明の寝床から這い出たのだが、生憎の雲に野望を砕かれてしまった。 それならばと、夜の帳に輝く木星とガリレオ衛星を狙ってみたのだが、昼間に雨を呼んだ風が未だ吹き止まず、大気条件はユラユラと心許ない。 …

満月満足(月齢15.005)

元日が朔だった今月は、今のところ旧暦一致している。そして今日の午後満月を迎えた。 南関東の月出は17:07。大気の揺らぎが激しい高度を超えるのを待って撮影したのは20:22。 ピークから6時間半経過した月は早くも向かって右側が欠けはじめている。 そうい…

八日月(月齢10.993)

先週のこと、突風に吹き戻された鉄製門扉に右踵上部を挟まれてしまった。 直後こそ立ち上がれないほどの激痛だったが、要は軽度の打撲と擦過傷にすぎない。 ただ痛めた箇所がくせ者で、踵に五百円硬貨大の靴擦れが出来たと思えば当たらずとも遠からず。 右踵…

大晦月・夜明けの地球照(月齢27.858)

大晦日の月出は横浜で5:06だったが、ベランダから撮影可能になるまでジリジリと待つ。 横浜といっても多摩丘陵に接する我が家付近は2〜3℃低く、カーボン三脚を握っただけで指先の感覚が薄れてしまう。 風こそ無風に近く大気の状態はすこぶる良いが、高度が…

満ちゆく月(月齢8.436)

今月17日は十三夜。先月の中秋の名月が「芋名月」なら、十三夜は「栗名月」とされている。 満月のピークは19日朝なので、実質的には満月に一日半満たない風情を愛でることとなる。 撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) / Canon IXY210F / …