光陰矢の如し

先週は昼夜通し作業日が二回あり、体内時計がデタラメなコンディション。
それのみならず立て込む仕事に地域の行事が重なり、鳥見もままならない週末を過ごしてしまった。
在庫を浚えば野鳥の写真には事欠かないのだけれど、たまには我が家のボタンインコ嬢を登場させよう。

ようやく得た憩いの時間を慰めてくれたのは、来春11歳になる老嬢ボタンインコ
日々の世話をするヒゲボウスをパートナーと認識しているらしく、カゴに布を掛けていても気配を察すると大騒ぎ。
興奮してガブリとやられると出血必至の鋭く大きなクチバシだが、人差し指と親指で挟む様に撫でてもらうのが彼女の好み。
表面が荒れ気味なのは歳のせいだろう。ボレー粉などカルシウム不足には気をつけているのだが・・・・
我々無毛のサルことホモサピエンスは極端に分かり易いが、総じて哺乳類の老化は見た目にも明らかだ。
だが鳥類の場合は外見上の変化に乏しく、寿命を迎えると突然ばったり逝くらしい。
とは言え長い付き合いだ。加齢の様子は見逃しようがない。
さして長くはないはずの命だが、照る日曇る日を癒やしてくれた「健気」には感謝をしているよ。
撮影データ :Canon EOS 7D + EF100mmF2.8 MACRO USM