草木

コスモスとナミアゲハ

近くのソバ畑にはヒョウモンチョウやタテハチョウの仲間が舞い集っていましたが、ナミアゲハやアオスジアゲハはコスモスの花蜜がお気に入りのようでした。大型のアゲハの仲間にとってはソバの花では小さすぎるのかもしれませんね。

ヒガンバナ

この時季の定番とも言うべきモチーフですが、都市化の進む地元ではまとまった群生地など望むべくもありません。いきおい疎らな群落で切取志向の撮影となります。事前にイメージをふくらませあれこれ持っていったレンズも、100mmマクロの付けっぱなしに終わっ…

ガクアジサイ

通勤途上の道端には色とりどりのアジサイが咲き乱れているけれど、この花には雨滴が似合うなぁ。 梅雨を忘れるような日が続いている南関東も、週間予報では明後日あたりから傘マークが並んでいます。

ユキノシタ

その語感から積雪に耐え春に咲く花をイメージしてしまうけど、実際には初夏の可憐な花。水辺の岩場など、湿度の高い日陰に生育します。 葉を火傷の貼薬や絞って解熱に用いるなど、意外に用途が多いそうです。天ぷらにすると美味しいそうなので、機会があれば…

樹齢9550年!

10000歳も夢じゃない世界最長寿の木 スウェーデン中部のダーラナ地方にある山岳地帯で、同国のウメオ大学の研究者が樹齢が1万年近くある世界で最も長寿とみられる木を見つけた。これまで米国のマツの仲間が樹齢4千〜5千年で最も長寿と考えられていた…

杉菜(スギナ)/土筆(ツクシ)

咲き競うサクラに気をとられていたら、娘が足下の土筆に気づきました。 至る所に春が来ています。

ミゾソバ

夏から秋にかけての畦や湿地を小さく彩るこの花は漢字だと溝蕎麦と当てます。溝の近くに生えるソバと言うほどの意味なのでしょうが、実際に食用となるそうで、かつては飢饉の際などに人々の命を繋いだ植物だったとか。

紫鷺苔(ムラサキサギゴケ)

地元里山の一角で群生していたのはムラサキサギゴケ。コケ類とは縁もゆかりもないオオイヌノフグリなどと同じゴマノハグサ科の多年生草本ですが、地を覆うような群落の広がり方がコケの様ではあります。 名前は花の形がサギの飛ぶ姿に似ていることに由来する…

牛繁縷(ウシハコベ)

ハコベの仲間はどれも似たような花で識別が難しいのですが、ウシハコベだけは顕著な特徴がありました。他のハコベは雌しべの柱頭が3本なのに、ウシハコベでは5本なんです。相変わらずハコベとコハコベの識別が出来ない私には有りがたくも優しい花でした。 さ…

庭石菖(ニワゼキショウ)

直径1.5cmほどのこの可憐な花がアヤメ科なのは意外ですが、すぅーっと伸びた葉の形を見るとなるほど納得。 明治中期に伝わったとされる北米原産の帰化種ですが、今ではすっかり定着し、芝生の中や道端などいろんなところで見かけます。 EOS 20D・EF100mmF2.8…

烏野豌豆(カラスノエンドウ)/矢筈豌豆(ヤハズエンドウ)

空き地や土手、畦など至る所で小さな花を見かけるマメ科の植物。ウィキペディアによれば植物学上の標準和名はヤハズノエンドウで、一般に定着しているのがカラスノエンドウだそうです。ですが手元のポケットサイズ図鑑ではカラスノエンドウとのみ表記されて…

射干(シャガ)

漢字表記に関してはちょっと込み入った事情があります。「射干」は本来ヤカンと読み、ヒオウギまたはヒオウギの根を原料とする生薬のことを指す漢名です。で、こちらのシャガには「著莪」の字を当てる場合もあるようですが、要するに「射干」は和名表記なら…

一輪草(イチリンソウ)

自然公園の一角で保護のロープに囲まれた群落。木道からの撮影なので、クローズアップが撮れません。盗採対策とは分かっていても花を観察するのに双眼鏡が必要なのは残念です。 ネット上や図鑑でイチリンソウを見ると白い花の印象でしたが、花びらの裏に赤味…

花筏(ハナイカダ)

地元里山の日照りが数日続くと流れが止まるような小さな沢沿いにひっそり自生していました。花が葉の真ん中に付くこのユニークな形態は、どうやら花の付く枝と葉脈が一体化している為のようです。従来はミズキ科ハナイカダ属とされていましたが、最近ではモ…

二輪草(ニリンソウ)

図鑑やネット上では名前の通り二輪の花が写っているケースが多いので、ニリンソウと言えば花が二輪あるからだろうと決めつけていました。でも実際には蕾も多く、一輪しか咲いていない茎が多いようです。同じキンポウゲ科のイチリンソウと区別するために付け…

梅(ウメ)

桜に気をとられている間に膨らみ始めていたウメの実。まだ2cmほどの小さな実が完熟するのは梅雨の最中の6月下旬頃でしょうか。 この色合いがなんともいえない「和」を感じさせてくれます。 EOS 5D・EF100mmF2.8MACRO USM・ISO400・1/250sec・F5.6(トリミン…

