翡翠(カワセミ)幼羽

【ブッポウソウ目カワセミ科】
 カイツブリの溜池では一足先にカワセミJr.が自立の道を歩んでいた。
未だ親鳥を目で追うところが未練がましいものの、不承不承に親離れを促されている様子が微笑ましい。

 コバルトブルーと翡翠色、そして鮮やかなオレンジ色がカワセミの通り相場だが、幼い頃はご覧の通り冴えない発色。クチバシも成鳥より短めで、微かにのぞく脚も珊瑚色には程遠い。
 だが、考えようによってはこの「目立たなさ」が幼いカワセミの生存に貢献しているのかもしれない。遠くからでも目立つ成鳥に比べると、背景に溶け込んで見つけ難いことは確かだもの。

撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 2012年07月 横浜市
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参考:カワセミ親子>http://d.hatena.ne.jp/Tpong/20070528
古いエントリーで恐縮だがカワセミ父から子への給餌画像。成鳥と幼鳥の羽衣が如何に違うかよく分かる。