オナガはいつも不期遭遇

オナガ(尾長)

 【スズメ目カラス科】

 オナガは樹上性の鳥と認識しているのだが、今回は珍しく地上採餌に出くわした。なにやら虫の類いを食しているようでしばらく地上に留まっていたが、その間長い尾羽が地面につかないように高く掲げ気味にしていたのが面白い。そんな所作になんとなくオナガの地べたアウェー感を感じる。

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なんとか飛翔シーンを撮りたいと、1時間ほど粘って撮影。
できれば翼を広げたシーンを押さえたかったのだが、まぁ贅沢は言うまい。

鳥にとって空気は「掴むもの」もしくは我々にとっての水のように「掻くもの」なのかも知れない。そう思わせるシーンではある。

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無粋なコンクリートの背景だしシャッター速度の関係で被写体ブレを起こしているが、翼の色合いが分かる程度には撮れていた。

鳴き声が残念に思えるほど、シックで美しい鳥だ。

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低空飛翔シーン狙いの無理な姿勢が祟って腰痛気味。

いや、歳だねぇ・・・・

- 撮影データ:Canon EOS 7D / Canon EF400mm F5.6L USM

タグ「飛翔」 - 撮鳥見鳥 fotolife

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