チョウの吸水は土中のミネラル補給が目的という解説を聞いたことがあるが、体温を下げるためという説も耳にする機会が多い。また吸水は♂にしか見られない行動だとも聞くが、実際のところはどうなのだろうか。
↑鳥撮りの河原で見かけたのはアオスジアゲハの吸水行動。100mmマクロレンズでは逃げられると判断し、あまり寄れないEF400mmF5.6Lとカメラボディの間にエクステンションチューブEF25とEF12を連結して撮ってみた。（これでようやく推定撮影倍率：0.25〜0.3x）
↑同じ道具立てで上から撮影。被写界深度が浅すぎてアウトフォーカスしているが、お尻から水滴を飛ばしているのがお判りだろうか。およそ10秒間隔で、結構な量の水を排出するのだが、目の当たりにするとチョウの吸水が想像以上に大量だと気付かされる。
撮影データ ：Canon EOS 20D + EF400mmF5.6L (接写リング使用)/ 2011年05月 神奈川県海老名市
