もはや旧世代のEOS20Dですが、APS-Cフォーマットで超望遠の高倍率撮影にはいささか有利。所有機では一番高速な秒5駒の連写性能もあって鳥撮りでは主力として使っています。ただしこのカメラ、最大の弱点はRAW+Jpegだと6駒連写でフルバッファになってしまうこと。*1それだけにバッファクリアの速いCFカードが求められるわけです。
昨日同様の計測テストを実行してみました。カッコ内はフルバッファになった7駒目以降のシャッターインターバルで、どのメディアでも9-10駒あたりからはインターバルが長くなります。
- Lexar Professional 133x 4GB ---- 8.76sec (フルバッファ後のインターバル0.8-1.3sec)
- SanDisk ExtremeIII 133x 2GB ---- 9.70sec (フルバッファ後のインターバル0.8-1.5sec)
- HITACHI Microdrive 4GB --------- 10.70sec (フルバッファ後のインターバル0.8-1.8sec)
- Ttanscend 30x 1GB -------------- 14.45sec (フルバッファ後のインターバル0.8-2.2sec)
蛇足ながらバッファがクリアできれば再び6連写可能なので、やはりバッファクリアに要する時間は重要なファクター。言うまでもなく鳥撮り時のEOS20DにはLexarが入っています。
また、EOS5Dでは大差のついたマイクロドライブがEOS20Dではなかなかの成績。カメラ側にボトルネックがあるのでしょうが、容量単価が安価なハードディスク型メディアも侮れません。
*1:どれでも6連写でメディアによる差はなかった