デジスコの内面反射対策

カメラや望遠鏡などの光学機器には、レンズの鏡筒内側などでの乱反射を抑えるために反射防止処理が施されている。
ところがデジスコに用いられているデジカメはデジスコ用途を考慮されているはずもなく光沢素材であることがほとんどだ。IXY210Fもその例に漏れず、デザイン優先でレンズ枠や基部がキラキラのメッキパーツ。
このままの状態でスコープに組み付けると、アイピース(接眼レンズ)と相対する部分で乱反射が起きることは十分予想できる。
そこで、ブラケット内径に合わせて切り抜いた黒いフェルトペーパー(植毛紙)をレンズ枠に貼ってみた。

効果を検証していないので気休めといわれればそれまでだが、画質が低下しやすい逆光やコントラストの高い状況では意味があると考えている。
こんな工夫を考え施すことこそ「なんちゃってDIY」の真骨頂だとも思うのだ。そして異種混合たるデジスコを楽しむファクターでもあるしね。