2008-01-01から1年間の記事一覧

背黒鶺鴒(セグロセキレイ)

ハクセキレイ一辺倒だった里山の田畑も、寒さが本格化してくるに連れてセグロセキレイやキセキレイが目に付くようになってきました。タヒバリやビンズイもちらほら現れ、セキレイ5種揃い踏みです。 この個体はマットな感じの黒い背中からメスじゃないかと愚…

黎明の月(月齢22.890)

仕事を終え帰宅する頃、東の地平は黒から藍へのグラデーション。底冷えする大気の遙か上空、日々研ぎ澄まされていく月が輝いていました。

金黒羽白(キンクロハジロ)

野鳥図鑑によれば潜水ガモ、そして海ガモにカテゴライズされているキンクロハジロですが、海から十数キロ内陸の地元でも毎冬見かける常連です。餌を撒く人が後を絶たないこともあり、潜水しての餌捕りなど素振りさえ見せてくれません。いやはやことごとくカ…

ロール紙印刷

昨日の月齢/和名の画像。ロール紙に印刷するとどうなるか計算してみました。127mm幅のロール紙だと127X1693mm、210mmなら長辺が2800mmに達します。面白いとは思うけれど、でかいなぁ....

下弦の月(月齢21.804)

撮影したのは3:32、正確を期すなら3時間後の6:31が下弦です。下弦の月なのに弦が上向きじゃないかという突っ込みが聞こえてきそうですが、上弦・下弦は月が没する頃の見え方に由来する呼称。ちょっと紛らわしいですね。

月齢一覧改

さらに月齢と和名の呼称を書き加えてみました。Fotolifeには制作したままのオリジナルサイズをアップロード。重いけど、鑑賞に堪えると自負してます。横スクロールでお楽しみください。ただ、月齢表記や満月等の呼称には時期によって±1日程度のズレがあるこ…

今宵の月(月齢20.863)

古称「二十日月(はつかづき)」は文字通りの月齢。もうひとつの和名「更待月(ふけまちづき)」は月の出の遅い時刻に由来します。早朝5時前。天頂付近で輝く月は徹夜明けの寝ぼけ眼には下弦かとと映っていたのですが、スコープ越しに見ると一日分の膨らみ…

翡翠(カワセミ)♂幼羽

近所の小川で遭遇したカワセミ。羽衣の発色が鈍いことや脚に黒ずみが残ることからまだ幼鳥と判断できます。 さて、双眼鏡で捉えたときから気になったのがクチバシの白斑。より高倍率のフィールドスコープに切り換え、どうやら魚鱗らしいと判明しました。大物…

月齢インデックス

雨の休日、鬱憤晴らしの悪ノリで野鳥の掲載インデックスを作る際に覚えたHTMLタグで遊んでみました。タイトル下の月齢数字をクリックするとその月齢を掲載したページにジャンプします。 悪ノリついでに月齢3〜27を合成。軽い気持ちで始めたものの、スケール…

白鶺鴒(ハクセキレイ)♂

耕し終わった畑に降り立ったのは冬羽に着替えたハクセキレイ。 ツグミの仲間など昆虫を好む種類には捕食に好都合なヒゲがあるし、さもなくばツバメのように思いっきり大きく口を開ける構造になっています。ところが彼ら同様に空中捕食も得意とするセキレイの…

加齢の実感

ほぼ二年ぶりの髭面。二週間ほど蓄えた髭は半分がとこ白化現象を来していました。 頭髪は日々減少し、髭は胡麻塩。気がつけば「下天のうちをくらぶれば、夢幻の如くなり」さえ跨ぎ越したわけでして、世に問うまでもなく思いとは裏腹な老いの坂道にさしかかっ…

目白(メジロ)

梅、椿、そして熟した柿の実。このあたりがメジロとの組み合わせとして定番といったところでしょうか。とりわけ柿の実はヒヨドリやムクドリからコゲラに至るまでいろいろな種類の野鳥で賑わいます。一際小さなメジロが彼らの食べ残した柿の実を啄む様子は、…

尾長(オナガ)

都心の青山界隈でさえ見かけたことがある*1ほどで、関東ではポピュラーなオナガ。ところがいざ探すとなると意外に見つけられなかったり、かと思えば住宅地の中で出会い頭に遭遇したりと、何となく神出鬼没なイメージがあります。 このアングルだと判りにくい…

サイドメニューの改造

右サイドメニューに掲載済み野鳥のブログ内検索インデックスをリストアップしました。例えば「シジュウカラ」をクリックすると、過去に掲載したシジュウカラのエントリーが全て検索されます。リストはとりあえず五十音順としてますが、五十音順・種別順どち…

思えば遠くに来たもんだ

2005年3月22日以来、細々と続けた来た拙フォトブログ「撮鳥見鳥とりどりみどり」。実質書き込み1001日目の今日、アクセスカウンターが333333を刻みました。 これもひとえに訪れてくださる方々あってのこと。改めて御礼申し上げます。

