野鶲(ノビタキ)♂冬羽

【スズメ目ヒタキ科】
夏の繁殖期を高原で過ごし、平地には春と秋の通過時に姿を見せる。
夏羽(繁殖羽)は全く異なる装いとなるので春の姿を見たいと思っているのだが、地元で見かけたという話はほとんど聞かない。
よほど旅を急いでいるのだろう。

秋はというと、河川敷や収穫が終わり藁干し中の田んぼなどに数日から一週間ほどは留まってくれる。
春は駆け足、秋はのんびり。
そんな様子から、南への旅に気がのらないように思えてならない。

余談だが、ノビタキのオスにバードウォッチャーが用いる通称は「ノビタ」。
一方のメスは「しずか」でも「ノビ子」でもないのが片手落ちかもしれない。
まぁ可憐なメスを「ジャイ子」と呼ばないだけ良しとしよう 。
撮影データ :〈上〉Canon EOS 7D + EF400mmF5.6L USM + ExtenderEF2xII /〈下〉Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) Canon IXY210F / 2013年10月 相模原市
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