地元里山の一角で群生していたのはムラサキサギゴケ。コケ類とは縁もゆかりもないオオイヌノフグリなどと同じゴマノハグサ科の多年生草本ですが、地を覆うような群落の広がり方がコケの様ではあります。
名前は花の形がサギの飛ぶ姿に似ていることに由来するそうですが、普段鳥を見慣れた目には今ひとつピンときません。むしろオホーツク海を覆う流氷下の妖精、クリオネことハダカカメガイを彷彿してしまいました。
- 共通データ：EOS 20D・EF100mmF2.8MACRO USM・ISO200
- 上：1/60sec・F5.6 ／ 下：1/160sec・F5.6・マクロリングライトMR-14EX
