今宵は雨月物語

満月満足

 二時間ほど前まで残っていた雨が上がり、足早に駆けていく薄雲を透かして満月が姿を現した。正確を期するならド満月まで2時間ほどフライングなのだが、重たくなってきた瞼には勝てませぬ。
架台のほぼ最大仰角にデジスコをセットし、雲間の隙に撮影敢行。

f:id:Tpong:20190220000527j:plain

▲ 2019/02/19 23:07:18 (月齢14.710・輝面比99.991%・10%トリミング)
356,807Kmの彼方だが、これでほぼ最接近。

最近はスーパームーンと呼ぶようだが、何をもってスーパーなのかはよく分からない。

最接近した月の引力で災害が云々といった俗説もあるようだが、それならば朔(新月)での最接近の方が太陽の引力と重なるので脅威度が高まるように思うのだが、見えない月には反応も薄い。

天文学よりは占星術的なイベントのように思うのだが、果たしてどうなのだろうか。

さて画像だが昨日得られたデータをもとにズーム倍率を調整し画質重視で設定。レタッチでコントラストを調整してみた。大気の状態が悪いので輪郭がガタガタだが、まずの画質が得られたように思える。

 

さて、寝床に直行・・・・

- 撮影データ:Canon IXY 210F / Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32x)