アゲハはアゲハを擬態する

シロオビアゲハ(白帯揚羽)

  奄美諸島以南の普通種だけど、ヒゲボウズは南関東の住人なのでついつい追いかけてしまいます。地元のスタッフから見ればスズメを珍しがるようなものなのでしょうか、なま温かい視線を頂戴しました。

 さて雌雄不明なれど典型的なシロオビアゲハ。基本的に黒地に白の2色です。

  そして興味深いのがメス。オス同様の白帯型のほかに紅紋型と呼ばれる赤色斑のある個体が存在しています。

  どうやら毒蝶であるベニモンアゲハに擬態しているそうですが、興味深いのは擬態しない白帯型のメスも少なからず発生すること。

そしてこちらが擬態の本家ベニモンアゲハ。2005年の撮影ですが、翅がボロボロなのは頑張って生きてきた証とご容赦ください。

 まぁ、たまたま撮れて、同定の参考にした資料で読んだに過ぎないけれど、生物学ってとんでもなく深い世界だと思い知りましたとも。

参考(琉球大学):https://www.u-ryukyu.ac.jp/news/4810/

 

ボーイング787

 久しぶりの空の旅はボーイング787。2011年のローンチなので最新と言うには語弊があるけれど、ヒゲボウズは787初搭乗でした。

 いやはや知識としては抑えていたけれど、聞きしに勝る主翼の上反角。炭素繊維強化プラスチックなど、最新のマテリアルを駆使したしなやかさをまざまざと見せつけられました。