2007-01-01から1年間の記事一覧

目白(メジロ)

撮鳥見鳥では常連のメジロですが、掲載が意外に久しぶりなのは暑い季節の撮影が困難だったから。真冬の間もツバキなどの常緑樹を好む彼らですが、シジュウカラなどと混群を形成し葉の落ちた広葉樹林を移動するので観察や撮影のチャンスがグッと増えます。 激…

上弦の月(月齢8.547)

夕刻に木枯らし1号が吹いた南関東の夜空は、時折千切れた雲塊が足早に翔ていく快晴。 南西の夜空を美しい上弦の月が照らしています。 その「上弦の月」ですが、月齢7〜8の半月を弓に見立てると、西の地平に弦を上にして没することに由来します。同様に「…

雪加(セッカ)

日曜朝の恒例となりつつあるご近所鳥見散歩。 雨水調整池のススキの原から聞こえてくるアオジの地鳴きにその姿を求めたところ、双眼鏡が捉えたのは一瞬スズメと見紛うセッカの姿。スズメより一回り小柄なセッカは草原やアシ原を好むウグイス科の野鳥で、草原…

久々の歯科医院

ここ数日ほど風邪を引いたようで身体が重い感じ。体調を崩したり疲労が溜まると決まって歯茎が痛み出すのですが、今回はいつになく痛みが激しく食事にも差し障る程。意を決してついに歯科の門を叩きました。どうやら二昔前に処置した奥歯が再発したようで、…

今宵の月(月齢7.514)

今週は夕刻に沈み行く細い月が気に掛かっていました。出来れば二日月や三日月を撮りたかったけど、月没が早過ぎて帰宅が叶わず断念の日々。今宵は漸く撮影できたけど、日の経つのは早いもので既に七日月となっていました。 それにしても月周回衛星「かぐや」…

地球の出・地球の入り

NHKの特番「”かぐや”月の謎に挑む」で、ハイビジョンで捉えた月の地平からの「地球の出(Earth-rise)」を見ました。科学番組にそぐわない表現かもしれませんが、神々しいとしか言い様のない美しい映像に感動を覚えます。いや、素晴らしかった。 ただ一点残念…

雉鳩(キジバト)

見ようによっては美しい羽衣なのですが、数が多いだけに普段は見向きもしない野鳥だったりします。個人的には昔の呼称である山鳩(ヤマバト)のほうが好みだけど、以前に比べると都市部へもかなり進出しているようで、今更「山」の字はふさわしくないのかも…

車のメンテナンス ---- その結果

車齢6年半で55000km走行のフォレスターですが、今回のメンテナンスで車内の走行ノイズや微振動が激減し、そこはかとなく漂っていたポンコツ感を払拭です。タイヤとバッテリー、さらにエンジンオイルとATFを一気に替えたので、なにが功を奏しているのか判りま…

小啄木鳥(コゲラ)

シジュウカラやメジロ、エナガなどと緩やかな群れを形成して林の中を移動していくのはスズメ大の可愛いキツツキ、コゲラ。ちょっと太り気味に見えるのは斜め下から撮っていることによる錯覚・・・・のはずです。 最近は日曜日しか休みがないので週の後半にな…

クルマのメンテナンス

最近は仕事でも乗り回しているので平均50km/Dayを上回る走行距離の愛車フォレスター。スリップサイン寸前まで摩耗したタイヤに加え、秋の深まりとともに青息吐息だったバッテリーも交換。エンジンオイルにATF、さらに劣化の激しかったワイパーブレードまで交…

柄長(エナガ)

四季を通じて身近な野鳥ですが、秋になると俄然目立ちはじめます。林に沿った電線に十羽単位で留まっていることも。 前後の「エナガ」エントリーを読む>

柄長(エナガ)

朝日の当たり始めた林の中でエナガの群れに遭遇。樹上からジュルリジュルリと賑やかな鳴き声が降ってきました。 前後の「エナガ」エントリーを読む>

ハイビジョンで月面

月周回衛星「かぐや」が送ってきたハイビジョンでの月面動画。解像度480X270pxでさえ感動ものです。 いずれはNHKで放送するのだろうけど、こりゃ必見ですね。 JAXA 宇宙航空研究開発機構>http://www.jaxa.jp/ プレスリリース>http://www.jaxa.jp/press/200…

四十雀(シジュウカラ)♂

シジュウカラは四季を通して定着する留鳥ですが、葉の茂る季節だと撮影は言うに及ばず観察さえも思うに任せません。ちょっとだけ落葉が始まったところで漸くの撮影です。 このオスは色付く桜の枝で小さな虫を捕まえました。なんだか得意げに見えるのは気のせ…

黄鶲(キビタキ)♀

日曜日の里山で11月だというのに出くわしたキビタキのメス。腰の黄緑色が目に付いたのであっさり本種と識別できました。 例年なら10月中旬には去っているはずの夏鳥ですが、未だに彷徨いているのは例年より気温が高いからでしょうか? ↑ これだけだと私…

ブラックなキャッチコピー

FMラジオで流れているニッサン デュアリスのコマーシャル。 「このクルマは人生を加速する」って、それじゃぁ早死にするってことじゃないの?

