カバマダラとスジグロカバマダラ

 色彩鮮やかな熱帯系の蝶が通年見られるのも八重山諸島の魅力。今回は身も心も鳥撮にシフトしていたのでよほど目立つ蝶しか撮っていませんが、野鳥に織り交ぜつつ紹介していきます。

 さて、八重山では近種のカバマダラを2種類同時に見ることが出来ました。まずは毒蝶でありツマグロヒョウモン♀が擬態していることでも知られるカバマダラ。昨年訪れた沖縄本島ではこちらばかりだったのですが、八重山では少数派の印象です。

表翅はまさにツマグロヒョウモン。いや逆ですね。こっちが本家。

続いてスジグロカバマダラリュウキュウアサギマダラとともにその数には圧倒されます。八重山を代表する蝶といっても過言ではないかも。2種を同時に見ることが出来た印象としてはこちらの方がメリハリがあり、より美しいように思えました。