2009-01-01から1年間の記事一覧

翡翠(カワセミ)♂

小河川の土手上から「ダルマさんが転んだ作戦」で慎重に距離を詰めていった結果、久々に成鳥の近接撮影に成功した。オリジナルで眼の部分を拡大すると、土手の上から撮影している自分らしきシルエットが映り込んでいた。 ところでこのオスのクチバシはかなり…

昇る望月

中秋の名月だった昨夜は東の地平が雲に覆われ撮影断念。満月を迎えた今宵もガスった地平に阻まれて月の出直後は輪郭が辛うじて見えるほどでしかなかったが、ここまで昇ってようやくそれらしい風情となった。菜の花とは無縁の秋だけど、残照の中を昇る月には…

百舌(モズ)♂

収穫期を迎えた農耕地ではあちらこちらからモズの高鳴き(初秋のさえずり)が聞こえてくる。その賑々しさ故だろうか、南関東あたりではほとんど留鳥のはずなのだが秋になると急に増えたように思えてしまう。 実はこのオス総じて羽衣のコントラストが低く、遠…

白鶺鴒(ハクセキレイ)

川の浅瀬は鳥たちにとって恰好の沐浴場。しばらく眺めていただけで大はハシブトガラスから小はメジロまでが水浴びにやってきた。その中で一番の長風呂だったのがハクセキレイ。冬羽への換羽中だけにサッパリしたいのだろうか。 芝生の上ではクッキリ鮮やかな…

機種変その後

先日機種変したSony EricssonのPremier3、Walkman Phoneと名乗るだけのことはあり携帯オーディオとしての実力はなかなかのモノ。PC用アプリのRISMOportも良好な使い勝手だし、肝心の音質は十分納得の範囲。FMトランスミッター機能は貧弱なオーディオしか搭載…

山雀(ヤマガラ)

窓外から「ニィニィ」とヤマガラの鳴き声が聞こえてきたので、望遠レンズ付きのカメラを抱えてサンダル履きで飛び出した。敷地内のエゴの実に夢中なあまり、最短焦点ギリギリまで近づいても頓着しない様子。書籍やネットの情報で知ってはいたけれどヤマガラ…

ケーブルレリーズと液晶フード

壊れたレリーズと無くした液晶フードの補充が届き、ようやくデジスコ完調。早速上弦の月をモデルに撮影テストしてみた。

沈みゆく上弦の月(月齢7.676)

「秋の日はつるべ落とし」というけれど、月もまた急ぎ足で沈んでいくかのようだ。

翡翠(カワセミ)♂

美しいカワセミに出逢った。このところ幼鳥続きだったので、成熟した個体との邂逅は久しぶりだ。羽衣の鮮やかさは勿論だが、珊瑚色に染まった脚もまた可憐で美しい。 実際にはドブ川と呼びたくなるような貧相な川面だが、暗さ故のスローシャッターが幸いして…

夏と秋が交差する

昨日の空は二層の雲が織りなす季節の交代劇。上層を覆う秋の筋雲の下、夏を想わす綿雲が駆け抜けていった。 秋桜は宙に向けたパラボラアンテナか。なるほど.... 撮影 : 2009年09月 東京都町田市

携帯機種変

2006年の3月にauデビューして以来の機種変更。今回はいわゆるウォークマン携帯、SonyEricsson製Primier3をチョイスした。

初秋の色

鳥見目的で徘徊中にちょっと気になった季節の光景を切り取ってみた。なにしろ体力不足。デジスコを載せた三脚を担いでしまうと、双眼鏡と400mm付きのDSLR以外はクルマに置きっぱなし。必然的に超望遠で切り取る世界に限られてしまった。なんとも無理矢理感の…

半径5キロの野鳥

9/20〜9/21の三日間はちょっとした理由でスズメの写真を撮るべく自宅から概ね半径5km圏を徘徊した。ところがそのスズメは自宅周辺からさっぱり姿を消している。あちこち探し回ったところ収穫期を迎えた田んぼに大挙して集まっていた。なるほど市街地で見かけ…

デジスコ用ルーペとレリーズ

このところデジスコはトラブル続き。まず2本所有していたレリーズが相次いで破損。トドメにカメラの背面液晶ディスプレイを覆って使っていた液晶フードをロスト。いずれもデジスコ撮影では必需品なのでやむなく緊急手配と相成った。レリーズは消耗品なので致…

雉(キジ)♂

マンション敷地内の見慣れた桜の枝になにやら黒っぽい影。双眼鏡で調べてみるとキジが潜んでいた。例によって「ダルマさんが転んだ作戦」を実施し、なんとか400mmレンズのフレームいっぱいまで接近。個体識別の術はないけれど、おそらくいつものオスキジだろ…

百舌(モズ)♂

まるでスタジオで撮ったようなシンプル背景、そして味気ない角材の止まり木と緑の刺繍テープ。けれどもいうまでもなく野生のモズだし撮影地も収穫期を迎えた田畑の一角。こうしてみると逆説的に背景の重要さが理解できる。 それにしても、このクチバシで噛ま…

