オシドリ(鴛鴦)
サブタイトルの漢字表記では鴛鴦だけど、鴛がオスで鴦がメスだそうな。ということで今回は2枚とも鴛となる。因みにどちらも単独ではオシドリと読むが、鴛はエン、鴦はオウとの音読みがある。 観察していると意外なほど個体差が見受けられて面白い。このクチバシを開いた個体は三列風切の飾り羽(銀杏羽)が小さく、その為か頭でっかちに見えて可愛さが強調されていた。 このオスは観察中かなりの時間を水浴に費やしていた。まだパートナーがいないようだったので、必至に身繕いしているのかも。
肥えゆく月(月齢10.003)
旧暦師走の十一日。上弦から3夜、満月まで五日といったタイミング。 クレーターなど凹凸の観察という観点では順光の満月は不向きとなってしまう。そういう意味で今宵の月齢は夜明けゾーンのティコやケプラーが見頃ではなかろうか。 天体望遠鏡ならば架台が赤道儀でもヨーク式の経緯台でも直上に筒先を向けることが出来るのだが、わが三脚and雲台は鳥撮用途に組み上げたデジスコ用途。仰角は80度程度が限界なので、今宵20~21時頃の中天を行く月には大苦戦。変な姿勢を強いられたせいか少々腰に来たようだ。いや、歳のせいかな。