昨シーズンほどではないにせよ、シロハラの渡来は平年より多いように思われる。保護色を纏っているだけに姿の確認に至る頻度はさほどでもないが、キョキョキョキョという独特の鳴き声を耳にする機会は多い。同じツグミ科でもジョウビタキやルリビタキなどの小型種には寛容だが、ツグミやトラツグミなど自らと同じような大きさの同族にはかなり攻撃的になるようだ。食性がかぶるだけに許せないのだろう。そんな先入観で見るゆえか、意地っ張りな顔立ちに見えてしまうのは仕方がないか。
撮影 : 2010年1月 東京都町田市
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