鵯(ヒヨドリ) 《亜種:イシガキヒヨドリ》

 南西諸島の留鳥亜種は本土亜種に比べて色が濃くなる傾向がありますが、キジバトシジュウカラと並んでイシガキヒヨドリも例に漏れません。下記リンクの本土亜種と比較すると一目瞭然、胸部の赤茶色が歴然としています。国内で8亜種にもなるヒヨドリの中で琉球諸島での亜種分布は、北から火山列島のハシブトヒヨドリ奄美諸島のアマミヒヨドリ・沖縄-宮古諸島リュウキュウヒヨドリ、そして八重山諸島のイシガキヒヨドリと続き、最後は与那国島のタイワンヒヨドリと順を追って濃くなっていくそうです。*1


 これまでに見た3亜種の共通点は例のけたたましい鳴き声。少なくともこれだけは亜種の壁を超越してます(x。x)゜゜

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*1:他には少し外れた大東諸島の亜種ダイトウヒヨドリ小笠原諸島の亜種オガサワラヒヨドリ・そしてもちろん北海道から九州までの亜種ヒヨドリ