嘴広鴨(ハシビロガモ)

 オカヨシガモに続きカモ類の連投となるけど渡来直後の旬な話題のつもりなのでご容赦のほどを。
 その名の由来を説明するまでもなく、不釣り合いなほど大きくワイドなクチバシは遠くからでも明瞭な本種の識別ポイントとなります。そしてその用途は水面を濾しながらプランクトンを集めること。なかなか理にかなった形状を獲得しているわけです。

↑ 特異な形状のクチバシを除くと、メスはマガモのメスにも似てカモ類メスの典型的な羽衣。クチバシを水に浸しながら泳ぐこの姿こそ、本種の採餌行動そのもの。

↑ 強面のオスは繁殖羽にはまだまだほど遠い換羽中。着替え終わると>http://d.hatena.ne.jp/Tpong/20080120
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