桂(カツラ)

ハートが二枚ずつペアになった様に見えるのは落葉高木カツラの若葉。光射す森の中で一際鮮やかな新緑です。 木に圭で桂となかなかめでたそうな字を当てますが、葉や木質から漂う気品ある香りに由来するようです。子供の頃お世話になった鉛筆の材料はこのカツ…

桜(サクラ)

都心満開のニュースに誘われ地元の古刹を訪ねてみましたが、まだまだ五分咲きと行ったところ。おまけに黄砂の影響らしく眠たげな空。今ひとつヌケの悪い花日和でした。 満開は週の半ばでしょうか。卒業式には遅すぎて週末の入学式には早過ぎる、微妙にタイミ…

片栗(カタクリ)

サクラに目を奪われがちな季節ですが、里山の斜面にひっそりとカタクリが咲いています。 申し訳程度の保護柵はあるものの、盗掘に遭わないことを祈るばかりの小さな群落でした。 EOS 20D・EF70-300mmF4-5.6IS USM(300mm)・ISO100・1/80sec・F5.6

大犬の陰嚢)オオイヌノフグリ)

気がつけば足元一面に咲いているオオイヌノフグリ。先月に比べると花も少し大ぶりになったようです。 今年最初に気がついたのが一月の下旬なので、思えば開花期間の長い花ですね。 そうそう、シベの裏側はハート型なんです。 EOS 20D EF100mmF2.8MACRO USM I…

杉菜(スギナ)/土筆(ツクシ)

すっかり早春の装いが一転、南関東ではここ二日ほど雪さえちらつく寒の戻り。 カプチさんの掲示板にも貼らせていただいたカットですが、最近のお気に入りです。 EOS 20D EF100mmF2.8MACRO USM ISO200 1/400sec F2.8

種漬花(タネツケバナ)

種籾を水につけ込む頃に花が咲くことから名付けられたタネツケバナは、若い葉を茹でて食すと辛味があって美味しいのだそうです。菜の花と同じアブラナ科だけのことはありますね。 さて、昨日掲載のミチタネツケバナが外来種であるのに対しこちらは在来種。茎…

道種漬花(ミチタネツケバナ)

オオイヌノフグリやホトケノザの群落の中からニョキニョキと顔を出しています。花よりも高く飛び出した切れた茎のように見えるのは長角果と呼ばれる果実。草刈りで切られた茎の痕だと思ったのは誰あろう私です(x。x)゜゜ 同科のタネツケバナは在来種ですが、…

杉菜(スギナ)/土筆(ツクシ)

土筆(ツクシ)といった方が馴染みがあるけど、ツクシとはシダ植物のトクサ科に属すスギナの胞子茎のこと。 ツクシが枯れる頃、緑の栄養茎すなわちスギナが茂り始めます。 EOS 20D EF100mmF2.8MACRO USM ISO200 1/100sec F3.5

姫踊子草(ヒメオドリコソウ)

ホトケノザと同じシソ科に属しますが、こちらはヨーロッパ原産の帰化植物。 掲載当初はホトケノザとしていましたが、ヒメオドリコソウと訂正させていただきます。 みぃこさん、ご指摘ありがとうございました。 花の上側裏に見えるオレンジ色がおしべ。蜜に寄…

仏の座(ホトケノザ)

土手や空き地で普通に見かける越年草ですが、マクロレンズの世界ではユニークな形状が際だちます。 その名は花の下にある葉が仏様の蓮華座のように見えることに由来するそうです。 奥に見える赤い部分がつぼみ。同時に開花するのはせいぜい三つ程度のようで…

大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)

昆虫目線で見るオオイヌノフグリはユーモラスな形。 ヨーロッパを原産とする帰化植物ですが、東京地方では百年以上前から定着していたそうです。 そういえば在来種のイヌノフグリを見かけなくなって久しいれけど、探し方が悪いのかな。 それにしてもこの手の…

蕗(フキ)/蕗の薹(フキノトウ)

記録的な暖冬で季節感が麻痺したようで「厳しい冬が終わる」実感がありません。 せめてフキノトウで春の網膜情報を満たしておきます。 EOS 20D EF100mmF2.8MACRO USM ISO200 1/250sec F3.5 マクロリングライトMR-14EX

大犬の陰嚢(オオイヌノフグリ)

田畑の土手や空き地で小さく可憐な花が咲き乱れています。 そういえば日本魚類学会が差別用語を使った魚類の標準和名の改名を行ったけど、植物の和名にもそうした動きはあるのかなぁ。この花の名も差別用語とは言わないけれど、いささか口にするには憚られる…

先島蘇芳の木(サキシマスオウノキ)

スオウは蘇芳と書くのだそうですが、奄美大島を北限とする熱帯性の常緑高木。その特徴は何と言っても板根(ばんこん)とよばれる板状の根で、古くは船の舵に用いられていたとか。 写真の樹は西表島の仲間川を河口から船で30分ほど遡ったところにあり、樹齢推…