人工知能は風流を解すのか

下弦の月

「旅の宿」だったかな、吉田拓郎上弦の月を風流と歌ったが、下弦の月はどうだろう。
日の暮れた夕餉の時間が見頃の上弦の月と異なり、深夜から夜明けがメインの下弦月は人目にふれぬ分だけ損をしているようだ。

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▲ 2019/02/27 05:02:38(月齢21.957)

-Canon EOS 7D・EF400mmF5.6L USM + ExtenderEF2XII(合成値800mmF11)
-F11・1/200sec・MF・ISO800・トリミング(30%)・リサイズ

正確を期すなら下弦は26日20:28だが、月出前なので日本列島からの観望は不可能なタイミング。
ある程度の高度となり、かつ無理のない時間ということで、明けやらぬ早朝5時の撮影を試みたが、ドンピシャの下弦から8時間ほど経過しているので半月というにはやや欠けすぎているようだ。
以前のように半徹夜で仕事に出かけるなど無理なお年頃。この程度の妥協は許されたし。

ともあれ旧式なEOS 7Dだが、画質に関してはまだまだ行けそう。この機材構成なら納得の結果だが、ISOは400でも良さそうだ。

来月初頭、3/2の「薄月と土星大接近」、翌3/3の「月と金星大接近」はテレコンなしで収まるのかな。

 

※月齢一覧(再掲)

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