2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

爽快一気読み

西表島ヤマネコ騒動記 (小学館文庫)作者: 横塚真己人出版社/メーカー: 小学館発売日: 1998/04メディア: 文庫この商品を含むブログ (1件) を見る 著者の写真集やガイドブックに導かれ、西表島での奮闘を描いたエッセイに手を出してみましたが、我ながらたじろ…

鷽(ウソ)♀

咽に特徴的な赤みがあるオスとは違いいたって地味な印象のメスですが、太いクチバシがアトリ科の一員であることを物語っています。夏の間は亜高山帯で繁殖し、冬は里に下りてくるはずなのですが、我が家周辺の里山や公園では見たことがなかったような。 この…

新たな悩み

画面に縦縞が走るようになり不調気味だったブラウン管テレビの窮状をはてなの神様はご覧になっていたようです。久々の懸賞ゲットは4th MEDIA対応の42型液晶テレビ。もちろん大助かりなのですがはたと困ったのがその置き場所。横幅が104cmかぁ。少なくとも現…

先島蘇芳の木(サキシマスオウノキ)

スオウは蘇芳と書くのだそうですが、奄美大島を北限とする熱帯性の常緑高木。その特徴は何と言っても板根(ばんこん)とよばれる板状の根で、古くは船の舵に用いられていたとか。 写真の樹は西表島の仲間川を河口から船で30分ほど遡ったところにあり、樹齢推…

富士山五合目、バードウォッチャーには有名な奥庭山荘の水場を訪れてみました。 小学生の遠足やらキノコ採りの集団などかなり賑やかなのに野鳥がやって来るのは驚き。 先着されていたバードウォッチャーの皆様、いろんな情報ありがとうございました。 目:ヒ…

メモリーメディアの検証2(カードリーダーを介してパソコンに転送テスト)

メディアの検証もこれでおしまい。撮影後の重要なファクター、パソコンへの取り込みに要す時間を計測しました。

瑠璃鶲(ルリビタキ)♂

フライングでルリビタキ登場。といっても撮りたてのホヤホヤです。富士山5合目の奥庭まで遠征してきました。スバルライン脇の駐車場にクルマを止め、奥庭山荘への道を下り始めたとたんのお出迎え。地図の等高線から判断すると標高2250mの針葉樹林でした。 例…

ブッタマゲな一日

ヤッター! 応募者2000人だそうですが、当たっちゃいました4th MEDIA対応の大型液晶テレビ。 はてなの神様、ありがとう!!

YS-11退役

民間機としてはという但し書きがつきますが、YS-11が日本の空を去ります。*1ラストフライトは今月30日、日本エアコミューター(JAC)の沖永良部―鹿児島。チケットは1分で完売し、キャンセル待ちが500人だとか。国産というだけでなくYS-11が支えた離島も多く、…

メモリーメディアの検証1-b(EOS20Dの連写&バッファクリア)

もはや旧世代のEOS20Dですが、APS-Cフォーマットで超望遠の高倍率撮影にはいささか有利。所有機では一番高速な秒5駒の連写性能もあって鳥撮りでは主力として使っています。ただしこのカメラ、最大の弱点はRAW+Jpegだと6駒連写でフルバッファになってしまうこ…

密閉型インナーイヤータイプのヘッドホン

8月にソニースタイル(直販)でVAIOノートを購入したところ、一ヶ月以内にモデルチェンジしたという理由で1万円のクーポンを頂戴しました。*1ソニースタイル専用だけど、ありがたく使わせていただくことに。 そんな折、携帯オーディオ用のヘッドホンが不調…

目白(メジロ) 《亜種:リュウキュウメジロ》

大東諸島を除く琉球諸島と奄美大島に分布する亜種リュウキュウメジロ。専門書によれば「小型で胸と脇が灰白色のため本土亜種との識別が容易」となっていますが半人前の私には本土亜種との違いがほとんど判別できません。強いて言えばただでさえ小柄なメジロ…

メモリーメディアの検証1-a(EOS 5Dの連写&バッファクリア)

雨で空いた時間を利用して手持ちメディアによるテストを実行。 連写数(SS1/1000sec・ボディのみ)とフルバッファからクリアされるまでの時間を計測してみました。データはRAW+JPEG(Small/Fine)、連写モードでシャッターボタンを押し続け、連写が止まった時…

磯鵯(イソヒヨドリ)♂

ユーラシア大陸の沿岸部に広く分布するイソヒヨドリは、日本でも北海道から八重山諸島の全域で観察できます。特に南西諸島での生息数は多いようで沖縄本島を旅した際もその多さに驚いたものです。今回の旅でも石垣市の市役所や離島桟橋などが集中する街のど…

季節外れのアジサイ

仕事が雨で延期となり、ぶらりと雨煙る公園へ。驚いたことに季節外れのアジサイが、幾株もの群落の中でたった一つだけ咲いていました。 梅雨の雨でこそ似合う花だけど、秋雨の中では寂寥感が漂ってきます。

