十三夜(月齢12.214)

旧暦十三夜と聞けば満月二日前をイメージするのだが、実際の満月は四日後の5/15(旧暦17日)となる。
なるほど、十三夜月にしては細めなわけだ。

現用デジスコで撮影できる月面の限界も見えてしまい、スコープを夜空に向ける興を失ってしまった。
けれど、南西方面から梅雨入りの話題が聞こえてきたら、なんだか気もそぞろ。
これも貧乏性の為せるところだろうか。
撮影データ :Kowa TSN-824M + TSE-9W(50xアイピース) / CASIO EX-Z850 / 2014/05/11 20:22:29

風景がらみは別だが、月を撮るのにデジタル一眼レフを使うことはほとんどない。
解放値がF5.6以下のレンズにテレコンを使用するとAFが効かないし、暗いファインダーでのMFは至難の業なのだ。
だがEOS 7Dにはライブビューの機能があることを思い出した。
AFの効かないテレコン使用でもライブビューの拡大機能を使えば微妙なMFが可能なはず。
駄目で元々、いつもの400mmレンズに2xと1.4xのテレコン重連結を試みてみた。

Exif情報では2xテレコンしか認識されていないが、合成焦点距離は400×2×1.4=1120mm。
イメージセンサーAPS-Cなので、35mm換算だと1792mm相当となる。
2xはCanon純正だが1.4xはKenko製の古いテレコン
そんな組み合わせでも案外撮れるものだなぁ。
撮影データ :Canon EOS 7D / EF400mmF5.6L USM + 2xテレコン + 1.4Xテレコン (合成値f=1792mm F16)/ 2014/05/11 20:22:36