尉鶲(ジョウビタキ)♀

先週のオスに続き、メスもカメラに納めることが出来ました。ジョウビタキの渡来は順調なようです。 今日は地元で鳥見。冬鳥シメを今季初認です。一方では夏鳥のキビタキもまだ居残っていたりして、このあたりは暑い秋の影響なのかもしれません。 視線を下に…

翡翠(カワセミ)♂

朝夕には肌寒さを覚えるようになりましたが、南関東は秋色未だ遠くイチョウも緑を色濃く残しています。 そんな周囲の色彩に負けず一際鮮やかになってきたのは初夏に生まれたカワセミ。来る冬を乗り切れば立派な成鳥となるでしょう。

うわの空

お偉いさんの訓辞中、ふと見上げるとチョウゲンボウがホバリングしながら輪を描いていました。 信号待ちの交差点、上空を横切ったダイサギを目で追っていると後続車からのクラクション。 「うわの空」って鳥バカのためにある言葉のようですね。

オオスズメバチ

里山歩きで一番厄介なのがコイツ、オオスズメバチ。尾根筋の樹木で樹液に集っていたりするので、不用意に近づくと悲惨なことになりかねません。何しろ黒い物を攻撃する習性があるので、黒系のウエアやデイパックを背負っているときなどは近くを飛ばれただけ…

ホソヒラタアブ

アブといっても人畜無害なハナアブの仲間。11mmほどの小さなアブだけど、野辺の花や花壇でよく見かけます。幼虫はアブラムシを補食し成虫はせっせと受粉に勤しむ、園芸好きにはありがたくも心強い存在です。 それにつけてもクワガタやカメムシなど「ヒラタ」…

立待月(月齢17.287)

陰暦の十七日月は、日没後に立って待つ間に程なくして昇ってくることから「立待月(たちまちづき)」と呼ばれます*1。これからは日を追って月の出が遅くなるので、月齢の様をさす言葉も「居待月(いまちづき)」「臥待月(ふしまちづき)」「更待月(ふけま…

尉鶲(ジョウビタキ)♂

自宅の周辺でも例のヒンヒンヒンという消え入るような地鳴きが聞こえ、ツグミ科の先陣を切ってジョウビタキがやって来ました。昨シーズンと概ね同じ時期の初認。本来は好奇心旺盛で人の近くにでも寄ってくる鳥ですが、渡来直後のこの時期は警戒心が強いよう…

台風一過(月齢16.398)

あっと言う間に*1関東の南方海上を駆け抜けた韋駄天台風20号。 見上げれば、先ほどまでの風雨が嘘のように残滓の雲を月が照らしています。 さてと、明日は晴れそうだな。 *1:思わず耳を疑ったけど、ピーク時の速度が95km/hだった。こんなに速い台風は記憶に…

白鶺鴒(ハクセキレイ)♀

過眼線や頬のあたりに黄色味があるので若いオスかな? この個体を撮ったのは里山の稜線近くにある小さな畑。セキレイというと一般に水辺の鳥という印象ですが、ハクセキレイに限っては意外なほど水辺を離れたところでも見かけることがあります。この行動圏の…

今宵の月(月齢12.282)

今宵は十三夜。十五夜(中秋の名月)は中国伝来の行事だそうですが、十三夜は日本古来の風習だとか。満月に僅かに至らない風情を愛でるのは日本独特の感性なのかもしれませんね。 いささか無粋な痘痕面ですが、右下の白いクレーター「ティコ」は比較的新しく…

黄昏の月(月齢10.116)

暮れなずむ空にとけ込みそうなので、ちょっとコントラストを上げてみました。

嘴細鴉(ハシボソガラス)

我が家周辺では圧倒的に多数派だったハシブトガラスがどういうわけかめっきり減り、ハシボソガラスが勢力を拡大しています。ハシブトに比べると小柄でダーティーなイメージも幾分少ない彼らですが、ガァーガァーと濁った鳴き声はいただけません。

今宵の月(月齢9.255)

日没後は刷毛で掃いたような筋雲が朧な月を演出していましたが、この時間はすっかり晴れました。 北国から冬の便りが届きはじめ、いよいよ秋も深まります。 さて、このブログでも幾度が話題になった月面の「直線壁」。 画面真ん中の引っ掻いたような線がそれ…

翡翠(カワセミ)♂

朝夕は肌寒さを覚え、漸くの秋を実感する今日この頃。といっても九月まで夏日連発だった記録的な猛暑を反映するらしく、モミジには色づく気配がまったくありません。水面に張り出したモミジの枝で翼を休める若いカワセミ。季節の移ろいは飛び込む水温で実感…