飼育動物

多摩zooへ

はたして何年ぶりだろうか、多摩動物公園を訪ねてきた。いやはや、起伏に富んだ歩き甲斐のある動物園で、己の加齢が息切れに拍車をかける。 散策メインながら少しは写真も撮ってみた。野鳥撮影が途切れがちになる梅雨から真夏、埋め草代わりに多摩動物公園の…

光陰矢の如し

先週は昼夜通し作業日が二回あり、体内時計がデタラメなコンディション。 それのみならず立て込む仕事に地域の行事が重なり、鳥見もままならない週末を過ごしてしまった。 在庫を浚えば野鳥の写真には事欠かないのだけれど、たまには我が家のボタンインコ嬢…

鴨川シーワールドの海獣たち

横浜ベイブリッジからアクアラインで東京湾を一跨ぎ。房総半島を横切ると陽光溢れる外房の海が現れた。八月最後の日曜日、一日ぐらいは家族の夏休みを実感したいとの声に押されて十数年ぶりの鴨川シーワールド。すっかり童心に返って過ごしてきた。 まず出迎…

家鴨(アオクビアヒル)♂

アヒルのルーツはマガモ。中国で家禽化されました。中でも原種によく似たアヒルをアオクビアヒルと呼びます。地元の公園池や溜池などには半ば野生化した連中が住み着いています。 カイツブリを追っていた視線の端で激しい水飛沫が上がり、何事かと注視すると…

イワトビペンギン(飼育鳥)

ペンギンとヤシ類の醸し出すアンバランスなアンニュイこそが日本の夏です(嘘)。 ところで動物園や水族館のペンギンが哲学的に見えるのは私だけでしょうか? 一応うんちくを・・・・ 南半球の亜寒帯〜温帯にかけての離島に生息。 英名のRockhopper Penguim…

ベンガルワシミミズク

年の瀬の小旅行でid:tsunさんに教わった、富士宮市(旧上九一色村)にある富士国際花園を訪れてみました。 ベゴニアやフクシアなどの花と世界のフクロウがメインのテーマパークです。 大小様々な数十種二百羽のフクロウは圧巻で、時が経つのを忘れて見入って…

ペリカン

日本では動物園でしか馴染みのないペリカンですが、世界の広範囲に分布しています。 →は南アメリカ大陸の太平洋岸に生息するペルーペリカン。 南極に端を発するフンボルト海流は豊富な漁場を提供しますが、エルニーニョ(海水温異常)が発生するのもこの海域…

ホシホウジャク

スズメガ科に属し、同科のオオスカシバと共にホバリングしながら吸蜜することで知られています。ハチドリと間違えらることが多いようですが、ハチドリはパナマ地峡を挟んで南北アメリカ大陸に生息する鳥類。似ても似つかぬ蛾と鳥が見間違えられるというのも…

ペンギン

旭山動物園について言及しているのはid:suikanさん。写真のペンギンは下の写真のと同種かな? [旭山動物園]動物園で考えたこと(2) こちらのペンギンは八景島シーパラダイスで撮ったものですが、suikanさんが書かれた通り、あまりの水中スピードに驚きました…

雉(キジ)♀

縄張り防衛に努めるオスはその鳴き声やドラミングで存在を誇示するだけでなく、色もまた遠くからの識別を容易にしています。一方メスはオスとはうってかわって保護色を身にまとっています。やはり生き抜くこと、そして次の世代を育むことが至上の目的なんで…

飼育下での観察

自宅から歩いていける遊園地内にミニ動物園があり、幾種類かの鳥が放たれた大きなゲージの中にそのまま歩いて入れるようになっています。花見のついでに覗いてみたらキジ・コジュケイ・カルガモが加わっていました*1。双眼鏡やカメラのファインダー越しでは…