烏野豌豆(カラスノエンドウ)/矢筈豌豆(ヤハズエンドウ)


空き地や土手、畦など至る所で小さな花を見かけるマメ科の植物。ウィキペディアによれば植物学上の標準和名はヤハズノエンドウで、一般に定着しているのがカラスノエンドウだそうです。ですが手元のポケットサイズ図鑑ではカラスノエンドウとのみ表記されています。やはり馴染み深いのはカラスノエンドウではないでしょうか。
日本中に分布しているこの花も元はと言えば古代オリエントや地中海周辺を原産とする外来種。農耕黎明期には食用として栽培されていたそうです。麦などと共に人為的に分布を広げたのかも知れませんね。

  • EOS 5D・EF100mmF2.8MACRO USM・ISO400・1/100sec・F4.5