目白(メジロ)

このところ大型鳥の掲載が続いているので、たまには「小鳥」にしてみよう。相変わらず葉が煩くスッキリした背景で撮れないが、それでもいつの間にか秋らしい色合いとなってきた。メジロもシジュウカラやヤマガラと混群を作って森や林を巡りはじめている。冬…

大鷺(ダイサギ)&小鷺(コサギ)

連日のサギ類だが、9/15付のアオサギと同じ樹上での一コマ。 舞い上がったダイサギを数羽のコサギが追うように飛び出した。ストーカーというよりパパラッチと称したくなるような行動だ。独行派のダイサギはしばしばコサギにつきまとわれているように見える。…

蒼鷺(アオサギ)

【コウノトリ目サギ科】 水辺を見下ろす樹上でに舞い降りたアオサギが太陽に向かって翼を広げた。翼の位置はだんだん下がったけど、この状態で太陽に相対すること20分以上。はて、この行動にはどんな理由があるのだろう。アレコレ考えたけど、布団干し同様に…

昇る月そして火星(Rising Moon & Mars)

二度目の月の出チャレンジ。今回はデジスコを持ち出してみたがどうもイメージ通り撮れない。月と背景の明暗比が高すぎて背景が黒くつぶれてしまうのだ。次回は満月の頃、月の出時刻がまだ残照が残る夕方にあたるタイミングで撮ってみよう。 それにしても地平…

翡翠(カワセミ)幼羽

冬鴨に会いたくて水辺を徘徊するも、残念ながらコガモやオナガガモには出逢えなかった。そんな無聊を慰めてくれたのが独り立ちして日の浅いカワセミのチビ君(雌雄不明)。漢字表記では翡翠(ヒスイ)となるカワセミだけど、幼いうちは冴えない色だ。胸の朱…

月の出(Moonrise)

数日前から狙っていたのだが、天候に見放され続けているうちに中途半端な月齢になってしまった。もう少し欠けた月で狙ってみたいけど、月出時刻が深夜になってしまう。悩みどころだなぁ。 撮影 : 2009年09月 横浜市青葉区

雀(スズメ)

春は田畑の害虫を駆除する益鳥で、一転秋の収穫期は稲穂に群がる憎き害鳥。毛沢東時代の中国ではスズメ撲滅運動が行われ、スズメによる食害がかなり減ったそうだ。が、天敵がいなくなったことで害虫が大発生し、結局のところ収穫量が大幅に減ってしまったと…

十六夜(月齢16.147)

満月を迎えたのは昨夜半の1時過ぎ。10時間を経過した月は肉眼では丸く見えていても右端は夜の帳に絡め取られている。 欠けゆく月が再び満つる10月3日は「中秋の名月」。 蛇足だが、ジェイムズ・P・ホーガン著の「星を継ぐもの」はかつて読んだSFの中でも印象…

小鷺(コサギ)

久しぶりに三十度を超える残暑。いつもの水鳥観察ポイントを徘徊してみたけれど、鳥に関しては依然夏枯れ状態が続いている。冬鳥としては最も早く現れるコガモも九月も上旬とあってはさすがに未着だった。 池を見下ろす樹上では、万年居座り組のコサギとカワ…

セキュリティーソフト

我が家で稼働しているPCはデスクトップとノートの計3台。年間のセキュリティーソフト代も馬鹿にならない。そこでライセンスの更新期を機にフリーのセキュリティーソフトKINGSOFTインターネットセキュリティに切り換えた。正直煩わしいと思うけど、時折広告…

投票前日

二昔前に比べると若い立候補補者が増え、政治家イコール老獪で面の皮が厚いジサマという図式が崩れてきたのは良いことだ。とは言えただ若けりゃいいってもんでもない。単に若さを良しとする風潮が世襲政治家の増殖理由の一つとあれば尚更だ。代議士たるもの…

木星(Jupiter)

涼しさとともに大気はユラユラ。撮った木星は歪みが酷く、中にはジャガイモのように歪なカットさえ見受けられた。悪態をつきながらもなんとか使えそうな53枚からコンポジット。中央やや左下に浮かびあがったのは大赤斑だろうか? 木星の縞模様が写るギリギリ…

上弦の月(月齢7.028)

家路を辿るフロントガラスを半弧の月が先導してくれた。朝夕めっきり涼しくなったけど、ここ数日はスッキリしない夜空。それだけに月の冴えが目にも眩い。 バックグランドは去っていく夏を惜しむがごときヒグラシの音。隣家から漂うサンマの香りに耳のみなら…

柄長(エナガ)

近頃気になることがある。外来種のガビチョウが我が家の生け垣にも姿を現す始末。ずいぶん増えたようで、早朝から夕方まで蝉時雨に負けない勢いでさえずっている。そんな彼らの台頭と入れ替わるかのように姿を見かけなくなったのがエナガ。四季折々、シジュ…