2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

道種漬花(ミチタネツケバナ)

オオイヌノフグリやホトケノザの群落の中からニョキニョキと顔を出しています。花よりも高く飛び出した切れた茎のように見えるのは長角果と呼ばれる果実。草刈りで切られた茎の痕だと思ったのは誰あろう私です(x。x)゜゜ 同科のタネツケバナは在来種ですが、…

頭高(カシラダカ)♂

ひと月前と比べるとずいぶん冠羽や耳羽が黒くなってきました。これは渡りの季節を迎えたオスに見られる現象で、羽毛の毛先が擦り切れ、中のほうの黒い羽毛が見えてくるためだそうです。*1 オスの黒覆面は北に向かう時節の到来を告げるサインでもあるんですね…

杉菜(スギナ)/土筆(ツクシ)

土筆(ツクシ)といった方が馴染みがあるけど、ツクシとはシダ植物のトクサ科に属すスギナの胞子茎のこと。 ツクシが枯れる頃、緑の栄養茎すなわちスギナが茂り始めます。 EOS 20D EF100mmF2.8MACRO USM ISO200 1/100sec F3.5

アングルファインダー

ローアングル撮影で重宝している旧ミノルタ製のアングルファインダーVN。 視度調整ヘリコイドの内側鏡筒を絶縁用ビニールテープで一巻きしたら安易に視度ズレが起きなくなりました。たったそれだけのことだけど、撮影中のイライラが大幅に軽減。使用頻度が増…

大鷹(オオタカ)

【タカ目タカ科】 風に乗り、谷戸の上空を飛び抜けていくオオタカと覚しき猛禽のシルエット。 愛知万博でも話題になりましたが「オオタカの棲む森だからそっとしておくべき」等々、乱開発阻止の錦の御旗として取り上げられることが多い鳥で、実際に法的根拠…

鳰(カイツブリ)

地元里山の溜池に現れたペアのカイツブリ。この時期既に夏羽です。 写っている杭は奇しくも昨年カイツブリが営巣し3羽のヒナを育てた所。今のところはこの池に居たり居なかったりと定着するかどうか微妙ですが、今夏も背中に乗せたヒナを見せてほしいもので…

菜の花畑

地元の小さな菜の花畑。今を盛りと黄色く咲き誇っています。 ところで菜の花というのはアブラナ属の総称なんですね。栽培されているのはセイヨウアブラナが多いのだそうです。 EOS 20D EF70-300mmF4-5.6IS USM(70mm) ISO100 1/800sec F5.6

雉鳩(キジバト)

昔は山鳩と呼ばれていたキジバトも、今ではすっかり郊外型のハト。都心の公園でさえ例のまったり系さえずり「デデーポッポー」が聞こえてきます。標高2000メートルから都心まで、ずいぶん守備範囲の広い野鳥ですね。 キジバトといえば春や初夏に限らず一年中…

姫踊子草(ヒメオドリコソウ)

ホトケノザと同じシソ科に属しますが、こちらはヨーロッパ原産の帰化植物。 掲載当初はホトケノザとしていましたが、ヒメオドリコソウと訂正させていただきます。 みぃこさん、ご指摘ありがとうございました。 花の上側裏に見えるオレンジ色がおしべ。蜜に寄…

仏の座(ホトケノザ)

土手や空き地で普通に見かける越年草ですが、マクロレンズの世界ではユニークな形状が際だちます。 その名は花の下にある葉が仏様の蓮華座のように見えることに由来するそうです。 奥に見える赤い部分がつぼみ。同時に開花するのはせいぜい三つ程度のようで…

おぉっ、バズーカ!

製品名 : APO 200-500mm F2.8 EX DG 価格 : 未定 発売日 : 未定 特徴 : 写真の新しい世界を拡げる初の大口径500mm F2.8 ズームレンズ : 専用のAPO テレコンバーターの装着により、400-1000mmF5.6 の大口径超望遠AFズームとして使用可能 http://www.sigma-pho…

小鷺(コサギ)

3月早々というのに早くも夏羽のコサギ。 後頭部に伸びる2本の冠羽と胸や背中のレース状の飾り羽が夏の装いです。 (EOS 20D EF400mmF5.6L USM ISO400 1/250sec F5.6) 水中の脚を細かく震わせて泥中の餌を追い込みます。どうやらメインディッシュはザリガニ…

大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)

昆虫目線で見るオオイヌノフグリはユーモラスな形。 ヨーロッパを原産とする帰化植物ですが、東京地方では百年以上前から定着していたそうです。 そういえば在来種のイヌノフグリを見かけなくなって久しいれけど、探し方が悪いのかな。 それにしてもこの手の…

緑啄木鳥(アオゲラ)♀

【キツツキ目キツツキ科】 キツツキは音で探す野鳥の代表格。特にその名の通り、彼らが木を叩く音は明確に居場所を教えてくれます。大柄なアオゲラの発する打撃音はさすがにその体躯に見合う音で、コゲラの発する軽やかな音に比べると重くかつ低く響いてきま…

蕗(フキ)/蕗の薹(フキノトウ)

