オオスズメバチ

里山歩きで一番厄介なのがコイツ、オオスズメバチ。尾根筋の樹木で樹液に集っていたりするので、不用意に近づくと悲惨なことになりかねません。何しろ黒い物を攻撃する習性があるので、黒系のウエアやデイパックを背負っているときなどは近くを飛ばれただけでも緊張が走ります。
ところで、スズメバチを撃退しうるニホンミツバチに対し、セイヨウミツバチは一方的に狩られてしまうそうです。養蜂家にとっては笑い事じゃないけれど、この関係がセイヨウミツバチの拡散をおさえ、在来種であるニホンミツバチの命脈を保たせているという指摘もあるそうです。

さてさて、君子危うきに近寄らずということでフィールドスコープ最短の6.5メートルからデジスコで撮ってみました。体長が50mm近くあるだけに画面いっぱい大きく写せます。一眼レフの望遠マクロに比べると被写界深度が深いし、昆虫の撮影でも意外に使えそうな手応えでした。