2014-05-01から1ヶ月間の記事一覧

軽鴨(カルガモ)

【カモ目カモ科】 井戸端ならぬ畦端で会議中のカルガモたち。 「今年の田起こしは遅かったねぇ」などと言い合っているのだろうか。 さて、一番手前の個体にご注目。この個体だけ後頭から首の後ろ側が黒ずんでいる。 おそらく何分の一かはアオクビアヒルや合…

鳰(カイツブリ)

【カイツブリ目カイツブリ科】 里山の灌漑用溜池ではカイツブリの恒例ヤキモキ繁殖が始まっている。 5個まで生んだ卵が一夜にして消失するなど前途多難ではあるけれど、めげずに新たな営巣を再開していた。 日曜正午の段階で2個を確認していたが、別の鳥に…

十三夜(月齢12.214)

旧暦十三夜と聞けば満月二日前をイメージするのだが、実際の満月は四日後の5/15(旧暦17日)となる。 なるほど、十三夜月にしては細めなわけだ。 現用デジスコで撮影できる月面の限界も見えてしまい、スコープを夜空に向ける興を失ってしまった。 けれど、南…

カキツバタ

連休の最終日、里山の片隅で栽培されているカキツバタを400mmレンズの極薄ピントで捉えてみた。 なにしろ一眼レフで撮る写真の九割はこのレンズを使用している。 イメージセンサーサイズがAPS-Cのカメラだと対角視野が4.5度。 野鳥が相手ならこれでも広角す…

嘴太鴉(ハシブトガラス)

【スズメ目カラス科】 生憎と実質二日の連休だったのだが、地元里山での夏鳥探鳥は空振りに終わってしまった。 いくつか考えられる原因の中で最大と思われるのが、異常なほど集結していたカラスによる騒乱。 あれでは留鳥さえも寄り付くまい。 さてそのカラ…

河原鶸(カワラヒワ)♂

【スズメ目アトリ科】 驟雨というのだろうか、朝の里山は無数の雨滴が新緑に弾け、ザーーッとした背景音に包まれる。 ガビチョウやヒヨドリのけたたましい鳴き声が雨音を貫いて耳に届く。 だが肝心の夏鳥は姿はおろか鳴き声さえも聞こえない。 一時間ほど粘…