上弦の月(月齢8.547)

夕刻に木枯らし1号が吹いた南関東の夜空は、時折千切れた雲塊が足早に翔ていく快晴。
南西の夜空を美しい上弦の月が照らしています。

その「上弦の月」ですが、月齢7〜8の半月を弓に見立てると、西の地平に弦を上にして没することに由来します。同様に「下弦の月」は月齢22〜23の半月が西の地平に弦を下にして没することによります。つまり満月を境に前半の半月を上弦、後半の半月を下弦と呼ぶわけです。