記録的な暖冬で季節感が麻痺したようで「厳しい冬が終わる」実感がありません。 せめてフキノトウで春の網膜情報を満たしておきます。 EOS 20D EF100mmF2.8MACRO USM ISO200 1/250sec F3.5 マクロリングライトMR-14EX

ミツバチ失踪ミステリー

全米各地で、ミツバチの巣から女王バチを除く大半のハチが突然消える異常現象の報告が相次いでいる。ミツバチの「いないいない病」と命名された異常現象は昨秋以降、東海岸から西海岸へと広がり、被害地域は20州を超えた。原因は分かっておらず、ミツバチ…

百舌(モズ)♂

遠目から地面で餌を探す鳥のシルエットを見つけ、ツグミかシロハラかと双眼鏡で確認したらモズでした。 モズの採食は枝や杭の上から餌を見つけては舞い降り、捕獲すると枝に戻って食すスタイルと思い込んでいたのですが、ツグミのように地面を移動しながら餌…

奄美・やんばる、国立公園に検討

環境省は、鹿児島県の奄美群島と沖縄県のやんばる地域の2カ所の国立公園指定に向けて検討を始める。両地域に広がる照葉樹林を保護するのが狙い。ヤンバルクイナなど希少な野生生物の生息地としても知られており、将来、両地域を含む琉球諸島を世界自然遺産…

鴲(シメ)♂

冬鳥シーズンに入りなかなかの頻度でシメには遭遇しているのですが、どういうわけかメスばかりとぼやいてました。 ところが昨日掲載のツグミを撮っている最中に視野の片隅に飛び込んできてくれたのがこのオス。これ幸いと「ダルマさんが転んだ作戦」で距離を…

朧月(月齢14.866)

赤い月の出から4時間。高度を増した月は薄い雲のヴェールを纏って鈍い光を放っていました。 EOS 5D EF400mmF5.6L USM ISO100 0.8ec F5.6 WB:白熱電球 トリミング40%

赤い月(月齢14.717)

地平からようやく姿を現したのは真っ赤な月でした。 俗に赤い月は不吉の前兆などといわれますが、地平に近い月が赤く見えるのには科学的な根拠があります。 水平に近い角度だと月からの光は大気の分厚い層を通ります。その間波長の短い光は散乱されるので、…

鶫(ツグミ)

今シーズンは渡来数が多くさして珍しくもないツグミですが、独特のエヘンとばかりに威張った様なポーズが笑いを誘ったので思わず撮ってみました。尊大に見えてその実ほかののどの鳥よりも逃げ足が速かったりするのですが、食用として狩られ続けた過去を思え…

今宵の月(月齢13.901)

雛祭りだけに中天を照らす雪洞の様な月は、正確には9時間ほど先になりますが概ね満月。 夕方は雲が多かったので駄目かなって思っていたけど、夜半になって概ね晴れました。といっても薄〜い霞が掛かったような抜けの悪い夜空です。 このモヤモヤが舞ってい…

ティタノサウルス完全骨格か?

国内最大級の草食恐竜の化石が見つかった兵庫県丹波市山南町の河原で、同じ恐竜の尾の骨などとみられる化石十数個が新たにまとまって出た。発掘調査している同県立人と自然の博物館(三田市)が28日に発表した。骨は、倒れた時のままに近い状態で並んで泥…

四十雀(シジュウカラ)♂

暖冬の影響でしょうが、例年より半月ほど早い2月の中旬にはツーツーピーという縄張りソングを歌い始めていました。 観梅客のごった返す梅林でも直下の喧噪をよそに憑かれたようにさえずり続けるオスの姿が見られます。 EOS 20D EF400mmF5.6L USM ISO400 1/1…

大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)

田畑の土手や空き地で小さく可憐な花が咲き乱れています。 そういえば日本魚類学会が差別用語を使った魚類の標準和名の改名を行ったけど、植物の和名にもそうした動きはあるのかなぁ。この花の名も差別用語とは言わないけれど、いささか口にするには憚られる…

節句の夜を照らす望月

雲越しの月(月齢12.808)

朧月をねらってみたけど雲の濃淡が激し過ぎて巧くいきません。しかも雲の流れも相当速いし。 結局月を覆う雲の流れを表現しようと狙いを変えてみたけど、う〜ん、イマイチかなぁ。 EOS 20D EF400mmF5.6L USM + TeleplusPRO300(1.4x) ISO200 2sec F5.6 (合成…

雀(スズメ)

同じスズメの仲間でも「にゅう」と呼ばれる頬の黒斑が無いニュウナイスズメ*1を見たときは、なんとも野性的で精悍だなぁと思ったもの。やっぱり頬にある黒斑はスズメの愛嬌には欠かせないチャームポイントのようです。 とまぁ愛嬌のあるスズメですが、収穫期…

無精卵

ペットのボタンインコがまたまた無精卵。どうやら3週間隔で産んでるなぁ。 獣医さんからもあまり産ませない方が良いと言われているけど、もはや打つ手無しです。 参ったなぁ(x。x)゜゜