2006-01-01から1年間の記事一覧

CFカードのデータ復旧

うっかり未転送の野鳥撮影データが入ったままのLexar製CFカードをフォーマットしちゃいました。 そこでデータを救出すべくLexarの製品に標準添付のソフトウェアImageRescue2で復旧に挑戦。 対象メディアが4GBだったのでそれなりに時間は掛かりましたがめでた…

翡翠(カワセミ)♂

この季節ならではの背景ですが、2年前の在庫カットです。 今同じ場所を訪れても荒廃が進み、カワセミの影さえ見あたりません。 写真の本質は記録にあると理解しているけれど、あっという間に昔語りの記録になっていくのは悲しいものですね。 EOS 10D EF400m…

青鵐(アオジ)♂

ススキの中や公園の植え込みの中から耳に心地よいヂッヂッという地鳴きが聞こえたら、おそらくそれはアオジでしょう。同科のホオジロやカシラダカに比べるとおっとりしたアオジのこと、しばらく待っていると姿を見せてくれます。 そうそう、ススキや葦原のア…

緑啄木鳥(アオゲラ)♂

【キツツキ目キツツキ科】 林床の落ち葉をかき分け採食しているツグミを観察していたら、突然ケレケレレと鳴きながら舞い降りてきました。地上のアオゲラと言えばこれまでに水浴びを見たことはありましたが、採食のために降りてきたのを観察するのは初めてで…

無駄を覚悟で

アクセスログをチェックすると明らかに野鳥の飼育を目的としたキーワードが少なからずあります。願わくば傷病鳥の保護のためであって欲しいけど、おそらく大半は非合法な野鳥の捕獲や飼育、さもなくばエゴ丸出しの餌付けのためでしょう。野にあってこその、…

鶫(ツグミ)♂♀?

ツグミの雌雄識別は図鑑でも『メスは翼や背の褐色味が強く、黒っぽくない』といささか観念的な記述。しかもツグミには意外なほど柄の個体差があります。写真の2羽はペアで行動していたので雌雄の可能性もありそうですが、前述の識別方法を当て嵌めてみてもあ…

鵯(ヒヨドリ)

小型ツグミやヒタキ科のヒゲに言及したのは数日前。ヒゲつながりと言うほどのことでもありませんが、一昨日撮影したヒヨドリのアップ画像を見ていたら同様のヒゲを見つけました。木の実や花の蜜など植物質の食性と思いがちなヒヨドリですが、繁殖期のメイン…

久しぶりに夫婦で探鳥。多摩丘陵の緑豊かな公園をゆっくり存分に歩いてきました。 重たそうな空だったのでデジスコはお休みして、デジタル一眼レフと望遠レンズの一本槍。 目:ヒヨドリ・ムクドリ・キジバト・ハクセキレイ・ツグミ・ジョウビタキ・モズ・ホオ…

懸巣(カケス)

ジェージェーとドスの効いた嗄れ声はカラスの一族であることを物語っているようですが、ご覧の通りなかなかおしゃれな羽衣です。 この冬、我が家周辺ではカケスが例年になく多いようで、梢の高いところを飛び渡っていく様子ばかりが目に付きます。なかなか撮…

今宵の月(月齢15.650)

月齢では15だけど、満月の翌日だから十六夜(いざよい)でいいのかな。 ここ数日の晴天夜でも最も透明感のある月でした。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) カメラ設定:f=9.5mm F3.1 1/160sec AWB ISO50 M(合成焦点距離…

瑠璃鶲(ルリビタキ)

今季初撮りのルリビタキ。若いオスと紛らわしいところですが、おそらくメスと思われます。 同じツグミ科のジョウビタキに激しく追われていました。カラ類やアオジにメジロなどテリトリーに浸入する野鳥は数知れず。なのに何故ルリビタキだけを激しく追い払う…

今宵の月(月齢14.511)

輝面比から言えば昨夜よりは満ちていますが、既に欠け始めの月でもあります。 ドンピシャの満月だった今朝09:25の月齢は14.088。何となく月齢のピークは15と思い込んでいました。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) カメラ…

尉鶲(ジョウビタキ)♂

オスに限らずジョウビタキの口元には横に伸びたヒゲがあります。これは餌となる昆虫を空中でキャッチする際に捕獲網として効果を発揮するようで、ジョウビタキの属す小型ツグミだけでなくヒタキ科など虫を空中捕食する種類には共通した特徴でもあります。 さ…

紋付鳥とはよく言ったもんだ

2007年オリジナルカレンダー印刷データ公開のお知らせ>http://d.hatena.ne.jp/Tpong/20061110/p32007年オリジナルカレンダー実費配布お知らせ>http://d.hatena.ne.jp/Tpong/20061110/p2

今宵の月(月齢13.469)

一見すると満月にも見える今宵の月ですが、正確には明朝9:25。 東京の月没は05:32なのでリアルタイムの満月を見ることは出来ない相談ですね。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) カメラ設定:f=9.5mm F3.1 1/200sec AWB IS…

目白(メジロ)

