2014-11-01から1ヶ月間の記事一覧

〜心震える時〜

上記表題の長谷川きよしコンサートを聞いてきた。 素晴らしい、理屈抜きで。 彼の持ち歌の数々は言うに及ばず、カヴァー曲も絶品揃い。 中でもセルジオ・メンデスのカヴァー「マシュケナダ」は凄すぎる。 半端じゃないギターと美声、そしてコスマス・カピッ…

上弦の月(月齢6.918)

かなり激しく降った時間帯もあったのだが、14時頃から急速に回復。 待望の上弦月は地上からの水蒸気をものともせず煌々と輝いている。 ドンピシャは19:06だったので28分ほど過ぎての撮影だが、これなら上弦と呼んでも差し支えないだろう。 しかしまぁ鳥撮り…

四十雀(シジュウカラ)

【スズメ目シジュウカラ科】 シジュウカラは樹上性の野鳥だが、灌木や地面での採餌も厭わない。 秋が深まり落葉が進むとそうした傾向が目立ってくるような気がする。 落葉の中に餌となる昆虫類が潜んだり種子が落ちていたりするからなのだろう。 野鳥の撮影…

鴛鴦(オシドリ)♂

【カモ目カモ科】 久しぶりに自宅を起点とした徒歩徘徊。 尾根沿いから谷戸地を歩き回ってたどり着いたのが、我が家から数分と離れていない雨水調整池。 サギ類やカワセミを見つけるつもりで向けた視線の先には、オシドリが寂しげに浮かんでいる。 思い出し…

未明の地球照(月齢27.956)

日の出30分前の空。 仄かな地球照を抱いた眉月が浮かぶ。 けれど15分後には明るさを増した空に溶け込み見失ってしまった。 煌々と輝く月も美しいけれど、儚く薄い月のもたらす情感は格別だ。 ちなみに明日の21:32頃が新月。 明朝は月出時点での太陽との角度…

尉鶲(ジョウビタキ)♀

【スズメ目ツグミ科】 人里に秋の深まりを教えてくれるのは、ジョウビタキの囁きとアオジのヒソヒソ話。 フロントガラスの着氷を落としながら、背にする鳴き声の気持ち良いこと。 鳥好きにとってはさしずめ水浴美人絵図といった風情なのだが、趣味を解せぬ人…

カレンダーデータ配布のお知らせ

2015年カレンダー「あるいは月の物語」の印刷データを無償配布します。 写真画質をA4以上で印刷できるカラープリンターなら問題なく印刷できるはず。 データそのものはA3で作成しましたが、A4プリンターでも問題なく縮小印刷できました。 我が家の4色インクA…

尾長(オナガ)

【スズメ目カラス科】 西日本には生息しないなど分布に偏りがあるオナガだが、ここ南関東では年間を通して見られる普通種。 とはいえ大概の留鳥がそうであるように、本種もまた落葉とともに目にする機会が増えてくる。 青灰色の美しい羽衣を纏っているのだが…

大鷺(ダイサギ)

【コウノトリ目サギ科】 カモ類の渡来状況を見に出かけたものの、コガモ以外は確認できず少々落胆モード。 気の毒に思ったわけでもなかろうが、ダイサギが秋色を背景に流し目をくれた。 台風20号が太平洋上を逸れていく。 これでまた冬への移ろいが早まるこ…

未明の眉月と水星

今宵の夜空は満月に向かう月齢10前後の楕円月。言うまでもなく下の画像は蔵出しだ。 撮影は二年前の12月。東の空に輝く水星と眉月(月齢27.96)。このカットは来年用のカレンダー「あるいは月の物語」の作成過程で最後まで悩んだ一枚。 冬枯れた樹木の被りな…