四十雀(シジュウカラ)

特徴あるネクタイ柄のお腹が見えないので雌雄が不明のシジュウカラ。額に何やら食べ滓を付けているのがご愛敬。 オリーブがかった背中の色にゾクッと魅力を感じるのは野鳥中毒の症状でしょうか。

尉鶲(ジョウビタキ)♂ 動画

HatenaのFotolifeが動画に対応したのでちょっと実験。 オリジナルの画面サイズはVGAだから640X480だけど、HatenaFotolifeにアップロードすると480X360にサイズダウン。さらにHatenaDiaryにfotolife記法で貼り付けると320X240まで縮小されてしまいます。まぁ…

百舌(モズ)♀

とかく天辺が好きなことには雌雄の違いはないようです。キィーキィキィキィとけたたましい鳴き声が聞こえたなら、その周辺の梢の天辺や電線などに視線を向けてください。スズメより一回り大きな姿を見つけることが出来るはず。

嘴広鴨(ハシビロガモ)

オカヨシガモに続きカモ類の連投となるけど渡来直後の旬な話題のつもりなのでご容赦のほどを。 その名の由来を説明するまでもなく、不釣り合いなほど大きくワイドなクチバシは遠くからでも明瞭な本種の識別ポイントとなります。そしてその用途は水面を濾しな…

丘葦鴨(オカヨシガモ)

手前右はまだ繁殖羽へ換羽が不完全なオス、そして左奥がメスですが、カモ類にあっては珍しくオスも地味な羽衣を纏っています。このカモ、「珍しくはないけど、さりとてポピュラーともいえない」そんな感じの微妙な存在感なので、見つけたときは思わずニンマ…

デジスコのツボ

このところ「デジスコを導入したけどさっぱり撮れない」というボヤキを聞きます。思うにデジスコの要諦は「素早い導入」と「徹底的なブレ対策」。もちろんピントや露出も重要ですが、それも前述の2点がクリアできての話。うまく撮れないという場合の多くは…

BP-511Aの早すぎる寿命

デジタル一眼レフのLi-ionバッテリー(キヤノン純正のBP-511A)がご臨終。チャージしてカメラにセットしてもLO表示のまま。再チャージしてもすぐに満充電サインが点灯する始末。

尉鶲(ジョウビタキ)♂

どんよりと鈍い秋色の里山を背景に、一際鮮やかなオレンジ色。 昨日に続き遭遇できたジョウビタキは、橙色の袴に黒の紋付きを羽織ったオスでした。

ケーブルレリーズ

昨年12月に入手したケーブルレリーズ(デジスコドットコム製デジスコケーブル605US)が破損。レリーズを押した瞬間、ポロッと見事に切れてしまいました。フィールドでは無理を承知で速写性を優先し、スコープ一式を三脚にセットしたままの状態で肩に担いでい…

尉鶲(ジョウビタキ)♀

先週から鳴き声は聞いていたけど、ようやく視認。姿を現したのは可憐なメスでした。 ジョウビタキを見かけると、冬鳥探索モードのスイッチが入ります。

柄長(エナガ)

市街地の交差点。賑やかな頭上を見上げるとエナガの群れが電線に屯っていました。意外に街中でも見かける小鳥です。 これからの季節、シジュウカラやメジロなどと緩やかな群れをつくり森や林を渡っていきます。樹間を飛び交う小鳥の中にひときわ尾羽の長いシ…

キチョウ

そぼ降る雨の中、葉陰で微睡んでいました。うまい具合の雨宿りポイントを見つけるものです。 ものは試しとマクロレンズの最短限界(等倍)までにじり寄ってパチリ。ピントが合焦した世界は横35.8mm×縦23.9mmの長方形。*1比較的ワーキングディスタンスのある…

タブロイド紙じゃあるまいに

今の麻生体制を支持するわけじゃないけど、少なくとも首相が金持ちなのは承知の上。自前ならどんなところで飲み食いしようがお好きにどうぞ。それで気分転換してバリバリ責務に邁進してくれるなら願ったり叶ったりだし。 そんなことより、挑発しておいて「首…

翡翠(カワセミ)♂

先日この池を訪れた際にはオスの幼鳥と彼を追い散らすメスの成鳥に出会っています。そして今回はオスの成鳥に遭遇。小さな池なのに、ずいぶん縄張りが錯綜しているなぁ。 それにしてもこのカワセミ君、「もっとスッキリしたロケーションを選んで留まってくれ…

今宵の月(月齢22.431)

夜間のフィールドワークをよいことにオリオン座流星群を見てみようと企んだのですが、ピークの18時頃からモヤと光害で如何ともし難い状況。夜半に昇ってきた月にトドメを刺されました。 回転角を撮影段階で補正したので、実質リサイズのみ。午前3時半にあく…