秋夜は清かに

上弦の月(月齢7.628)

 中秋の名月やら三日月など、月を愛でたいと思うタイミングで曇っていたり忙しかったり。今宵ようやく月にレンズを向ることが出来た。  ここ数日で秋の深まりが加速したような、冷気と覚える夜風を受けながらの観望。僅かな大気の揺らぎはあるものの、そこそこのコンディションで撮影出来た。ただし上弦は12:30頃なので、撮影した18時では5時間半ほど経過していた。  月の輝面比52.613%と僅かに満ち始めてはいるけれど、許容範囲だろうと都合良く解釈。ただしナンチャッテ機材*1の限界か、輪郭に浮く色収差が気に入らない。色収差が気にならないようにモノクロ化したカットを並載したのは、ある意味ヒゲボウズの負け惜しみ。

*1:20年前のフィールドスコープを用いたデジスコシステム