松島へ

松島そしてウミネコ(海猫)

 もっぱら運転手として家人の帰省に同道することおよそ1600km。目的を果たした帰路、松島と塩竃に立ち寄りました。

 松島では観光船にすかさず乗船。季節や光線状態を考慮すればまともな写真も撮れるのでしょうが、猛暑の日盛りではトホホな結果に。

 松尾芭蕉は松島の景色を「島々や千々に砕けて夏の海」と詠んでいるけれど、船上からの目線では実感し難い気がします。見晴らしの良い高台からの景色であったり、現代なら空撮の映像でこそ多島海を一望できそうです。

 ウミネコも心なしか元気がないような。猛暑が堪えるのは人のみにあらずですか。

そして瑞巌寺へと大汗をかきながら足を運びます。伊達家縁の古刹はさすがの佇まい。

 ひねくれ者は足下の寸景に目をとめる。まぁ見どころ満載の順路内は撮影禁止だったので。