【ブッポウソウ目カワセミ科】
ここにはなんども掲載してきたカワセミだが、なんだか久しぶりな気がする。遡ってみると今年1月5日のエントリー以来だった。実際の遭遇は少なからぬ頻度なので、一喜一憂するほどの意識をしていなかったと言うことになるのだろう。見方を変えるとそれ程までに「普通種」となったということの証左とも言えようか。一昔前の荒廃を思えばよくもここまで生息数を回復したものだ。70年代にピークを迎えた河川汚染が緩和しつつあるのもある程度の事実だろうが、それよりはカワセミが人工的な環境に適応しつつあるのだろう。もはや清流だけの鳥ではないわけだ。
この個体は子育て中の成鳥オス。腹を空かせたヒナの待つ巣穴への頻繁な出入り故だろうが、なんだか草臥れた印象ではある。そういう意味では自分と重なるなぁ。いやぁ、お互いお疲れさま!
撮影データ ：Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 2011年06月 横浜市青葉区
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