なんだか温帯台風って感じ

プロバイダー乗り換え

経費節約で、8年ほど使ってきたプロバイダーからNTT系のぷららに乗り換え。キャリアは変わらずBフレッツだけど、これで年額約15,000円の節約です。懸念していた通信速度チェックでもほとんど変わらないようだし、ひと安心。 尚、我が家は築十年のマンショ…

雲雀鴫(ヒバリシギ)

スズメと大差のない小型のシギで、見つけたときは小型シギで唯一知っているトウネンと思いこんでいました。後で写真を見るとクチバシが少し長めで反っていることからヒバリシギと同定。でもちょっと自信がないなぁ。 シベリアと東南アジアからオーストラリア…

タテハモドキ

九州南部以南に分布するタテハチョウの仲間でフィールド図鑑によれば八重山では一年中普通に見られるはずのタテハモドキ、遭遇したのは草むらの中のこの一頭だけ。鳥をメインに追いかけていたので気づかないままだった可能性も大ですが、二兎追う者は何とや…

潜水艦の色

長年疑問だったのが潜水艦の艦底色。プラモデルのパッケージは全体が黒い物と底だけ赤い物があるし、係留されている潜水艦は喫水が深くて分かりませんでしたから。今回の陸揚げで少なくとも海上自衛隊の潜水艦は赤と判明。一般船舶と同じで蛎殻などが付着し…

四十雀(シジュウカラ)幼羽

秋といっても落葉が本格化するのはまだまだ先のこと。野鳥たちも「声はすれども姿は見えず」の状況が続きます。それでも水場となれば話は別で、シジュウカラやメジロなどの里山の留鳥たちが姿を現してくれます。特に今年生まれのやんちゃ盛りは成鳥に比べる…

谷戸に咲く曼珠沙華

「谷戸」という言葉が全国区なのかどうかは知りませんが、南関東、特に多摩・神奈川では「丘陵地にある谷間で小川の源流域となっている地形」を指しています。多くの場合水田とそれを三方から森が囲む地形となっているのは必然ですね。そして田んぼの畦には…

久々に写真集

いりおもて―森と海と人と山猫 (週刊日本の天然記念物PICTORIAL BOOK)作者: 横塚真己人出版社/メーカー: 小学館発売日: 2002/07メディア: 大型本この商品を含むブログ (1件) を見る 売れ残ってくたびれたこの本を手に取り、パラッとめくってクラッと来ちゃい…

秋空

里山の秋は空からやって来たようです。黄金色の稲穂が実る谷戸を、風が刹那の波紋を刻んで吹き抜けます。小笠原付近を通過する台風14号の影響でしょうか。高い雲と低い雲が違う方向に流れていました。 フルサイズのEOS5Dを手に入れてから、15mm対角魚眼レ…

ハナグモ

グンバイヒルガオの花に潜んで獲物を待ち伏せ。小さなクモでせいぜい7〜8mmといったところ。 観察段階では気づかなかったのですが、ひょっとするとシベに擬態しているのかなと思えてきました。

フォトショップのあんちょこ

カメラファンのためのフォトショップCS2逆引き辞典―もっと写真がキレイになる! (GAKKEN CAMERA MOOK)作者: 桐生彩希出版社/メーカー: 学研発売日: 2006/03メディア: ムックこの商品を含むブログ (1件) を見る デジタルカメラを使うアマチュアカメラマン向き…

嘴太烏(ハシブトガラス) 《亜種:オサハシブトガラス》

八重山諸島に生息するハシブトガラスの亜種オサハシブトガラスは本土亜種に比べふたまわり小さく、ハシブトガラスの特徴である太いクチバシも体のバランスからすると小作りな印象。本土のカラスを見慣れた目には奇異に感じられます。ちなみに本土の亜種ハシ…

リュウキュウアサギマダラ&オオゴマダラ(サナギ)

南西諸島に生息しているリュウキュウアサギマダラは近種のアサギマダラに比べると一回り小型で「渡り」も行わないようです。石垣島・西表島では花さえ咲いていればスジグロカバマダラとともに海岸からマングローブ林までの至る所で見かけます。 私のような門…

白腹水鶏(シロハラクイナ)

琉球諸島に生息するクイナで、石垣島や西表島ではクルマに乗っているだけでもかなりの頻度で遭遇できます。道端に出てくるミミズなどを餌にしているらしく、アスファルト舗装の道路脇で見かけることが多いからです。それゆえの必然か輪禍率もダントツで、こ…

ベニモンアゲハ

東南アジアに生息し先島諸島がその北限に当たりますが、近年沖縄本島でも定着した可能性が高いそうです。後翅の紋や体が赤いのでジャコウアゲハにも似ていますが、リュウキュウウマノスズクサなど食草から取り込んだアルカロイド毒を体内蓄積しているところ…