石垣島・西表島レンタカー事情

今回の旅では竹富島で過ごした最終日を除くほぼ全日程でレンタカーを利用しました。*1

  1. トヨタ ヴィッツ(現行モデル) 石垣島(前もってANAのパッケージで組み込み)
  2. トヨタ スターレット(相当旧式) 西表島(前もってANAのパッケージで組み込み)
  3. ホンダ ライフ(前モデル) 西表島(現地で手配)
  4. ニッサン キューブ(現行モデル) 石垣島(現地で手配)

 石垣島のレンタカーは整備状況やクルマの年式など本土や沖縄本島と遜色ない状況。
ただ非メジャー系のレンタカーの方が相対的に低価格のようです。また、飲食店やお土産屋などに置いてある割引クーポン付きパンフレットを利用するとさらに安くなるので、シーズンオフで事前予約に拘らず現地手配が可能ならこの方法がお薦めです。尚、今回借りた車には特に指定しなくてもカーナビが付いていました。


 西表島での初日はANAのパッケージに組み込んでおいたS(1300cc)クラスでしたが、受け取ったのは相当古い2ドアのスターレット。ガスの充填不足かエアコンがあまり効かず、炎暑の中を窓を全開で走行。何よりも参ったのは後部座席の乗り降りで、これには閉口しました。*2軽自動車のレンタカーも4ドアが当たり前の昨今、このグレードと料金で2ドアは勘弁して欲しいところです。
気を取り直して2日目は違う業者から軽のライフを調達。横幅こそ軽規格の狭さですがヘッドクリアランスが十分ある上に4ドア。もちろんエアコンも普通に効くし、運転した自分のみならず家族にも好評でした。
いささか教訓めいてますが、西表などの離島では実車を見てから借りるのが鉄則なのかもしれませんね。尚、両車ともカーナビは無し。もっとも西表島ではその必要をほとんど感じませんが。


 今回の旅は鳥撮りをメインの目的としていたので時折幹線道路を降りて細い枝道や未舗装の農道を走行しました。また何故か生身の人間よりクルマの方が野鳥たちに警戒され難いこともあり、クルマの中から撮影することも少なからずありました。こうした使い方だとスターレットは論外としてもヴィッツはもう少しロードクリアランスと視点の高さが欲しい感じです。またキューブの視点は程良かったのですが、シート形状やフィッティングがしっくりこなくてちょっと腰痛気味になってしまいました。(これはグレードにもよるのかな)そういった意味では車幅ゆえの取り回しの良さや視点の高さも相まって、軽ライフの使い勝手が印象に残ってます。石垣だと2時間で一周できるし周回道路がない西表も両端まで片道で1時間半といったところ。島の大きさなどを考慮してもコンパクトカーで十分なのかも。


追記:西表島でのスターレットはEP9#系で1997モデルのカラット(Carat)のようです。1999年にモデル廃止となったそうですが、最終年式と仮定してもレンタカーとしてはかなり古いなぁ。

*1:竹富島ではレンタルママチャリ(笑)

*2:普段が4ドアなので不慣れなせいもありますが