梟(フクロウ)

【フクロウ目フクロウ科】
今回の遭遇では一気に数百枚撮影出来たので、画像の整理選択に時間を費やしてしまった。
そこで第二弾。

夜間の狩に特化したフクロウはハイテク装備を駆使している。
ざっとあげると

  • 暗視装置 − 人間比10〜100倍の集光感度
  • 光学測距 − 遠近認識に適化した両眼の前方配列
  • 集音装置 − 集音効果絶大な凹状の顔面(顔盤)パラボラ
  • 位相集音 − 右耳が左耳より高い位置にあることによる音源の上下把握
  • 全周探知 − 各種センサー機能満載した頭部の可動範囲が大きく首は270度回せる
  • 消音装置 − 初列風切の消音機能による羽音の起らない無音飛行
  • 自在鉤爪 − 獲物を掴みやすいよう自在に回転する第4指

成鳥は日に100gを食すそうなので、体重30gの野ネズミなら3〜4匹を捕食する必要がある。
ましてや育雛期だと相当量の獲物が必要となり、ハンティングの効率は死活問題そのもの。
ハイテク装備の数々は必然ということなのだろう。

↑画像、尾羽まで写せたのだが肝心の頭部が枝を被っている。
三脚のローアングル機能で限界まで低くしたのだが、どうにもならなかった。

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