メジロの群れ同士がかち合うと壮絶なバトルを展開し、より強い群れが弱者を徹底的に追い払う様子を観察することがあります。そのくせエナガやシジュウカラとは緩やかながらも群れを組むし、ちょっと不思議ではあります。多いときは10羽程にもなるメジロ群の…

小啄木鳥(コゲラ)

久しぶりに400mm付きのデジタル一眼レフに一脚だけの軽装で自宅付近にある都県境の尾根道を散策。落ち葉を踏みしめそぞろ歩く頭上からは、カラ類やメジロに混じってコゲラが木を叩く音が聞こえてきます。だいぶ見つけ易くなってきましたが例年に比べるとまだ…

今宵の月(月齢11.474)

満月まで3日に迫った今宵は夜になって風が強まってきました。スコープ越しにもユラユラ大気が揺れているのが分かります。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) カメラ設定:f=9.5mm F3.1 1/100sec AWB ISO50 M(合成焦点距離…

尉鶲(ジョウビタキ)♀

畑の杭でオドオド気味に周囲を警戒するジョウビタキ。目下の悩みは同じ畑を縄張りにしたモズの妨害です。モズほどではないにせよジョウビタキも昆虫がメインの食性なので、両者の関係は相容れないのかもしれません。 それにしても警戒態勢だと表情もきつくな…

今宵の月(月齢10.442)

日増しに丸みを帯びてその輝きを増しつつある月面では、虹の入江やガッサンディが夜明けを迎えようとしています。 撮影データ:CASIO EX-Z850 & Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) カメラ設定:f=9.5mm F3.1 1/80sec AWB ISO50 M(合成焦点距離f=2300mm…

蒼鷺(アオサギ)幼羽

【コウノトリ目サギ科】 全体に灰色っぽいし頭頂部の濃い青がはっきりしていないことなどから、初めての冬を迎える若い個体と推察。こう見えても日本のサギ類では最大で、翼を広げると160-175cmにも達するそうです。 さて、ご覧の通りの逆光。晩秋の太陽は画…

鶫(ツグミ)

ツグミの地鳴きはクワックワックワッ。同族のシロハラほどは鋭くないけどなかなか響く音量。人や犬が近づくとすぐに飛び立ち木立に隠れますが、この地鳴きで居場所がすぐに分かっちゃいます。シロハラに追われたりひとまわり小さなモズにびびったりと、かつ…

はや霜月も終わりぬ

2007年オリジナルカレンダー印刷データ公開のお知らせ>http://d.hatena.ne.jp/Tpong/20061110/p32007年オリジナルカレンダー実費配布お知らせ>http://d.hatena.ne.jp/Tpong/20061110/p2

目白(メジロ)

藪の中で寄り添うメジロ。仲睦まじく羽繕いしていました。飼い鳥は別として、ケンカすることなく身を寄せ合うのはメジロとエナガしか思いつきません。他にも寄り添う鳥がいるのかなぁ。 野バラの茎や枝が被ってしまいうるさい構成ですが、メジロの愛嬌に免じ…

Googleマップでナスカの地上絵

ペルーのナスカ平原は昨年掲載したように地上絵を空撮した思い出の地でもありますが、訪れたのは1982年。あれからずいぶん時が経過しました。そんな地上絵をGoogleマップの衛星写真で見てやろうと意地になって自力で見つけてみました。他にも幾つかあったけ…

尉鶲(ジョウビタキ)♂

ジョウビタキは意外に長風呂で、水浴に5分以上を費やしていました。バシャバシャと水飛沫をたてるかと思えば写真のようにうっとりとしたような状態でしばらく佇んでみたり。人間同様で美しい羽衣を保つにはそれなりの努力と自己陶酔が必要なのかも(嘘) EOS…

画眉鳥(ガビチョウ)

【スズメ目ヒタキ科】特定外来生物 特定外来生物にも指定され近年南関東で急速にその数を増やしつつあるガビチョウ。最近はその鳴き声だけでなくかなりの頻度で姿を見かけます。そのぞっとするほどの進出ぶりに蹴散らされた在来種がいないかどうか気になると…

嘴広鴨(ハシビロガモ)♂

換羽さなかのハシビロガモ。オスらしい冬の装いが完成するのはまだ先のようです。このハシビロガモをはじめオナガガモやコガモなどを昨冬の石垣島で視認しましたが、カモ類の越冬範囲はかなり広いようです。 EOS 20D EF400mmF5.6L USM ISO400 F5.6 1/1600sec…

四十雀(シジュウカラ)♂

四季を通して楽しませてくれるシジュウカラですが、落葉が始まるこの時期になるとこれまで以上に姿を見つけやすくなってきます。林床でカサカサと落ち葉をかき分けて餌を探す姿も可愛らしいですが、本来樹上で暮らすシジュウカラが地面で採餌するほど餌の乏…

白鶺鴒(ハクセキレイ)♀

この角度では今ひとつ分かり難いのですが、額の白い部分が広いのでオスと識別できます。また顔に黄色味が残っていることから第1回冬羽の若い個体と判断できます。よく似た感じのセグロセキレイだと雌雄の見分け方がさらに難しく、私のレベルでは雌雄2羽が揃…