雨の夜は音の惑星旅行へ

木星(Jupiter)

  6月11日の「衝」以後最初の晴天夜6月13日に撮影した木星をコンポジット処理。

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 当夜は風が強く大気はユラユラ。百余枚撮ったなかでコンポジットの元となり得るカットは8枚しかなかった。

 納得するには到底及ばない結果に、今月中に穏やかな晴天夜があることを願うばかりだ。


土星(Saturn)

  木星が南中する頃、東南の低い空には土星が光を放っていた。

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 木星よりさらに高度が低く、大気の影響も酷いものだった。

 土星の「衝」は7月10日。当分は晴れてくれさえしたなら木星土星にスコープを向けよう。

- 撮影データ:Canon PowerShot G9 X Mark II / Kowa TSN-824M + TSE-9W(50x)

 

ホルスト 組曲「惑星」

 指揮者やオーケストラに拘るほど耳は肥えていないが、数あるクラシック楽曲の中でもとりわけ好んで聴いているのが組曲「惑星」。

   この楽曲を知ったのはオリジナルより冨田勲のシンセサーザーが先。音楽的な素養のない高校生のヒゲボウズにとっては衝撃的な出逢いだった。

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 ポップス化された木星(Jupiter)ばかりが有名だが、オリジナルであれ、富田版であれ、組曲を通して聴くことで太陽系を旅する高揚感が味わえる。