梟(フクロウ)

【フクロウ目フクロウ科】
地元里山周辺では以前から幾度か鳴き声を聞いていたし、ペリット*1も見つけていたので生息しているだろうとは思っていた。
正月明けから幾つか目撃情報をいただいていたのだが、ようやく逢うことが叶い春早々に「福」来るといった心持。

いかにも森の賢者らしい佇まいだが、これでなかなか猛々しい食性。
フクロウが生息できるということは餌となる小型哺乳類が十分にいることの証でもある。

本来夜行性であるためか、日中はほとんど微睡み状態。
ようやく目を開けたかと思ったら、数瞬のちには地上に舞い降り、獲物を捕ったようだ。
ひょっとすると聴覚だけで獲物の気配から概略位置まで掴んでいるのではないだろうか。
そう思わせる一幕だった。

カメラ位置からは死角だったので狩を見ることはできなかったが、これぞ「眼福」というものだろう。

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*1:骨や羽毛など、吐き出された消化できないもの