リュウキュウアサギマダラ&オオゴマダラ(サナギ)

 南西諸島に生息しているリュウキュウアサギマダラは近種のアサギマダラに比べると一回り小型で「渡り」も行わないようです。石垣島西表島では花さえ咲いていればスジグロカバマダラとともに海岸からマングローブ林までの至る所で見かけます。

 私のような門外漢には外見からの雌雄は見分けが付きませんが、オスは止まっているメスの側で何分も停空飛翔を続けるのだそうです。写真右のリュウキュウアサギマダラも延々と停空飛翔していたのでおそらくオスなのでしょう。

 さらに、このカットにはなにやら金色の物体が写っていました。これは俗に黄金のサナギとも言われるオオゴマダラのサナギ。金色なのは周囲の色を映り込ませて環境にとけ込むため、つまりカモフラージュだそうです。