2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

人工知能は風流を解すのか

下弦の月 「旅の宿」だったかな、吉田拓郎は上弦の月を風流と歌ったが、下弦の月はどうだろう。日の暮れた夕餉の時間が見頃の上弦の月と異なり、深夜から夜明けがメインの下弦月は人目にふれぬ分だけ損をしているようだ。 ▲ 2019/02/27 05:02:38(月齢21.957…

スプリント&ドリフト

メジロ(目白) 【スズメ目メジロ科】 今日でまた一つ歳を重ねてしまった。 ボーッと生きてきたつもりはないが、さりとて大して精進したとも思えない。 これまでの人生、スプリント&ドリフト(疾走と漂流)といったところだろうか。 さてさて咲きはじめたば…

今宵は雨月物語

満月満足 二時間ほど前まで残っていた雨が上がり、足早に駆けていく薄雲を透かして満月が姿を現した。正確を期するならド満月まで2時間ほどフライングなのだが、重たくなってきた瞼には勝てませぬ。架台のほぼ最大仰角にデジスコをセットし、雲間の隙に撮影…

久しぶりの月撮影

十三夜 明日の深夜1時頃が満月なのだが、天気予報によると観望は無理のようだ。 デジスコ再調整中 野鳥撮影では一眼レフと300~800mm超望遠レンズの組み合わせが一般的だ。画質は申し分ないのだが、倍率にこだわるほど重くかつ高価となるのが泣き所。800mmレ…

鵺の鳴く夜は・・・・

トラツグミ(虎鶫) 【スズメ目ツグミ科】 このところ休みが取れず鳥見徘徊もままならない。蔵出し画像を虫干しすべく、ハードディスクを浚って見つけたのはトラツグミ。 主食となるミミズや土中の虫たちにとっては恐怖の存在だろうけど、大型ツグミの例に漏…

雪こそ春の先駆けか

オシドリ(鴛鴦)♂♀ 【カモ目カモ科】ちらつく程度だった雪の勢いが増したのは、午後の4時にもなろうかという時間帯。 三脚をセットし粘っていると、一部のペアが交尾をはじめた。 交尾から産卵までどれほど時間を要するのか分からないが、交尾の時期として…

我が心中の鬼払う

オシドリ(鴛鴦)♂♀ 【カモ目カモ科】柳眉の月の余勢を駆って、オシドリの池へ。 いやはや驚いた。ブッシュに潜む個体は見落としているだろうから推して知るべだが、数えた限りで77羽。5年前に同所でオシドリの越冬を初認したときは5羽ほどだったので、うれ…

花粉症の薬、はじめました

未明のグラデーション 家を出る頃、眉月が夜明けのグラデーションから逃れるかのように金星を追いかけていた。フロントガラスの氷を落とし、冷え切ったエンジンのアイドリングが落ち着く頃、明るさを増した空の色へと溶け込んでしまった。 明朝は新月直前の…