翡翠(カワセミ)幼羽

【ブッポウソウ目カワセミ科】
カイツブリの溜池で巣立ち間もないカワセミに遭遇。
クチバシの下部が赤く見えるのでメスかもしれないが、成鳥未満の雌雄識別には確信が持てず判断保留としておく。

カワセミの羽衣は光線状態によってコバルトともエメラルドとも形容され、腹部も目を引くオレンジ色。
体躯に似合わず小さな足は鮮やかなコーラルレッド。
宝石のヒスイはまさにこの鳥が由来で、「清流の宝石」と形容されるのも無理からぬ。

が、幼鳥はご覧の通り全ての発色が鈍く、成鳥の鮮やかさにはほど遠い。
原石が磨かれて「翡翠(ヒスイ)」となるまでは半年待たねばならない。
さらに、私的な見解だが足の黒ずみが消えてコーラルレッドになるには1年半を要すようだ。

撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-14WE(32xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 2013年06月 横浜市
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