2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

小鴨(コガモ)♂

【カモ目カモ科】 鋭意お着替え中のコガモ君。体の下面と頭前部はオスらしくなってきたが、後頭から背にかけてはメスと見紛う羽衣を残している。エクリプスから繁殖羽へのまさに過渡期の状態。 こうしたオスの換羽を観察するのも本種に限らずカモウォッチン…

アブラコウモリ 第2夜

【哺乳類コウモリ亜目ヒナコウモリ科】 連日似たような画像で申し訳ないが、昨日の反省点を考慮の上、早速実写してみた。 ↑顔も見えているし被写体ブレも起きていない。なんとか成功したようだ。 だがこの一枚の影に百枚の没カット。泣きが入る歩留まりは相…

アブラコウモリ

【哺乳類コウモリ亜目ヒナコウモリ科】 我が家周辺で見ることが出来る野生の哺乳類となると先ずはタヌキを思い浮かべるのだが、冷静に考えてみると夕方の街灯周辺で飛び回るアブラコウモリが筆頭だろう。河川の周囲ではユスリカを補食する相当数の同種を見る…

翡翠(カワセミ)♀

【ブッポウソウ目カワセミ科】 かの国ならさしずめインディアンサマーとでもいうのだろうか、10月とは思えぬ汗ばむ陽気。 久しぶりに鳥撮り機材を担いだまでは良かったのだが、あっという間に汗まみれとなってしまった。餌捕りダイブを繰り返すカワセミが涼…

小鷺(コサギ)

【コウノトリ目サギ科】 コサギは全くの普通種で、珍しくも何ともない。あまりにも当たり前の存在なので、カラスやスズメと同じように観察もおざなりになりがちだ。だが、さすがに「白鷺」と首肯してしまう優雅な瞬間に出くわすこともある。今回にしても張り…

満つる月

午後から重たそうな雲が天空を覆いすっかり諦めていたのだが、就寝前に見上げてみれば、薄雲越しに鈍い光を放っていた。早速400mmレンズを持ち出してダイナミックレンジの限界を探りながら撮影。いささか苦し紛れだが、月面の白トビを最小限に抑えつつ何とか…

浮島公園より羽田を望む

民間機、それも去りゆくジャンボが見たくて川崎市の浮島までプチ遠征。浮島は多摩川河口を挟み、A滑走路に南東から進入する機体を見ることが出来る撮影好適地。風向きによっては海上の新設D滑走路から飛び立ってくる機体を狙えるはずだが、この日は逆風で…

尾長鴨(オナガガモ)♂エクリプス

【カモ目カモ科】 二週間ぶりに訪ねた池にはコガモに続きオナガガモが渡来していた。コガモのオスはまだまだ換羽中でメスとの識別に手間取るが、オナガガモのオスは繁殖羽への換羽がかなり進んでいた。この状態で渡ってきたのだろう。 渡来直後だというのに…

海棲スズメバチ

趣向を変えて別種の猛禽。あっ、猛毒昆虫か。 なんだかF-35ライトニングIIとタイフーン(EF2000)にばかり目を奪われがちなのだけど、米海軍の現用機F/A-18E/FもF-X候補に残っていたっけ。他の候補に比べると原型機F/A-18が古株だけに色あせた印象もあるけれど…

F-Xに関する私見

F2製造終了、次期戦闘機の選定本格化 日本の空を今後20年以上、守ることになる次期戦闘機(FX)の機種選定作業が本格化した。 約10年前に登場したF2戦闘機は27日、国内製造が終了。防衛省が新しい機種を決定する11月末までの作業では、性能や…

川鵜(カワウ)

【ペリカン目ウ科】 観察した小一時間ほど太陽に背を向け翼を広げたまま佇んでいた。カワウやウミウではよく見かけるポーズだが、この日は少し汗ばむほどの陽気。黒っぽい羽衣には熱吸収の効率が良すぎて、体を温める目的にしては長すぎると思われる。おそら…